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【大学受験】MARCHレベル以上の現代文の得点が安定しない?この秋、もう一段階レベルアップしよう!【現代文】

1.はじめに

こんにちは!武田塾 大泉学園校です。

 

夏が終わり、受験を直前に控えているものの、「MARCH以上の難易度だと現代文の得点が安定しなくて不安…」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

「そもそも現代文の得点は安定しないんじゃないの?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことありませんよ!!!

確かに出題文は毎回変わりますが、そしたら英語も安定しない科目になってしまいます。

現代文は日本語なので「なんとなく」読んでも問題を解くことができるような気がしてしまうので、確固たる現代文力をつけることが難しいのです。

 

お悩み別の解決方法を紹介していくので、ご自身に当てはまるものは解決策を参考にして、この秋で現代文力をもう一段階レベルアップしていきましょう!

秋の味覚のイラスト(ぴょこ)

 

2.悩み別解決方法

①筆者の言いたいことを掴めない(本文の内容を理解できない)

難易度の高い文章になってくると、このような悩みを抱える受験生は多いと思います。

なんとなく読んでいても、内容が右から左に抜けてってしまう…

そんな感覚かもしれません。

 

そういった課題を解決するためには「筆者の主張を掴む“読み方”」と「難易度の高い文章を読み解くための“語彙力”“テーマ力(背景知識)”」を鍛えていく必要があります。

言葉が上手く出てこない人のイラスト(FAST)

 

解決策1:読み方で以下の点を意識しよう

☆接続詞に着目しよう

現代文を読解する上で重要な接続詞は「順接」「逆説」「要約」「転換」です。

それぞれの例を挙げると

「順接」・・・従って、だから、ゆえに、すると

「逆説」・・・しかし、だが、けれども、ところが、でも

「要約」・・・要するに、つまり、すなわち

「転換」・・・ところで、それでは、さて

となります。

 

「順接」の接続詞は前後が「原因・理由」→「結果」という構造になります。この構造になることを意識して理解できていることによって、内容が難しくてもこの文は「原因・理由」を表していて、その次の文が「結果」になるということが理解できるのです。

 

「逆説」の接続詞は前後で反対のことを言っていることが分かる接続詞ですが、現代文では前後が「反対の意見」→「筆者の主張」となっていることが多いです。

そうなんです。この接続詞の後半には筆者の主張が分かりやすく表現されていることが多いんです。逆三角形でもなんでも、逆説の接続詞には印をつけて見逃さないようにすべきですね。その後に続く文章から「筆者の主張」は抜き出して、線を引いておくようにしましょう。

そのように、筆者の主張が表れている部分を取りこぼさないことで「筆者は何を言いたかったのか分からない」なんてことにならないはずです。

 

「要約」の接続詞は「前の文章を分かりやすく言い換えますよ!」という合図です。後の文章は、前の文章を簡単に言い換える文章になっていることが多いです。

速く速く読んでいかなければいけない現代文において、「要約」の接続詞をぐるぐる囲んで、後の文章を重点的に読むことで、理解もしやすく、読解のスピードも上げることが出来るでしょう。

 

「転換」の接続詞は前後で話の内容をガラッと変える働きがあります。本題に戻る場合と、本題から外れる場合があります。

本題から外れている部分は理解しきれていなくても問題ないので、線で区切って、本題での「筆者の主張」を捉えられるように本題の部分を重点的に読みましょう。

 

接続詞に着目することで、文章にメリハリができ、現代文を解くときに最も大切な「筆者の主張を捉える」ことができるようになるでしょう。

 

☆指示語を特定しよう

「その」「この」「あの」「これ」「そんな」「あんな」…

本文の内容を理解できないとき、本文中で指示語が指している物事が分からなくなり、迷子になっていることはありませんか?

問題を解いた後の復習の時間に、指示語と指示語が指している言葉を結び付ける作業をしてみてください。「解いていた時には勘違いをしていた!」といったことがあると思います。

本番で印をつけて結びつける作業をする時間はないと思うので、問題演習と復習の時間に指示語を取り違えていないか確認し、本番では取り違えないようにしましょう。

 

☆筆者の主張を掴もう

接続詞や指示語を意識することで、本文の内容が理解しやすくなったと思うので、ここでは更に筆者の主張を掴むためのコツを紹介します。

ジェスチャーゲームのイラスト

・何度も出てくる表現に着目する(印をつける)

・設問から、何に関する筆者の主張を掴めばよいのか想定してから本文を読む

「~に関する筆者の主張で正しいものを選びなさい」

「~に関して筆者はどう考えているのか、ただしいものを選びなさい」

といった設問から「本文では~に関する話をされて、その主張を捉えればいいんだな」という想定ができると思います。

そういった想定があると本文が読みやすくなり、また、筆者の主張もとらえやすくなるでしょう。

 

