ブログ

模試・入試本番あるある「いつもはできるのに本番になるとミスしちゃう・・・」はなぜ起きる?

こんにちは。武田塾御茶ノ水本校講師のKです。

 

今回は最近生徒さんを見ていて気になったことを書きたいと思います。

 

テストで間違えるミスは大きくわけて3つあります。

1つめはその問題を解く前提となる知識がそもそも抜けていた、解き方を知らなかった、というある意味仕方がないミスです。これは復習のときに知識が不足している部分の穴埋めをして、また同じような問題がでたときに間違えないようにするしかありません。

2つめは解き方を知っていたのに、本番思いつくことができなかった、普段できていたのに、なぜか途中でわからなくなってしまった、というミスです。

そして3つめは、計算を間違えた、問題を読み間違えたなどのケアレスミスです。

 

気になるのは、2つめの間違い「普段は出来ていたのに本番になるとできなかった」を、ケアレスミスと同じように捉えてしまう生徒さんが多いということです。「この問題はわかっていた」「本当はできるから」と、スルーしてしまっていませんか。

 

「解説を読んでわかる」ことと「実際に自分でできる」ことはまったく違います。
スポーツで、良いフォームはこうだよ、と教えられて頭の中でわかっていても、実際にそれができるわけではないのと同じです。
それができるようになるためには、実際に自分の身体を動かして、トレーニングを行う必要があります。
そしてそのフォームが1回できただけでも意味がありません。
いつどんな場面でも同じパフォーマンスをするために、毎日何度も同じトレーニングを繰り返します。
そうやってようやく、試合に勝てるようになったり、良い記録を出したりできると思います。

 

勉強も同じで、「わかる」から「解ける」に変えるためには、とにかく繰り返し演習することが必要です。
解説を読んだらわかるけど自分で解けない人はまだ、良いフォームはこうだよ、と教えられて頭の中でわかっただけの人です。
いつも解けたはずなのになぜかテストで解けなくなってしまった人は、良いフォームがたまにできるけど、毎回その力を発揮することができない人です。
どちらも演習量が足りていません。

 

テストの間違いを復習するとき、この問題はわかっていたから大丈夫、と思うのではなくて、わかっていたはずの問題が解けなかった原因を徹底的に分析するをつけましょう。

復習の仕方は、その問題をもう一度解説を見ずに自分の力で解き直して、どこで間違えたのか、なぜそのような間違いをしたのか、自分なりの分析をして自分の言葉でメモをしておくのがおすすめです。
そうすると記憶に残りやすく、あとで見直したときに確認もできます。
この過程で実は重要な知識が抜けていたり、間違った理解をしていたり、ということに気づくことも案外多いです。
解説を読んで確認するだけでは気づけないことが多いので、「わかっている」と思っても自分の手できちんと解き直すことが重要です。

 

せっかく知識を増やしても、問題が解けなかったらもったいないです。復習の仕方をちょっと変えるだけでもかなり違ってくると思うので、試してみてください。

 

===============

武田塾御茶ノ水本校では無料受験相談を受付中。1時間で勉強の不安を解消します!
まずはこちらをクリック

===============

武田塾御茶ノ水本校公式HP完成!アクセスはバナーをクリック!

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる