皆さんこんにちは。武田塾御茶ノ水本校講師のKです。
夏も終わりに近づいてきました。
焦る気持ちもあるかとは思いますが
一歩一歩着実に進んでいきましょう。
さて今回は
「学習時間を確保しようと努力はしている！！でも時間がまだまだ足りない！！」
と嘆いている皆さんのために
「時間のやりくりの仕方」についての記事を書いてみました。
時間のやりくりに関して悩んでいる受験生を見ていると
1つ感じることがあります。
「本来２時間で終わるはずのことを3～4時間かけているなあ」
といったことです。
どういうことでしょうか。
「これから本腰を入れて勉強を始めよう！」
と考えている人に
「一日どのくらい勉強するつもりなの？？」
と問いかけると
「12時間勉強します！」
といったような勇ましい回答が返ってきます。
しかし、
その「12時間」という数字はどのように算出されたものなのかに関しては疑問が残ります。
「12時間勉強します！」と高らかに宣言するような
懸命に、がむしゃらに勉強している受験生にありがちなことですが、
「理解できるまで時間をかける」といったことに囚われ過ぎてている人が非常に多いように感じるのです。
このような人は
「結果的に12時間勉強したが、その日にやろうとしていた勉強はすべて終わらなかった」
ということに陥ってしまいます。
時間は無限にあるわけではありません。
「理解できるまで時間をかける」ではなく、
「決められた時間内で理解できるように工夫する」
ことがとても重要なのです。
みなさんは
「今日一日でこれだけの勉強をしよう！」と
ある程度のノルマを設定するかとは思いますが、
各参考書、問題集に対して
かける時間をあらかじめ設定しているでしょうか。
単語に30分、文法に60分、数学の問題演習に120分・・・
といったように制限時間を設定していけば
「すべてこなせなかった」
なんてことが無くなり、
それどころか、
「実は12時間もいらなかった」「勉強する問題数を増やせた」
といったことに気付く人も少なくないと思われます。
さらに、
その制限の中で理解しきれるように様々な工夫を凝らせば、
今までとは違った頭の使い方もできるようになり、
時間をやりくりする以上の力も付けられるはずです。
「各教科・参考書・問題集にかける時間を設定して、その中で理解できるように工夫する」
これが実行できればきっと
時間のやりくりが改善されるはずです！
ぜひお試しあれ。
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