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【難化?易化?】共通テスト世界史2023を終えて~2024~2025はどうなるのか~

【難化?易化?】共通テスト世界史2023を終えて~2024~2025はどうなるのか~

 

こんにちは。

今回は先日実施された共通テストの

問題から過去の問題との変更点の確認と

共通テスト3年間の変化を見ながら2024年の共通テストの見通し、

今からやるべき私立大学対策について話していきたいと思います

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世界史の正しい勉強法はこちらをお読みください

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共通テスト世界史2023講評

共通テストを受験した皆さんはお疲れ様でした。

まず講師が自らとき、分析した体感では「やや難化」といったところでしょうか

しかし大事なのは「難化」であっても共通テストが

問うている擁護のレベルとしては今年も前年までの共通テスト同様、

言ってしまえばセンター試験時代から大きな変化なく安定した水準で推移しているといえます

今年の地歴科目は各社の予想平均点を見る限り大きな教科間の差はなく、

出題形式や難易度などが安定している印象を受けます。

なので今後共通テストを

受験する人は過去問を参考に対策を練ることができると思います

本題の今年の世界史問題ですが

資料が増えました。

これは本番緊張した状態で受ける受験生にとって相当体力を削られると思います

普段から入念に資料を読む練習をしていた人が報われるように感じました

今年の共通テストで顕著になったのは読解能力の必要性です

世界史の知識があったとしても資料を読み、

必要とされる情報を抽出した上で

解く必要があるため国語力や知識をつなげて考える論理的思考力が必要とされると思います。

受験生を苦しめたという点では中国文化史からの出題も同様ではないでしょうか。

例年苦手とする受験生が多いのは戦後史と文化史です

そのうち今年は戦後史からの出題が少なかった

一方文化史からの出題が昨年より増加して苦しんだ人もいたのではないでしょうか

これらの点で昨年よりやや難化しているとは

思われますが大きな平均点の変動はないようにも思われます。

 

共通テスト世界史2024~2025はどうなるのか

センター試験から共通テストに

変わり3年目が終了しましたがここまでの傾向として現れているものをまとめると

資料が多く出題される

地図の確認が必須

国語同様共通テスト特有の探究活動を模した会話からの出題がある

これらが挙げられます

 

世界史はこれ一冊!一冊逆転プロジェクト

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共通テスト世界史を攻略するためにやるべきこと

資料読解問題の対策

来年以降も資料読解問題の数は維持または増加が予想されます

そのため共通テストで高得点を取るためには避けては通れない問題となります。

その対策として挙げられるのは

1.各社の予想問題を解く

共通テストは模試も大手予備校各社が複数回開催しており、

対策問題集としても発売されているため問題を集めることは容易でしょう

それをしっかりと活用すること、

各shの問題で資料問題中心の形式になれることが最も本番につながる対策でしょう

2.資料集を活用する

問題で多くの資料を読むことは大事ですがそれ以前に資料を読み、

知識とつなげる訓練としては資料集の活用が大切です

普段から歴史の流れだけでなく資料に目を通すことで慣れが生まれます。

特に風刺画などの各国の関係を表すような絵にはある程度のパターンが有り、

それを資料集で繰り返し見ているだけで資料の内容が予想しやすくなります。

文献史料についお手も一つでも多く読んでいることが連想しやすさ、

知識の引き出しやすさにつながってくるため普段から目を通しておきましょう

 

会話問題の対策

共通テストの特徴とも言える会話形式の問題

その対策法については「教科書」「年表」にヒントがあります

教科書の多くは時系列順でありながらも地域で分かれているため同時代史などへ手が回りません

それを年表で補完しながら考えることは論理的思考の訓練になります

歴史の流れを丁寧に説明する論理能力があれば会話問題は正解できるでしょう

普段から連想ゲームのように知識をつなげて引き出す訓練をするとより効果的と思います

 

また、当然ながら会話文も資料読解も根底に要求されるのは

国語能力であるので論理的読解は普段からの訓練を怠らないようにしましょう

 

最後に

ここまでは共通テスト世界史の講評と来年に向けた対策を述べました

しかし、今年の入試は始まったばかりです。

本命は私立大学という方は共通テストは知識の復習をしたら

スパッと切り替えて本命の大学へ気持ちを切り替えましょう

 

共通テストを終えて私立試験へ向かう際確認すべきは中国史の出題割合と文化史の出題割合です

私立大学の入試では共通テストと比較して文化史の占めるウエイトの大きい大学が多いです

そのため共通テスト以降は過去問を確認し、志望校で文化史が多く出題されている場合急いで復習をしましょう

多くの場合半月ほどの猶予があるので少しでも多く覚えたほうがいいです。

 

また、私立大学入試では正誤問題など共通テストに比較して細部まで正確に覚えていることを求める問題が多いです。

特に間違いを探す問題は意識して演習をこなさねばできるようになりません

なので少しでも多くの問題をこなし、用語集で都度確認して細部まで確認してください

共通テストは解けても私立大学入試に要求される知識水準に達しているとは

限らないため自分の力に自惚れることなく用語集と格闘してください

 

本日は共通テスト2023年の振り返りと2024年に向けた対策、ここからやるべき私立大学受験対策についてお話しました

受験本番まで最大限悪あがきして後悔しない結果をつかんでください!

 

 

今回は以上です!

 

世界史の正しい勉強法はこちらをお読みください

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