皆さんこんにちは!武田塾御茶ノ水本校講師のKです!
いきなりですが、化学を独学で進めている理系受験生の皆さん、
皆さんの学習方法は本当に正しいですか???
なかなか成績が伸びずに悩んでいる皆さんにワンポイントアドバイスです。
講義系参考書を中心に学習を進めましょう!
武田塾で多くの理系受験生から化学の質問をうけますが、化学を苦手としている受験生を見ていると講義系参考書を読んでいる人が非常に少ないです。
なぜ講義系参考書を使うことが大切なのでしょうか。
下の模式図を見てみて下さい。
高校の3年間で学習すべき内容というのは有限であり、すべて決まっています(図の青い領域)。
この限られた学習内容をもとにして、数え切れないほどの入試問題がつくられるのです(図の赤い丸)。
この図を理解できる人は、赤丸全てをカバーするよりも、青い領域を習得してしまった方がはるかに効率的だということに気づくでしょう。
皆さんが普段取り組んでいる問題集というのはこの赤丸を集めたものであり、これだけで受験問題のすべてをカバーするのは現実的ではありません。
逆に、講義系参考書というのは青い領域をわかりやすくまとめたものであり、ここに書いてある内容を身に付けることができれば無数の入試問題に対応できる力がつくということです。(つまり、初見問題に対応する力がつくということ!)
以上の理由から、講義系参考書をきちんと利用することが効果的な学習には必要であると言えるのです。
【化学の主な講義系参考書】
〇鎌田の理論・福間の無機・鎌田の有機化学〇
三冊で理論、無機、有機の三分野をカバーしています。化学の問題を特にあたっての考え方が図を用いてまとめられているので非常にわかりやすいです。初学者におすすめ。
〇化学の新研究〇
少し分厚く、文字の大きさも小さめなのでとっつきにくく感じるかもしれませんが、書いてある内容は決して難しいことではなく、むしろ簡潔で理解しやすいです。
ときどき高校の化学の知識を少し超越したような内容も書いてありますが、どれも無駄なものはなく、高校化学の理解の手助けになるものとなっています。
化学が苦手な理系受験生は、問題集に取り組む前に上のような講義系参考書の該当する部分をしっかりと熟読することが大切です。
講義系参考書をしっかり読んだら、問題演習を行うことで知識が確実に定着したかをチェックしましょう!
以上、講義系参考書利用のススメ~化学編 でした!
今回はこれで終わります。
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