目次
はじめに!
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
大井町駅から徒歩4分、品川区の予備校、武田塾大井町校です!
みなさんは古文の正しい勉強法を知っていますか?
実は古文は他の科目に比べて少ない暗記量で点数を稼ぐことができるお得な分野です。
苦手だからと遠ざけている人は非常にもったいないので集中的に古文を仕上げてしまいましょう!
今回は古文のオススメ参考書『やさしくわかりやすい古典文法』を使いながら勉強法を徹底解説していきます!
・古文が苦手
・時間がないから一気に仕上げたい
・満点取りたい
このような人は必見です!
ぜひ、武田塾の公式YouTubeチャンネルの動画も合わせてご覧ください!
古文の勉強法
古文が苦手な人でも驚くほどわかるようになる勉強法があります。
古文を捨てるつもりの人は1回この方法を試してみてください!
①とりあえず3周は読んでみる
古文が苦手なみなさんは古文の文章を1回読んで問題を解こうとしていませんか?
古文が得意な人でも1回で理解することは困難です!
英語と古文は勉強法が似ていますが異なる部分もあります。
英語は読みながら問題を解いていきますが古文は1回サラッと読んで大体の流れを理解した後で2周目から細かい部分を読み解いていきます。
苦手な人は3周目から問題を解いてもいいと思います。
模試ではそんなに時間をかけることはできませんが普段の勉強ではじっくり読んでから問題に取り組んでみてください!
古文が苦手な人はわからない言葉があると途中で諦めて勘に頼って問題を解いてしまっていることが多いです。
それでは成績は伸びないので諦めずに3周くらい読み込んでください。
アニメや漫画でも2周・3周して初めてわかることがあると思います。
1周目では気づかなかったことが見えてくるので3周しっかりと読んでみましょう!
②人物関係図を作る
古文が苦手な人の特徴は登場人物の情報を軽視していることです。
古文でいちばん大切なのはこの動作を誰がしているのか理解することです。
人物が出てきたら一度立ち止まり何者なのか整理しておきましょう。
古文に出てくる人物は多くて4~5人です。
余白に全員の関係図を描いてもそれほど時間はかかりません。
定番なのは血縁関係や片想いです。
これらの人物の関係を意識して簡単な図を描きながら読み進めてください。
③ストーリーを語れるようにする
演習した後に問題の解き方ばかり復習する人が多いですが大切なのは文章が正しく読めていたかどうかです。
古文の問題は文章が読めていれば文法問題以外解けるはずです。
問題の解き方やプロセスではなく文章の正しい読解やストーリーの復習を重視しましょう。
しっかりと語れるレベルを目指してください。
そもそも平安時代の町並みや寺、人物を想像できないと情景が浮かばないのでストーリーを把握しにくいです。
昔の様子がイメージできない人は『あさきゆめみし』という漫画版の源氏物語を読んでみてください。
町の様子や寺の様子がイメージできるとストーリーを捉えやすくなると思います。
④省略を補う読み方を身につける
古文は省略ばかりです。
なぜ省略されるかというと当時の人にとっては状況的に主語が明らかにわかるからです。
これは文脈や敬語、キーワードなどで判断できます。
しかし現代人にはそのままの流れで当たり前に理解することは難しいです。
セリフは誰が誰に言ったことなのかその都度確認しましょう。
古文が苦手な人は文章を最初から最後まで一定のスピードで読んでいくことが多いです。
しかし、古文はサラッと読んでいい部分と細かく推測しながら読まなければならない部分があります。
時間をかけたくないあまり急ぎすぎて何周しても全くストーリーを掴めないということになりがちです。
大事だと思うところではしっかりと止まって確認する癖をつけましょう。
『やさしくわかりやすい古典文法』の使い方
古文の勉強にオススメの参考書を使って勉強法を解説します。
・『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』
・『富井の古典文法をはじめからていねいに』
これらの参考書を使っても良いです!
『やさしくわかりやすい古典文法』を手元に用意して一緒に手を動かしてみてください。
①参考書の内容を暗記する
問題を解く前にページの右上にまとめられた暗記事項を覚えておきましょう。
助動詞がテーマの場合は「接続」「意味」「活用」「意味の使い分け」が大切です。
ここを覚えることがいちばん重要なのでしっかりと3分測って内容を暗記していきましょう。
覚えられているか参考書を閉じて同じ内容を説明できるかテストしてください。
何も見ずに説明できるようになるまで繰り返してください。
②問題を解く
まとめを暗記出来たらいよいよ問題を解いていきます。
参考書の問題はまとめを覚えていれば簡単に解ける内容です。
できればまとめを隠して頭の中で思い出しながら解いてください。
○×だけではなく根拠が合っているかを確認します。
助動詞の場合は意味の使い分けを使って解けているかが大事です。
細かく確認してください!
古典文法が苦手な人へ
この参考書のまとめだけでは足りないという人は『富井の古典文法をはじめからていねいに』で調べながら参考書を進めてみてください。
わかりやすくまとめられているので授業が全くわからなかったという人でも理解が深まって勉強のスピードも上がると思います。
苦手な人はまず参考書を読み込んでから実際に手を動かしてみてください!
今回のまとめ!
今回は古文の勉強法について解説しました!
古文のコツ
①とりあえず3周は読んでみる ②人物関係図を作る ③ストーリーを語れるようにする ④省略を補う読み方を身につける |
古文が苦手な人はサラッと文章を読み、理解できずに挫折することが多いです。
古文は得意な人でも1回読んだだけで理解することは難しいです。
しっかりと読み込むべきところは立ち止まって確認しましょう!
『やさしくわかりやすい古典文法』は先にまとめを暗記してテストしてから問題を解き始めましょう。
古典文法をマスターすれば文章がずっと読みやすくなります。
ぜひ、『やさしくわかりやすい古典文法』を使って古典文法マスターを目指してください!