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【数学】共通テスト ひどい。難化?!なぜ解けないのか

共通テストには魔物がいる!? 何故普段の演習とこんなに差が出るのか。

 

1-1 記述式とマーク式は全くの別物!

普段の数学演習ではバリバリ解ける、

記述模試では点が取れるのにマークテストになると全く点数が安定しない、、、

 

こんな生徒さんの声をよく耳にします。

同じ数学の問題のはずなのにどうして解けないのか。

一般的に基礎と言われている(2022のはやりすぎですが)共通テストで、

記述模試以上の結果が出せないのは、”点数を落とさない演習”と、

”適切な時間配分を怠っていることにあります。

さらに細かい要因はあと二つほどあるのですが、

まずこの2つの観点から共通テストの点の取り方を学んでください。

 

共通テスト高得点を取る、点数を落とさない演習とは

ケアレスミスは、なくせないけど減らせる。

まず、普段の模試や演習とで共通テストと乖離を感じている人は、

普段の自分のケアレスミスに対してどのような処置を施しているかを考えてください。

計算ミスだから実質正解、

という考えをしている方は少なくないんじゃないでしょうか。

実際、それで記述模試は点数がもらえますが、

マーク模試ではどうでしょうか。

そうです、計算ミスをしてしまったら1点ももらえないのです。

 

また、計算ミスを偶発的にとらえている人も特に注意です。

ケアレスミスは、

たまたま起こるのではなくむしろ自分の普段の計算、

考え方の癖から必然的に起きています。

ここから言えるのは、

まず普段の演習から自分の計算ミスのパターンについて把握し、

どんなところでミスをしやすいかを把握しておくことは非常に重要です。

 

時間配分を適切に、キチンと守れているか。決めているか

ここの話は非常に重要です。

共通テスト模試を終えて、

家に帰ってから解きなおしをする際に

一度はこう思ったことがあると思います。

「うわ、この問題に時間を回していなければ10点ほどあがったのに。。。」

 

解答・解説のページをめくるたびに

そう後悔していた記憶が蘇ります。

 

なぜこういうことが起こってしまうのか、

今担当している生徒さんや自分の過去の経験から推測するに

全ての問題を解こうとしていませんか?

共通テストは、確かに基本的と言われる要素が詰まっていますが、

かなりの上位層でない限り満点をとるのはほぼほぼ不可能です。

そうすると、最初からすべてを解きに行こうとする姿勢はあまりよくないと思われます。

むしろ、自分の取れる最大の点数を取りに行った方が確実にいいといえるでしょう。

また、難しい問題や簡単な問題の判別は、

かなりの演習を積まないとわからないので、

とりあえず触ってみて1分何も思いつかなかったら次の問題にいくことにしましょう。

僕は浪人時代に1A 82,2B93点を取った時は

1A  ①20分 ②20分③10分 ④10分

2B       ①15分 ②15分 ③10分 ④10分

でやっていました

なぜ合計10分余らせていたかというと、

あともう少し考えれば解けそうだった問題に立ち向かう時間、

マークミスや計算ミスを確認する際に非常に有効だからです。

また、普段の演習をする際にも10分余らせて解くことに慣れておけば、

本番かなり余裕を持って取り組むことができると思います。

 

最後に、

共通テストに限らず過去問やアウトプット用の演習問題をする際に

核となることを紹介します。

 

自らの力を過信せず、流れに乗れ!

皆さんは、共通テストの問題を見たときに、

きちんと誘導に乗るようにしていますか?

その問題だけに囚われてしまって、前の問題を見返さなかったりしていませんか?

記述模試とセンター試験で大きく乖離が生まれてしまっているのは、

主にここの要素も大きいと思います。

 

わからなくなったら前の問題から派生させて考える!

基本的に、

共通テストにでる問題は誘導なしで解けない問題がほとんどです。

反対に言えば、

誘導にのらなければ全く歯が立たない問題もあります。

もちろん0から完ぺきに記述する能力も必要なときもありますが、

せっかく用意されているので前の問題とどう絡んでいるかを想像して解き進めましょう。

 

最後に

共通テストは、

今日ここに書いたものでは歯が立たないようなもの、

誘導がわかりづらすぎて解答をみても全く方針が立たないものがあります。

しかし、

そういうときほど捨てる勇気を持って確実に取れるところを取っていく技術、

ケアレスミスを防ぐ技術が要請されます。

全てを解こうとせず、

今日紹介した技術を用いて最高点を目指してください。

皆さまの吉報をお待ちしています。

 

 

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