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【大学受験】浪人することのメリット・デメリット【実体験】

1.はじめに

こんにちは。武田塾大泉学園校です。

 

もう少し先の話かもしれませんが、「このまま志望校に合格しなかったら浪人しようかな…」

そんな考えが頭によぎっている人もいるかもしれませんね。

 

そこで本日は「浪人することのメリット・デメリット」

それを踏まえて「浪人したほうが良い人・しないほうが良い人」

について、浪人経験のある筆者の実体験も交えながら説明していきます。

仮面浪人のイラスト

 

2.浪人することのメリット

①現役時よりも偏差値の高い大学に合格できる可能性が生まれること

もう1年間勉強するわけですから、正しい勉強法で正しい努力をすることが出来れば、現役時に不合格だった大学にも合格できる可能性が生まれます。

しかし、現役時の失敗を活かせないままだと、何も変えられない可能性があるので、自らの成績が伸びなかった理由を分析し、改善すべき点は改善することが前提となります。

自分一人では中々振り返ることが難しいと思うので、他者からのアドバイスや視点を取り入れるようにしましょう。

武田塾の「受験相談(詳しくはトップページにて!)」を利用するのも良いでしょう。

男性の先生に相談をしている女子生徒のイラスト

私の場合、現役時代の敗因は「基礎が固まっていないのに、応用的なことばかりやっていたこと」でした。

そこで中学英語からやり直した結果、英語の偏差値は30上がったので、現役時よりも偏差値の高い大学に合格するためには努力の方向性を間違えないことが重要だと思います。

 

②納得して受験生活を終えられる可能性が高くなること

浪人した結果がどうであれ、「浪人もしたんだから、大学受験における自分の限界はここだった」と、納得できる可能性は高くなります。

途中で心が折れたりしない限りは…!

 

私自身、浪人時に第一志望には合格できませんでしたが、やりきったので、合格した大学に納得して入学することができました。

浪人生活を充実したものにできれば、納得して受験生活を終えられる可能性が高まるでしょう。

 

金魚すくいをするぴょこのイラスト

 

③モテる要素になり得ること

これは箸休めです(笑)

どうも、一年間、二年間、またはそれ以上生きている同級生は魅力的に映るひともいるらしいです。

個人差もあると思いますが、浪人してから大学に入学した際には大人な雰囲気を漂わせてみてはいかがでしょうか。

モテる人のイラスト(男性)

筆者は周りより1年歳上でも同級生の考え方が大人に見えるぐらいなのでよくわかりません(笑)

 

3.浪人することのデメリット

①つらい

一番のデメリットはこれなのではないでしょうか。

周りの浪人生でも精神疾患を患ってしまう人や、中には薬で持ちこたえている人もいました。

 

周りが大学生になって遊んでいる中で、自分一人が辛い思いをしているような気がしてしまう…

そんな精神的な負担は浪人をすることのデメリットだと思います。

ふさぎ込む人のイラスト(女性会社員)

 

②お金がかかる

多くの方は予備校に通うと思いますし、受験をするのもお金がかかるので、現役で大学に入学した人よりも受験にかかる費用は高くなってしまいますね。

アルバイトをしながら勉強する浪人生がいらっしゃるのも納得がいきます。

飛んで行くお金のイラスト(円)

 

③現役時代よりも偏差値が下がり、1年前に合格できた大学にも合格できない可能性がある

偏差値は上がるだけではありません。

もし、浪人してモチベーションが下がり、勉強が手につかなくなってしまった場合、1年前に合格できた大学にも落ちてしまうことも考えられます。

 

また、偏差値が上がっても少ししか上がらず、望むような結果を得られないケースは珍しくありません。

「浪人すれば最低でもMARCH、頑張れば早慶にも合格できる!」といった希望をもって浪人する方もいらっしゃいますが、

現実はそう甘くはありません。

 

大学受験をする年代うち、日東駒専レベルに合格できるのは上位約25%に入ります。

MARCHなら約15%です。

 

上記の希望を叶えるためには上位1割には必ず入る必要があるでしょう。

現役時の模試の順位は何位ぐらいでしたか?

 

浪人しても、また新たに優秀層が入ってくるだけなので、周りのレベルは下がるわけではありません。

むしろ現役で失敗しているなら、何かを大幅に変えなければその序列を変えることはできないでしょう。

 

実験に失敗した博士のイラスト

 

4.浪人したほうが良い人

①高校時代になんらかのことが原因で受験勉強が思うようにできなかった人

高校時代に疾患を患っていたり、特殊な事情があって思うように勉強ができなかった人であれば浪人したほうが良いかもしれません。

現役時代に思うように勉強できなかったという点で、浪人の時にモチベーションが途切れる危険性が低くなるためです。

 

②粘り強さに自信がある人

浪人生活は自分との闘いです。

授業も学校行事もない中で、ひたすら毎日勉強するので、粘り強さに自信がある人であれば乗り越えられる可能性が高いでしょう。

凄い怒る人のイラスト(女性)

③浪人する人が多い高校出身の人

浪人する人が多い高校の出身の人であれば、あまり疎外感を感じないで済むので良いと思います。

そういった高校出身の人であれば、大学生活を謳歌している同級生も、浪人生の勉強を阻害するように遊びに誘ってきたりはしないはずです。

 

私は3人に1人が浪人するような高校出身だったので、浪人という道も「当たり前」の風潮の中で勉強できたことはありがたかったですね。

 

④全落ちした人

私はここに含まれます(笑)

就職、という選択肢もあるかと思いますが、金銭的に浪人できるのであれば浪人したほうが良いと思います。

個人のポテンシャル次第でもありますが、4年制大学を卒業する方が選べる仕事の幅が広いので…。

面接のイラスト「就職活動中の男性」

 

 

5.浪人しないほうが良い人

①メンタルに自信がない人

大学受験はメンタルの勝負でもあります。

毎日長時間勉強をしつづけ、受験本番で実力を発揮するメンタルの強さが必要です。

 

浪人生活は更にメンタル勝負になってくるでしょう。

そのため、メンタルに自信のない人であれば、現役で合格した大学で頑張ることが最善の可能性があります。

自分自身と向き合って考えてみましょう。

スーツを着た女性のイラスト(ショックを受ける顔)

 

②現役時代の受験生活で「やりきった感」のある人

現役の受験で「やりきった」と思える人は、合格した大学に進学するのが良いのではないでしょうか。

第一志望には不合格だった場合でも、達成感を抱いていると、浪人しても勉強に身が入らない可能性が高いです。

スーツを着た女性のイラスト(笑う顔)

 

6. 最後に

 

いかがでしたでしょうか。

今現役生の方は「現役で第一志望に合格すること」がゴールなので、最後まで諦めずに頑張ってくださいね!

 

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