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センター小説で高得点をとる方法(前編)

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こんにちは、講師の島崎です。 真面目な話をしろ、と言われているので、真面目な話をしたいと思います。

ちょっぴり気が早いが、センター国語の話だ。

表題にも示した通りセンター小説で高得点をとる方法を今回は紹介してみようと思う。

センター国語を苦手としている受験生は多い。確かに、80分の試験時間で現現古漢の4題を解き切るってのはなかなか大変だし、ここ数年は本文が長めの傾向にあってより負担が増していると言える。

だが、今回私が言いたいのはセンター国語は容易に9割取れる、ということだ。

特に苦手だと言う声が聞こえて来るのは第2問の小説。そこで、センター小説について大事なポイントをまとめた。

まず、センターはマーク式問題であり、マーク式問題である以上、答えが客観的に決まらなければならないということ。つまり、きちんと読めてさえいれば誰が解いても同じ解答になるはず。

これを小説の心情問題に当てはめてみると、ちょっと矛盾が生じてしまう。

心理=主観的なもの

マーク式試験=客観的なもの

心理ってやつは主観的なものだというのは疑問の余地がないだろう。同じ場所、同じ出来事、同じ言葉であっても、感じ方は人によって大きく異なるはず。

例えば、阪神タイガースが日本一になったとしよう。

この時の気持ちを考えてみると、阪神ファンの筆者は「嬉しい」けど、他球団ファンは「悔しい」と感じるはず。これは人によって感じ方が違う例としては分かりやすいが、もう一つ例をあげてみたい。

失恋したときのことを考えてみる。

「辛い、悲しい、苦しい、切ない、何も感じない……」など色々な心情が想像できる。当然人によっても違うし、同じ人だとしても、時と場合によって大きく異なるはず。

こう言った心理は、どれか一つが正解というわけでもなければ、どれかが間違っている、というわけでもない。

どれも十分にあり得るわけだ。

このように、心理は「だいたいこのような気持ちだろう」、ということは言えても厳密に確定はできない。さっきの野球の例のように、プラスなのかマイナスなのか、は決めることができても、その心情の具体的な程度や微妙な違いまでは確定できない。

それなのに、センター試験では客観的に答えが決まらねばならないのだ。しかも試験である以上、微妙な選択肢をたくさん用意しなければならない。

でも答えは客観的に決定できないといけない……

以上を踏まえると、次のようなことが言えよう、とまとめたかったけど、字数が足りないのでこの辺で失礼。(近いうちに続編をやります)

 

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