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【大学受験】理数系に国語は必要?数学力と国語力の関係とは

理数系に国語力っているの??

みなさんこんにちは

武田塾大泉学園校です

突然ですが、この記事を読んでいるあなたは国語は得意ですか?

 

おそらく、国語力と数学力の関係性については

多くの人が議論を行い、多くの血が(?)流れてきたでしょう…

 

本校舎の結論を先に述べますと

理数系に「こそ」国語力は必要です。

はい、必要です。

間違い無いです。

といっても

「国語の点数と数学の点数に相関性がある」

という意味では無いです。

国語と言っても現代文だけでなく古文漢文もありますし、そもそも国語の点数の取り方にもコツがあってそれを抑えているから点数が高いだけで国語力があるか怪しい生徒だっているわけです。

 

「じゃあ国語力ってなんだよ」

 

と聞きたくなると思います。

なので、この記事では理数系に必要な国語力とは

という話をしていきたいと思います。

 

 

 

理数系に必要な国語力

理数系に必要な国語力とはずばり

「読解力」と「伝える力」

なのです!!

 

読解力

読解力は、問題への理解力につながります

高いレベルの受験で必要となるのはまさに問題の理解力です。

数学の難問というのはロジカルに文章を紐解いていく力が大前提です

そのため、読解力、理解力がなければ計算がいくら得意でも問題を解くことはできません。

そしてそれは数学以上に物理や化学にも影響があります。

数学はまだ計算力でどうにかなる部分も多いですが

物理や化学の問題は文章と図を理解して立式していく力が8割です。

残りの計算はどれも簡単なので実質的には読解力がすなわち

入試の合否を分けると言っても過言ではありません。

だからこそ、読解力は理数系にこそ大切な能力なのです。

 

伝える力

そしてもう一つ、大切なのは伝える力です

東大や早慶と言った難関大の入試では問題の回答過程を書くことは非常に多いです。

入試の回答で本当に頭の中の書き散らしを書く人はいませんね??

回答の過程が採点対象である以上、必要なのは

「私はこうやって解きました」

というのを的確に伝えることです

だからこそ、読解力だけでなく伝える力も理数系に大切な国語力なのです。

 

国語力の上げ方

問題文を「丁寧に」読む

簡単に理系に必要な読解力を上げる方法があります。

 

文章を丁寧に読むことを心がけることです。

 

「当たり前では?」

 

と思うかもしれませんが、あなたは本当の意味で丁寧に読めているでしょうか?

文章を丁寧に読むというのは決してゆっくり読むことや何度も読むことでは無いです。

文章の中から必要な情報を漏らさずに取り出す

ことこそが文章を丁寧に読むことです。

 

物理の問題を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

物理の問題を読んで、的確な条件を一つでも拾い損ねたら

きっとその問題は解けないでしょう。

また、条件を数式に置き換える読解力がなければ同様に解くことはできませんね。

 

そのために「丁寧に読む」という日々の反復を積み重ねましょう。

そうすれば素早く的確に漏らすことなく情報を理解し整理することができ

理数系の得点は上昇するはずです!

 

自分の答案を誰かに添削してもらう

こちらは伝える力を上げるための練習です。

誰かに見てもらう、採点されるつもりで問題を解き答案を作成しましょう。

そしてそれを友人や先生に見てもらいましょう。

ここで大切なのは「答えがあっていること」ではなく

「答えまでの過程に抜けがなく、かつ、筋道が見える」こと

です。

これは一朝一夕に身につくものでは無いので

日頃から自分の回答を見られる意識で回答を作ることで上達していきましょう。

 

最後に

今回は、理系に必要な国語力とその上達法をお伝えしました。

これで皆さんの数学や理科の点数が一点でも上がれば幸いです。

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