・筆者の主張を自分の考えで解釈しないようにしよう

現代文の答えは必ず本文にあり、「筆者は何を言いたいのか」を正確に捉えられるかどうかの戦いです。

現代文を解きなれていないと、自分の考えを踏まえて解釈してしまったり、誤った方向に解釈してしまうことがあります。

それを防ぐためには「徹底的な復習」が有効です。

誤った解釈をして間違った選択肢を選んでしまったときに「どのように考えてその答えを選んだのか」「正しくはこのように考えてこの答えを選ぶべきだったのか」といった「自分の解答プロセス」と「正解の解答プロセス」を言語化しましょう。

そして音読等の復習でそのプロセスを何度でも再現する練習をしましょう。その積み重ねが、筆者の主張を正しく捉え、本文を正確に理解し、正解の選択肢を選べることに繋がります。

ハブ取りのイラスト

 

解決策2:語彙力、テーマ力を身につけよう

こちらの解決策は2番目に書きましたが、1番目と同じぐらい重要です。

理解しづらいと感じる文章は、その文章に出てくる語彙が難しいことが多くありませんか?

現代文で出題されるテーマの背景知識を押さえ、よく出る語彙の「意味」「現代文の文章での使われ方」「関連語との関係性」まで抑えることで、難解な文章の読みやすさは格段に上がります。

また、「自然科学」「哲学」「社会問題」「グローバル化」等の頻出出題ジャンルに関する背景知識を参考書で深めておくことも非常に有効です。

フクロウ博士のイラスト

おすすめ書籍:現代文 キーワード読解(Z会出版)

上記のポイントを網羅できてしまうのがこの一冊です。

載っている語彙の意味を理解し、暗記することはもちろん、「関連語」や「対義語」との関係性も「解説」を読んで理解するようにしましょう。

また、「文章での語彙の使われ方」を確認し、語彙力とテーマ力を自分のものにするために「入試でキーワードをチェック!」の項目では要約の練習をすることで理解を深めましょう。時間がない人は、「読解のポイント」を見ながら口頭で要約して確認するのが良いでしょう。

 

現代文対策として隙間時間に読み込みたい一冊です!

 

②速く読めない

解決策1:本文の内容を理解できる力をつける(①参照)

英語に置き換えるとわかりやすいと思うのですが、簡単な英語長文であればあるほど読む速度を速くできるのはなぜでしょうか?

・覚えている英単語ばかりだから

・簡単な文法・構文の知識しか必要とされないから

・内容が理解できるから

といった理由が挙げられると思います。

 

現代文も英語と同じです。接続詞や指示語をしっかり押さえて読むことができ、語彙もほぼ理解しており、本文の内容を抑えられれば読む速度も必然的に速くなるのです

そのため、読む速度で悩んでいる方はまず、①の悩みの解決策をまず実行しましょう。

その上で、2つ目の解決策を紹介します。

 

解決策2:毎日音読して現代文に触れる(現代文を解くことに慣れる)

みなさん、現代文は週に何回やってますか?

他の科目に力を入れなければならない方であれば週一も珍しくないかなと思います。それでも問題を解くペースは問題ないのですが、その代わり、現代文力を向上させたければできるだけ毎日現代文に触れるようにしましょう。

その時に有効なのが音読です。

音読をしている子供のイラスト

やり方は以下の通りです。

①「接続詞の前後の文構造」、「指示語の指しているもの」を意識して(書き込みながら)本文を音読

②わからない語彙には印をつけておき、調べて書き込む

③設問では解答のプロセスを声に出して確認(外出中であれば脳内で)

 

一問につき15分ほどあればできると思うのですが、効果としては

☆速読力向上

☆語彙力向上

☆頭の中で解答のプロセスを再現する練習をすることで、現代文の選択肢の選ぶプロセスを確立することが出来る

といった効果があります。

ぜひ、日々の学習に組み込んでみてください。

 

③根拠をもって選択肢を選べていない

さて、今まではどちらかというと本文の読み方について触れてきました。それはなぜかというと、本文の内容を正確に捉え、筆者の主張を捉えることが現代文を解くための最重要課題だからです。この3つ目の課題においても解決策の1番目は「筆者の主張を捉える」ことにあります。筆者の言いたいことを理解できていなければ、選択肢を選ぶ根拠も揺らいでしまうことが多いためです。

 

解決策1:筆者の主張を正確に捉えられるようになる

本文解説が分厚い参考書を選び、その部分を読み込みましょう。

「なぜ間違え、どうしたら正解にたどり着けたのか」という「設問分析」ももちろん大切です。しかし、MARCH以上のレベルに達したいのであれば、同じぐらい「本文分析」も大切にしてください。

 

解決策2:設問を解くのに重要な部分をピックアップできていない

設問から「どんなことが本文には書かれているのか」「どんなことが聞かれるのか」想定して本文を読めていますか?

その点を意識して本文を読めるかどうかで、設問を解くために重要な部分をピックアップできるかどうかが変わってきます。

この点は意識することによって変えられる部分だと思うので、意識してみてください。

 

解決策3:現代文の正しい選択肢を選ぶプロセスを確立できていない

現代文は場数も必要です。

間違えた問題や根拠をもって選べなかった問題を分析し、正しい選択肢を選ぶプロセスを言語化しましょう。

そして復習で何度もそのプロセスを確認することで、現代文の選択肢の選び方を確立できます。

問題を解きっぱなしにせず、一問一問に向き合いましょう。

 

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

現代文でもう一段階レベルアップしたい…

そう考えている方の力になれれば幸いです!

