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偏差値ってなに?大学と高校の偏差値はどう違う?分かりやすく解説!

こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!

「高校と大学の偏差値って同じように考えていいのか」
「自分の高校からじゃ難関大学は無理な気がする……」

こんな悩みを持っていませんか?

そこでこの記事では、偏差値の求め方から
高校・大学の偏差値の差まで分かりやすく解説します!

偏差値に悩んでいる方はぜひご覧ください!

 

偏差値とは?

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偏差値の求め方

【正確な式】

偏差値=(自分の得点-平均点)÷標準偏差×10+50

※標準偏差=「そのテストを受けた人全員の「平均点ー点数」の二乗の合計÷人数」の平方根

 

正確な偏差値は上記の公式に数値を入れることで求めることができます。

ただし、標準偏差を求めるには「テストを受けた人全員」のデータが必要になります。

 

基本的にはテストを主催した側でないとそのデータを持っていないため

自分では正確な偏差値が計算できません。

 

模試であれば偏差値を教えてもらえますが

学校のテストだと偏差値は書かれていないこともあり

なんとか自分で偏差値を求める方法も知りたいですよね。

 

そこで、「平均点」「自分の点数」が分かれば

おおよその偏差値が計算できる簡単な式を次に解説します。

 

【簡単な式】

おおよその偏差値=50+(自分の得点ー平均点)÷2

この式で自分のおおよその偏差値が分かります。

 

ただ、この計算式で求められる偏差値は本当に目安なので

あくまで参考程度に考えておきましょう。

 

偏差値60はどのくらいの学力?

偏差値60を取れるのは上位何%の層だと思いますか?

 

偏差値60の場合、おおよそ上位16%になります。

ちなみに偏差値70は上位2.28%です。

 

偏差値については、こちらの記事でより詳しく書いています。

標準偏差も実例を出して分かりやすく解説していますので

興味がある方はぜひご覧ください!

 

難関大学の偏差値の目安

一般的に、偏差値60以上の大学が難関大学と言われます。

MARCH以上になると難関大学と呼ばれることが多いです。

例:明治大学の偏差値:55〜65(パスナビ参照)

 

難関大学の基準は人によって違うので

あくまで「偏差値60」はその基準の一つと考えてください。

 

偏差値の重要な考え方

ここまで偏差値について解説をしましたが

偏差値を考える際に必ず覚えておいてほしいことがあります。

 

それは「偏差値は相対的なもの」ということです。

「相対的」だと想像しにくい場合は「周りと比較した結果」と覚えてください。

 

例えば、ある受験生が「共通テスト模試」と「東大模試」を受けた場合

偏差値は東大模試の方が低く出ると思われます。

 

これは、共通テスト模試は幅広い学力の受験生が受けるのに対し

東大模試を受ける受験生は東大を目指していて、学力が高い傾向にあるからです。

 

偏差値の計算式には「平均値」が入っています。

そのため、周りの学力が高くてテストの平均値が高いと

自分の偏差値は低くなってしまうのです。

 

これがこの後説明する高校と大学の偏差値の違いに影響してきます。

 

高校と大学の偏差値の違い

勉強

高校の偏差値ー【10〜15】=大学の偏差値

結論から言えば、高校の偏差値の方が大学の偏差値より高く出てしまっています。

つまり、レベル感だけで言えば自分の高校の偏差値と

同じ偏差値の大学に行くのは非常に難しいということです。

 

高校と大学の偏差値の差はおおよそ【10〜15】ほどあります。

例えば、偏差値60の高校で普通に過ごした場合

進む大学のレベル感は偏差値45〜50程度になります。

 

これは、高校の受験層と大学の受験層が違うためです。

高校への進学率は9割以上に対し、大学への進学率は6割以下です。

 

そして大学の進学者たちは、ほとんどが大学受験を見据えて

勉強をしてきている学生であり、高校生の中でも学力が高めの層です。

 

つまり、高校を受験した層よりも大学を受験した層の方が平均点が高くなります。

平均点が高くなるとどうなると思いますか?

あなたの実力が変わっていない限り、偏差値が低くなります。

 

そのため、高校の偏差値と比べて【10〜15】くらい低い大学が

レベル感としては合っている大学になってしまうのです。

 

偏差値50の高校から逆転合格は難しい?

上記の説明だけを見ると

「偏差値60の大学に行きたいなら、偏差値75の高校に通ってないといけないのか」

と考えてしまうかもしれません。

 

しかし、実際の大学受験では多くの受験生が

高校と同じ偏差値の大学や、高校以上の偏差値の大学に受かっており

偏差値が60や70の高校でなくても難関大学への合格はできるのです。

 

むしろ、「レベル感」なんてふわっとした言葉を使っているのは

実は高校の偏差値と大学の偏差値の差はそこまで気にする必要がないからです。

 

そう言える理由は2つあります。

 

【1:高校偏差値=あなたの偏差値ではない】

高校や大学の偏差値がどう決められているかご存知でしょうか?

 

各学校の偏差値は、塾やテスト業者が

その学校に受かった学生が入学前に受けたテストの成績を元に決めています。

 

「このテストで偏差値が60だった子はほとんど受かってるけど

 偏差値が55の子は合格者が少ないな……」

と言ったデータを独自の方法で集計し、偏差値を決めます。

 

そのため、たとえあなたが全国上位1%の学力を持っていたとしても

周りの受験生のデータを集めた結果が偏差値が50であれば

その高校の偏差値は50になります。

 

もし「高校の偏差値は50だから早慶は無理かな……」と悩んでいる場合は

「高校が偏差値50でも自分が偏差値50なわけではない」ことを思い出してください。

 

【2:高校の偏差値は入学前のテストで決められている】

上記で書いたように、学校の偏差値は入学前のテストを参考に決められています。

つまり、高校や大学の偏差値は入学時のデータであり

入学後にどれだけ成績が伸びていてもあまり反映されていないのです。

 

極端な話になりますが、ある高校の3年生が全員猛勉強して

全国の高校生の上位5%くらいの学力を持ったとしても

入学者の偏差値を参考に塾や予備校が偏差値50と判断すれば

その高校の偏差値は50となってしまうのです。

※計算方法は塾やテスト業者独自なので
 反映されている可能性もあります。

 

以上の1・2の理由から、高校の偏差値はあくまで目安であり

あなたの学力そのものとは実はあまり関係がないのです。

 

ただし

「偏差値50の高校に入って、なにもせず普通に過ごしていたのに

 高校3年時には偏差値が70になっていた」

なんて奇跡はありません。

 

あなたの学力はあなた次第で上がりも下がりもするので

行きたい大学があるのであれば、早い時期から勉強を始めましょう!

 

正しい方法を知ることができれば逆転合格は近づく!

英語の本

偏差値はあくまで目安

偏差値は相対的なものです。

テストを受けた層が変われば自分の偏差値も変わってしまうので

あくまで参考にするだけにしましょう。

 

また、高校の偏差値も入学前のテストを元に決めているので

入学後のあなたの偏差値とはあまり関係がありません。

 

良参考書や参考書ルート、自分に合った勉強などを知って

時間をかけて勉強を行えば、志望校への大学合格も可能です。

 

ぜひ勉強方法について今のうちから調べて、勉強を始めましょう!

 

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