皆さん、こんにちは!
武田塾御茶ノ水本校です。
今回のテーマは、「音読」です。
みなさんは、英語の先生に音読をしなさいと言われたことはありませんか?
正直、音読はやっても出来るようになっている実感が湧かないし、周りの人に自分の発音を聞かれると恥ずかしいしちょっと・・・という人が多いと思います。
しかし!音読はとても効率のいい勉強法なのです!
その理由を紹介していきたいと思います!
①暗記の時間短縮
受験生の皆さんは英単語などを暗記するときどのように勉強しているでしょうか?
どのように勉強しているにしろ、理想は単語帳を見るだけでどんどん暗記できることだと思います。
しかし、現実は甘くはありません。ただ眺めているだけでは単語は覚えられません。
眺めている場合、使っているのは「目」だけとなります。
また、受験生の皆さんの中には、単語をノートに書いて暗記している人もいると思います。この場合は「手」と「目」を使っていることになります。
これだけでも二箇所使っていることになりますが、さらにここに音読を加えることによって「耳」を使うことになります。
これで一回の勉強で3回単語に触れていることになります。
眺めているだけの3倍の勉強量になるため、勉強時間が短縮できます!こっちの方が効率がいいのは明らかだと思います!
みなさんも単語を暗記するときに音読を取り入れて効率よく暗記しましょう!
②処理速度の向上
みなさんは英語長文を読む際、時間がかかってしまって試験時間内に解き終わらない・・・なんてことはありませんか?
多くの受験生に立ちふさがる壁の一つだと思います。
時間がかかる理由として、英文の意味を理解するのに時間がかかるということが挙げられると思います。
これは受験生だけでなく、日本人全体に言えることなのですが、英語を理解する際に一文一文日本語に訳してから意味を理解している傾向があります。これはとても時間がかかります。
しかし現代文の時は、ある程度難しい内容でも意味自体は頭に入ってくるので読むこと自体はさほど時間がかかりません。
これは当たり前の話ではありますが、日本人は日本語に普段から触れているので自然に意味が理解できるのです。
逆に英語はそれがないため理解するのに日本語に訳するステップが必要になります。
では英語の理解を早くするにはどうすればいいか?
「英語を英語のまま理解できるようにする」ことです。
とは言ったものの、これを見ている受験生は多くが受験まで一年を切っていてそんな余裕ない!という人が多いと思います。
ですので、受験生は1度解いた長文を最低5回音読するようにしてください。この際、長文の内容は理解した状態で行ってください。その状態で行うことで頭の中で処理する速度を上げることができます。
英語を英語のまま理解するところまで持っていくのは難しいかもしれませんが、少しでも理解する速度をあげる努力をするこ戸が速読へのいちばんの近道です!
以上2点、音読のメリットを紹介しましたが、これは何も英語だけにしか使えないことではありません。
古文の勉強にもそのまま使うことができます。古文は一言でいえば昔の日本語です。正直現代ではほとんど使わないので外国語と同じようなものです。古文単語や読解にも効果があります!
また、これらのことは一日や二日やっただけでは効果が出ません。毎日コツコツとやり続けることで結果に結びつきます。
この記事を読んだ受験生は今すぐ音読を始めましょう!