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満点が狙える!共通テスト日本史で周りに差をつける勉強法 !

みなさん、どうもこんにちは。武田塾大泉学園校です。

今回は、日本史選択の人必見!共通テストで9割、満点をも狙うことができる勉強法を紹介します。

日本史という教科でよく言われるのは、「おぼえるだけでしょ」です。

実際、覚えることがメインではありますが、単なる暗記だけを一生懸命頑張っても、8割の壁さえは超えられません。

日本史を選択した人には、またこれから日本史を学ぼうという人まで、「ここに気を付けて勉強をせよ」ということを4つほど紹介します。

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その① 文化史

文化史に関しては、しっかりと対策を練って勉強している人は少ないのではないでしょうか。日本史のメインとなる「通史」にばかりフォーカスを当てて、文化史はほったらかしという感じになっていませんか。実は、共通テストでもがっつりと出てきます。

 

特に共通テストは写真を用いた問題を多く出す傾向にあります。例えば、仏像や寺社仏閣の写真、巻物の写真が多い印象です。やはりこういった写真の問題は、名前を知っているというだけでは解けませんので、普段から教科書・資料集などに目を通すことも非常に重要です。写真に目を通して覚えたと言える基準は、その写真を見た瞬間にその名前・時代(何文化に属するのか)が特定できるレベルです。

 

また、文化史は各文化・ジャンルごとに体系的に覚えましょう。文化史を勉強することを後回しにして、一気に覚えるというやり方では、問題を解くための覚え方になりません。日本史は知識を横に広げる教科ですから、それぞれに関連性があります。通史の都度、しっかり目を通しましょう。

 

オススメの参考書① 図説日本史通覧

すべての写真がカラーでそれぞれに詳しい説明がついているので、

とても参考になる。教科書等での学習のおともにすれば、

ビジュアル付きで覚えることができるため、効率も良くなります。

 

その② 史料(資料)問題

文化史に通ずるところが多い気がしますが、

史料問題もなかなか対策がおろそかになっているのではないでしょうか。

教科書に掲載されているものから問題が出題されることもありますが、

多くは初見の資料になるとおもいます。

出題された問題に見たこともないものが出てきたら、てんぱってしまうその気持ちわかります。

 

しかし、出題者がそんな訳の分からない史料(資料)問題を出すわけがないのです。

そう、史料(資料)問題は、答えがその中にそのまま載っているのです。

ですので、皆さんが普段取り組む現代文や古文、

漢文を解くような感覚で臨んでください。

 

ということは、問題を解くカギは、

その史料(資料)中に散見されるキーワードに注目することです。

例えば、「天正○年、~~~」という文章があった際に注目するのは、

言うまでもなく元号の「天正」の部分ですよね。他にも、ある事件・政変などを

表す記述やある時代に特有のものなど読み解く手がかりは多く存在します。

特定さえできれば、全文を読み解く時間さえ短縮できます。

 

このように史料(資料)を読み解くために必要な要素を

キーワードとして文章を読み解いていきます。

 

その③ 庶民の生活に関する問題

これは、共通テストでは頻出のトピックです。

それぞれの時代ごとに農業・商業・特産品などに特色が存在します。

かなり地味な部分ではあるので、勉強する気が起こらないかも知れないですが、

満点を取るためには重要な要素ですので、しっかりと勉強しましょう。

これに関しては、教科書での学習をおすすめします。

というのも、

市民生活に関する記述は教科書が一番豊富だからです。
特に江戸時代の百姓・町人等に関する記述は、

それだけで約15ページほどあります。

また、その中には資料や図が含まれているため、読んで理解して、見て理解できます。

 

その④ テーマ史

その③に挙げた

「庶民の生活に関する問題」が被っている部分もありますが、テーマ史です。

テーマ史というのは、

「農業」・「商業」・「産業」・「女性史」・「社会主義」・「通貨」…

と一つ一つのテーマを時代ごとに体系的にまとめたものです。

一つのテーマを深く掘るので、時代関係を整理するのが難しかったり、

登場人物がマイナーなため、名前や顔を思い出しづらいです。

テーマ史に関しては、取り組む前にほぼ通史は完成させておきたいところです。

テーマ史を効率よく取り組むには、時代の流れを把握していることが重要だからです。

 

 

オススメ参考書② 実力をつける日本史100題

初学者がいきなり取り組むには難易度的に厳しいかもしれないですが、

通史をある程度終えて、知識の定着・応用、記述問題に取り組むならこの一冊です。

テーマ史に関する出題も豊富です。解説が秀逸なので、

3周は取り組んで、読み込めば、向かうところ敵なしです!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回上げた4つの日本史の肝をとりこぼすことなく、勉強してほしいのですが、

それ以外にも重要なのは、

自分が不安だと思う「穴」を塞ぐことです

この時期は、問題を解くアウトプットの機会が多いと思いますが、

その中で必ず自分の苦手な部分が出てくると思います。

その部分をそのままにせず、

インプット・アウトプットを繰り返すことで少しづづクリアしていくことが重要です!

また、過去問演習は非常に有効です。

共通テストでは、

どんな形式の問題・トピックが出やすいのかなどを把握することも重要です。

過去問の研究なしに満点はあり得ません!

共通テストまでの約1か月間、参考にして勉強に取り組んでみてください。

今回は以上です。

 

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