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【国公立と私立、結局どっちがいいの??】メリットデメリット解説!

こんにちは!武田塾御茶ノ水本校です!

新学期になり、気持ちも新たに勉強に集中していると思います。

ところで、みなさんは、行きたい大学はありますか?

漠然と考えている人も多いかと思います。

 

例えば、東京大学や早稲田大学、京都大学、慶應義塾大学、上智大学などなど。

箱根駅伝や、過去問のテキストでよく目にする大学があると思います。

 

しかし、今ここであげた大学の中には、学費が約2倍の差が生まれる大学もあります。

そこで今回は、国公立大学と私立大学の違いやメリット・デメリットを解説していきます。

 

 

 

国公立大学と私立の定義

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まず、国公立大学と私立大学の定義について解説します!

 

国立大学:国の政府によって運営または設立されている大学

(2003年に国立大学法人法が施行されたので、運営母体は国立大学法人)

→国立大学は、各都道府県に最低一つあります!

公立大学:地方公共団体が運営する公立学校の大学

私立大学:私立の大学のこと

 

 

受験科目の違い

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受験科目の違いもあります。

実際に受験する時は、一校を受験するのではなく、併願することになると思うので、

受験科目が少なかったり、受験科目がかぶっていると、負担が減ることもあると思います。

 

国公立大学の場合

 

まず、国公立大学は、5教科全てが受験科目になることが多いです。

私立大学は、3,4科目がほとんどです。

 

国公立大学に入学するには、大学入試共通テストを原則受験しなければなりません。

 

私立大学の場合

 

それに比べて、私立大学では、独自の入試のみを受験して合否が決まります!

私立大学の受験方法は4通りあり、

①一般選抜

②総合型選抜

③公募制の学校推薦型選抜

④指定校制の学校推薦型選抜 

があります。

文系の学部であれば、英語・国語・地歴公民または数学から3教科

理系の学部であれば、英語・数学・理科の3教科

が基本です。

 

学費の差

大学の学費の差もあります。

国立大学の場合

 

まず国立大学は文部科学省によって標準額が定められており、その標準額は「入学料」「検定料」「授業料」の三つで構成されています。

 

初年度納付金は入学金の282,000円+授業料535,800円の817,800円(※1)となります。

 

授業料535,800円のため、4年間在学すると、総額2,143,200円になります。

6年制の大学であった場合は、総額3,214,800円です。

 

この国立大学の大きな特徴としては、学部ごとに学費が変わらない事です。

 

※1出典:文部科学省 国立大学と私立大学の授業料等の推移(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/kokuritu/005/gijiroku/attach/1386502.htm)

 

私立大学の場合

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まず大前提として、私立大学の場合は、大学・学部ごとに大きく学費が異なります。

私立大学の場合は

文系だと、約4,000,000円

理系だと、約5,500,000円

医歯学部(6年制)であれば、約24,000,000円

となります。

国立大学と比べると、特に医学部歯学部は、約20,000,000円の差ができるので、かなり大きな差になります。

⚠️これはあくまで目安なので、自分の行きたい大学の公表する金額をもとに計算してみてください!

 

みんなは私立と国公立どちらに進学している?

 

では一体世の中の受験生は、私立大学と国立大学どちらに進学しているのでしょうか。

 

2022年現在では、国立大学が60万人、公立大学が16万人、私立大学217万人(※2)が在籍しています。

 

※2 文部科学省「学校基本調査」

(https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm)

 

そもそも、国公立大学の数より私立大学の数が約350校ほど多いです。

この結果から見るに、大学進学者の割は私立大学に進学していることが分かります。

国公立大学は、狭き門を言われることが多いです。

 

国公立と私立のメリット・デメリット

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なんとなく、理解が深まったでしょうか?

では、それぞれのメリット・デメリットを考えていきます!

①学費

 

学費面でいうと、圧倒的に国公立大学が「安い」です!

先ほども紹介したように、学部によっては、約2000万円の差が出てしまうこともあります。

また、大学生は地元の大学に進学しなければ、一人暮らしをすることになり、家賃や光熱費、生活費がかかったり、サークルなどでの出費があるため、金銭面での計画や、親御さんへの相談は、早めにすることをお勧めします!

 

②就職

 

就職面に関しては、どちらが強いか、は業界や職種によってかなり異なるので、一概に判断できません。

しかし一つの指標として、年収が高い大学はどこか、という点で考えていきます。

出身大学の年収ランキングで比較していくと、なんと、10校中9校が、国公立大学になります。

そして、私立大学の年収ランキングを見ていくと、偏差値ランキング通りに年収が増加していることも分かりました!

 

一概にどちらが強い(行きたい就職先はそれぞれ異なるため)とは言えませんが、参考にしてみてください。

 

④受験の難易度

 

受験の難易度、という観点から見ていくと、私立大学に比べて国公立大学は、難易度が高いと思われます。

(もちろん、私立大学のトップ校はとても難しいですし、大学によって異なるため、あくまでも平均的に考えて、という意味です!)

 

というのも、国公立大学に合格するためには、まず共通テストで、ボーダーラインを超える、そして、その上で、二次試験を受験して、合格しなければなりません。

 

また、各大学の人数も少ないことも相まっています。

 

⑤施設の充実度

これも一概には言えませんが、私立大学は、国公立大学に比べて比較的新しく作られた学校が多いため、綺麗なことが多いです。

しかし、対して国公立大学は国が運営しているため、蔵書の数が多いです!

 

大学によって施設はかなり色が出るので、志望校を選ぶ際には、オープンキャンパスにいくことを強くお勧めします!

 

⑥指導の手厚さ

これは断然国公立大学であると考えます。

なぜなら、私立大学は、指導者1人あたり生徒が約19人いるのに対して、国公立大学は、生徒1人あたり生徒が約9人です。

なんと、その差は10人もあります!!

 

↓こちらの動画もぜひ参考にしてみてください!

 

まとめ

今回は、国公立大学と私立大学の違いを解説しました!

国公立と私立について、理解が深まっていると嬉しいです!

受験をしているとこんな悩みを抱えてしまいますよね。

そんな方はぜひ、武田塾の受験相談へお越しください!

 

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