こんにちは！ 武田塾御茶ノ水本校です！
武田塾では「授業よりも自学自習が大事！」と伝えていますが
「それなら予備校いらないのでは？」と疑問に思いますよね。
実はその通りで、大学受験は独学でもいけます！
しかし独学には正しい方法と、メリット・デメリットが存在します。
そこでこの記事では、独学で勉強を進める方法と
独学で大学受験した場合のメリット・デメリットを詳しく解説します！
独学で大学受験をするための方法
勉強環境をしっかり整える
独学だと人の目がないので、油断するとすぐにだらけてしまいます。
それを防ぐために、勉強環境はしっかりと整えましょう。
勉強環境については、下記の三つが大事になります。
・場所
・時間
・体調
それぞれ解説していきます。
場所
塾に通っているのであれば自習室が使えますが
独学だと勉強場所を自分で用意する必要があります。
自分の部屋、カフェ、有料自習室など
塾の自習室以外にも勉強できる場所はいくつもあるので
探してみましょう！
有料自習室については、下記の記事がオススメです。
時間
「空いている時間全てを勉強に費やす」
これが理想ですが、現実はそう優しくありません。
時間の量だけ気にして勉強すると
時間だけが増えて実は何も覚えていないなんてことになります。
そうならないように「帰ってから21時まで」「8時〜19時まで」と
あえて制限を作って勉強に集中し、決めた時間以外は自由に過ごすなど
メリハリをつけるといった工夫をして、「勉強時間の質と量」を調整しましょう。
体調
頭が痛い、風邪っぽいなどの体調不良は
集中力を大幅に下げてしまう受験勉強の天敵です。
栄養のあるものを摂る、適度な運動をするなど
体調面も気にしながら受験勉強をしていきましょう。
体調面に関して受験生がやりがちなミスが「睡眠時間を削る」です。
睡眠時間を削ると免疫力が下がり、風邪などを引きやすくなります。
また、睡眠時間が少ないと集中できなくなる可能性もあるので
睡眠時間は確保して、残った起きてる時間で勉強を終わらせましょう。
勉強は自分でやって、自分でチェック
期間やページ数などで区切り、ある程度まで勉強が進んだら
勉強の完成度をチェックしましょう。
独学では自分の勉強を評価してくれる人がいないので
必ず自分でチェックする習慣をつけてください。
チェックもせずに「やったから出来てるだろう」と思い込んでいると
模試や本番でとんでもない結果になってしまいます。
一度勉強して絶対にそれが定着するのであれば
受験勉強でこんなにも多くの人が苦労するわけがありません。
進んだら戻ってチェック、出来てないところを確認し
また進んでまた戻る。
この繰り返しが勉強の完成度を高めてくれます。
また、あえていつもと違う状況を作ったり、過去問を少しだけ解いたりするのもオススメです。
毎回同じ環境で自分の実力を確認すると、本番で実力を出しきれないこともあるので
いろいろな工夫をして、自分の実力を正しく把握しましょう。
受験情報の収集は徹底的に
必要な参考書、過去問を使うタイミング、日程などは
自分で調べて情報を集めるしかありません。
特に出願の締め切りや必要書類、受験日は間違えると受験すらできなくなってしまいます。
大学のHPや情報サイトを駆使してしっかりとチェックしましょう。
そのために、勉強とは別に情報収集の時間も確保することがオススメ。
だらけないように時間を区切り、時間内に情報収集を終わらせましょう。
なお、参考書や過去問については武田塾チャンネルで解説していますので
ぜひご覧ください。
独学で大学受験するメリット
圧倒的にお金がかからない
独学の最大のメリットは、やはりお金がかからないことです。
予備校や家庭教師などは、長期間利用することが多いので
数万〜数十万円かかってしまいます。
場合によっては百万円以上かかることもあります。
その点、独学で勉強を進めればかかるお金は
「参考書代」「受験料」「カフェ代」など最小限に抑えることができます。
完全に自分のペースで進められる
独学以外だと、予備校に行く時間が決まっていたり
家庭教師が来る時間が決まっていたりと、動かせない予定が入ってしまいます。
しかし独学であれば、なにもかも自分で決めることが可能。
朝が弱ければ遅寝遅起きにしてしまえますし
集中できなければ1日休みを作ることも自由です。
自分に合ったペースを自分の手で作ることができるので
ストレスなくペース管理をすることができます。
独学で大学受験するデメリット
受験の相談相手がいない
参考書の選び方、勉強方法、あるいは単なる愚痴であっても
それを話せる相手がいるかどうかは非常に大きい差です。
勉強に関する方法であれば調べればなんとかなりますが
自分にぴったりな方法を見つけるのは大変です。
そして愚痴や悩みなどは、ネットで情報を探すだけでは解決が難しいです。
しかし、どれだけ調べても解決方法が見つからなかったのに
相談しただけで気分が楽になることもあります。
ただ話せれば誰でもいいわけではなく、やはり同じ悩みを分かってくれる
受験仲間の方が話しやすいもの。
塾や予備校であれば、講師や塾生と話せますが
独学だと話す相手がなかなか見つからないのは大きなデメリットです。
自分でペースを決めないといけない
勉強ペースを自分で決められることはメリットでもありますが
同時にデメリットでもあります。
勉強内容や勉強時間を自分で調べて決める必要があるのも大変ですが
それ以上に、自分で自分のモチベーションを管理しなければいけません。
やる気がない、疲れた、眠いなど。
勉強を邪魔する要素はあらゆるところに存在しています。
その全てを一人で対処していかなければいけないのは
とても骨が折れる作業です。
具体的な情報を知ることができない
大学受験の経験者から聞く「生の声」というのは
どれだけ検索しても見つからない貴重な情報です。
特に、あなた向けに語られる経験談などは
何にも替えがたいものでしょう。
科学的根拠がなかったり、普通とは違う内容は
インターネットには載っていないことが多いです。
だからこそ「あなただけの受験対策」になります。
独学だとこのような具体的な情報を手に入れにくいので
ネットで目にする「少しふわっとした情報」ばかりを持って
受験に挑むことになってしまいます。
大学受験を独学でするなら、まずは"独学"を知り尽くそう！
軽い気持ちで独学で挑むと痛い目を見る
独学でも大学受験はできます。
「必ず塾に行かないといけない！」なんてことはありません。
しかし、間違った方法で独学をしてしまったり
メリットばかり見てデメリットを見ていないと、後から困ってしまいます。
「独学はどんな方法で進めるべきか」「どんなデメリットがあるのか」などを
必ずチェックして、知り尽くした上で独学を選ぶか決めましょう。
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