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4.何周もしているか?

前回の「最後までやりきっている?」の話の中で「新鮮さ」の話をしました。新しいものをやっているときって新しい感じがして、はじめの方はめちゃくちゃはかどるんです。新しい参考書や授業って何かわくわくするんです。しかし、参考書の半ばになると飽きてくる。参考書を変えたくなる。そういうのはみんな同じです。さらに、がんばって最後までやったとしても、それをもう1周、繰り返して同じ参考書をやれなんて言われたらほんとみなさんは萎えるとおもいます。よく、受験相談でも「おなじ参考書を何度もやる気が起きない」というのは言われます。しかし!それをどうしてもやってほしい!!1周やっただけでその参考書、テキストが身につくなんてことはない。1周したって20%も頭に入らない。なのにそこでやめてしまえば、まったく意味がない。がんばって1周した意味がほんとなくなるんです。だから、この時期まで「参考書はやり直さない」というポリシーを持っていて、まだ思うように偏差値が上がっていない人はこのブログを読んだのをきっかけにし、何周も何周も繰り返しやってほしいとおもいます。だまされたとおもってやってほしい。なぜならそれが最も成績を上げる楽な方法だからです。参考書をやるのに、1周目は楽しかったり新鮮さがあったりしますが、それを考えても1周目が一番大変です。1周目というのはどれも理解するのに時間がかかります。しかし、1度理解した問題なら「ああ、あのやつか」というかんじで、間違えたとしても理解は早いですし、1度読んだ漫画本を読み返すのが早いように、参考書の2周目というのは早いです。1周目に解けた問題をとばせるということもあります。いろんな理由から絶対に1周目が一番大変で、2周目以降の方が楽です。しかも、1周やるよりも2周3周と何度も繰り返してやる方が成績が上がる。これは冷静に考えてやらない手はないのです。でも、みんな最後までやらなかったり、最後までやっても飽きたといって新しい参考書に変えてしうまう。
みなさんにはそういうことはないですか?私はすごく心配しています。

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