 

最後の最後まで頑張っていきましょう!

 

 

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武田塾大泉学園校 卒業生の声

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Q

武田塾に入ってから勉強法や成績がどのように変わりましたか?

 

 

A

☆決められた期間内に決められた参考書を決められた学習方法でこなすだけで、

自然と成績は伸びていきました。

 

 

☆多くのものに手を付けずひとつひとつの参考書を徹底的に取り組むようになったことで、

自分にとって何ができないのかを可視化することができるようになった。

 

 

☆困ったり悩んだりしたときは、

その都度先生に進捗状況を話してやり方を提供してもらったりして、

ただやり続けるという習慣を変えられたと思います。

 

 

☆参考書を今まで全部やったことがなかったけど、何週もすることで

こんなにもちゃんと試験で使えるようになるんだと実感しました。

 

 

☆一週間のうちにやったことを一回だけでなく二回、

三回と復習してまたさらに確認テストでも復習することが出来た。

その結果やった問題がテストで出たらしっかりと得点していくことが出来るようになった。

 

 

☆現役の時に中途半端だった基礎を理解したうえで

人に説明できるくらいまで自分のモノにすることがを意識しました。

そうすると、

過去問などの問題に対するアプローチが増え、

成績もどんどん上がっていきました。

そして本番には余裕をもって望むことができ、余裕をもって合格することが出来ました。

 

 

☆勉強しない日が減りました。

 

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☆ほとんど勉強しなかった私が、計画的、効率的に勉強するようになりました。

それは週一回確認テストがあり誤魔化すことができなかったからです。

そのテストで8割以上の点数が取れないと先へ進めないことは、

私にとっていい意味でプレッシャーとなり、

モチベーションが下がった時期でも勉強を続けることが出来ました。

 

 

☆4日進み2日復習、最後の1日は塾に行き、

テストをして先生にみていただくという流れが基本で、

これを続けた結果、

6月の英語の模試が40点台だった成績が9月のは60点台、

11月には80点台と15~20点ずつ上がり、

偏差値も10~15程度上がりました。

 

 

☆英単語の覚え方を武田塾のオススメの方法に変えたら

すさまじく語彙力がつき、

先生に呼び出されるレベルから

最終的に学校の語彙テストの優秀者ランキングに載れるくらいになった。

 

 

☆毎日勉強する習慣がつきました。

 

 

☆時間管理が少しずつですができるようになりました。

思い立ったら勉強するの連続でしたが、

前もって勉強する時間帯をきめて効率的にできることが多くなりました。

 

 

☆勉強法はとにかくひたすら復習でした。

武田塾は毎日、

一日の勉強内容がはっきりと指定されているので、

何から手を付けたらよいのか等、

迷うことがなく勉強に集中できました。

一週間で何度も何度も同じページの復習をすることで、

自分の力へとつながったと思います。

 

 

☆成績はもちろんすぐ簡単に結果は見えてきませんでしたが、

だいたい秋くらいに、

本当にV字のように成績に変化がありました。

 

 

☆武田塾にはいってからは一日にしなければいけない

ノルマを決めてもらえるので

それ以前のようにダラダラ過ごす時間が少なくなりました。

また毎週テストをしてもらえるので、

自分がどれくらいできるようになったのかがわかりやすく、

自分の弱点やどこが抜けているのかなども都度確認できました。

 

 

☆英語が一気に得意科目になりました。

 

 

☆勉強法も常に同じではなく、

講師方と相談して、

自分の間違った勉強法にならないように

アドバイスをたくさんもらいました。

自学自習の癖をつけることができました。

 

 

☆参考書で中途半端に終わらせることがなくなり、

実力が着実についているのが実感できました。

 

 

【大泉学園校合格実績】

🌸進研模試偏差値40から1年で立教大学合格!

🌸アルバイト&仮面浪人をしながら早慶W合格!

🌸東洋大学補欠から難関国立&明治大学合格!

🌸学年下位から1年で日本女子大学合格!

🌸偏差値50から1年で中央大学法学部合格!

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大泉学園校へのアクセス

<西武池袋線大泉学園駅からの場合>
①西武池袋線 大泉学園駅の改札を出て南口に向かいます。
②南口に出たら1Fに降ります。
③池袋方面に向かって線路沿いに歩いていきます。線路と「そばうどん松本」の間の道を真っ直ぐに歩いていきます。
④そのまま真っ直ぐ線路沿いに歩いていきます。
⑤向かいに「BOOK OFF」が見える踏切よりも10mぐらい手前に、1Fに「cradle(くれいでる)」という保育所があるビルが見えます。そのビルの2Fになります。
※駅方面から歩いて「牛繁」という焼肉屋が入っているビルよりも2つ手前のビルになります。

武田塾 大泉学園校 基本情報

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