世界史Aと世界史Bって何が違うの?
今回はよく似ている科目である世界史Aと世界史B
そのアルファベットの違いがどのような変化をもたらすのかについて解説します。
1.制度上の定義
世界史Aと世界史B後外とは一体何でしょうか
その前に「単位」の話をします
「単位」と聞くと大学生の話のほうが一般的と思いますが高校にも単位制度はあります。
そしてそれは大学のものとはは名前が一緒であっても全く別の定義をされています。
高校における「単位」とは週一時間の授業を一年間受けることを想定しています。
そのため週一時間の授業は一年で一単位といった扱いになります。
話を世界史に戻すと……
世界史Aは2単位 世界史Bは4単位になります。
単純に2倍の時間数を要するのです 。
出題範囲
世界史Bは世界史Aはに比べて2倍の単位数を要することは述べさせていただきましたが出題範囲の話にします
世界史Aは歴史全体を扱う科目ではありますが近現代史と呼ばれる範囲を中心に扱います。そのため範囲は、大航海時代、つまり16世紀以降に重点が置かれています。
一方世界史Bは地球誕生から現在まで、つまり35億年分の歴史を扱います世界史Aに比べると範囲がはるかに広いのです。
それが難易度にも大きくかかわってきます。
受験における扱い
先程世界史Aの方が世界史Bに比べて範囲が狭いとお話しました。
では圧倒的に世界史Aのほうが受験では有利なのではないか
その問への答えは「YES」となります。
しかし世界史受験したい場合には世界史Bに比べてに取り組むことを強くおすすめします。
なぜなら受験では大半の学校が世界史Bを履修している前提で出題しているからです。
私立大学では「世界史」としか表記していない場合も多いですがその 実情は世界史Bとなります。
なので 世界史Aとのみ履修していたところで世界史Bで出題される漸近剤の範囲には対応できず運が悪いと問題の大半が未履修と言った自体が起こるかもしれません
そのような自体を避けるためにも世界史Aを強くおすすめします
ではどのような人ならば世界史Aをで受験することができるのか
それは国立大学志望の人です。
数は少ないですが共通テストのみで世界史を使い、私立大学には他科目で受験する場合のみ使うことのできる科目ということです。
おまけに…今年の一年生からの扱いは?
今年高校に入学した一年背からは高校家庭のカリキュラムが変わります。
その変更によって世界史Aをという科目はなくなります。
変え割りとして日本と世界の近現代史中心に歴史を学ぶ歴史総合が導入されます。
そして世界史Bは世界史探究と名前を変えて存続します。
世界史Aで身につける力は今後も形を変えて必要とされ続けていますので是非楽しみながら学習してください。