こんにちは!武田塾大府校講師のKです!
4月に入りましたね。年が明けてから既に一年の四分の一が過ぎてしまいました。
もうすぐ春休みも明けますが、皆さんは有意義な休みを過ごせましたか?
私は青春18切符というものを使って色んな場所を旅しました。
山の方に行ったので花粉症に苦しめられました笑
さて、今回は新たに受験生となる方へ少々耳が痛いかもしれないお話をします。
真の受験生になるためにはどうすれば良いのか、受験に勝つために今からできることは何か、これら2点を中心に話を進めていきます。
「今年受験だけど何すれば良いか分からない」・「受験生のイメージが湧かない」という方は、是非読んでみてください!
はじめに
まずお断りさせていただきます。今回はデータを用いた客観的な記事ではありません。
というのも、合格するために必要なことは人によって違うからです。
勉強時間が平均より少なくても合格出来る人もいれば、平均より多くても合格ラインに届かない人もいます。
どの教科もバランス良く勉強した方が良い人もいれば、勉強する教科を絞ってそれに特化した方が良い人もいます。
なので、本記事を読む際は「自分自身に足りないものが何で、それを補うにはどうすれば良いか」を念頭に置くようにしてください。
いきなり「真の受験生」にはなれない!
受験生のイメージが湧かないと言っても、なんとなく「学校がある日でも最低4時間は勉強する」とか「夏休みは1日10時間以上勉強するのが普通」とかって聞いたことありますよね。
しかし、今日から急にその生活をしようとしても出来ますか・・・?難しい人の方が多いと思います。
では、いつから上記の受験生のような生活を送れるようになれますか?
勉強習慣というのは筋トレと一緒で、自分ができるところから鍛えていく必要があります。
いきなり受験勉強から入れない場合、何から始めればいい?
学校の宿題が怪しい人はまず確実に宿題をこなすところから、宿題が出来る人は+1題でも多く自習できるようにするところから始めましょう。
今から急に受験生になることはできませんが、徐々にやっていくことで僕の思う真の受験生になることはできます。
マラソンに例えられるほど長い受験生活ですが、最初の一歩が肝心です!
受験生になるための 3 Steps!!
今から具体的に何をやっていけば良いかお伝えします。
とはいっても、「この教科はここまでやるべき」などの科目別勉強法については触れません。
今までに習ったところで不安なところを復習すべし、です。
その復習量を増やすための3ステップについてお話ししますね♪
①勉強する習慣を身につける!
先ほども記述しましたが、まずは毎日勉強する姿勢になるところから始める必要があります。
それも、その日その日で机に向かう時間を決めるのでは無く、
予め決めた時間に勉強を始めるという「習慣」にすることが必須です。
例えば、「朝起きてから英単語を20個覚える」、「夜ご飯を食べてから数学と化学を2問ずつ解く」など、既存の生活習慣に組み込んでみてください。
また、自分の都合で決められる生活習慣は具体的な数字でしっかり決めておくことも重要です。
特に起床時間はほぼ確実に自身の裁量で決められる部分であると同時に、一番ゆるんでしまいがちな部分でもあります。
ある意味、習慣を作る上で自分に甘くならない人が受験を制すると言っても過言では無いです。
具体的な数字(時間や問題数)を決めること、自律している習慣を形成することが、真の受験生になるための第一歩です!
②勉強する時間を少しずつ長くする!
勉強習慣が身についたら、次は勉強時間を少しずつ伸ばしていきましょう。
ここで重要なのは「無理に時間を伸ばさないこと」です。
例えば、現在平日に1時間半ほどスマートフォンを触っているとします。
その中の1時間をいきなり勉強する時間に変えるとどうなるでしょうか?
おそらく、欲求をなんとか抑えて軌道に乗せられる人と、最初の数日で抑えきれなくなって元通りになってしまう人、さらには睡眠時間を削るなど生活習慣を崩してしまう人が出てくると思います。
平たく言えばダイエットと同じで、無理をしてしまうと今以上に酷くなったり、もう一度頑張ろうとしても成功率が低くなったりしてしまうのです。
なので、私は「朝起きるのを10分早くして勉強にあてる」とか、「今日は昨日より英文法を1つ多く覚える」などのように、少しずつハードルを上げていく方法をおすすめします。
ただし、ハードルを上げていくペースが遅すぎると他の人に抜かされるので要注意です!
結局、自分に厳しくなれないといけないわけですね!
③勉強量を少しずつ増やす!
勉強時間をある程度(最初は1時間ほど)伸ばせたら、今度はその時間内にこなす勉強量を増やしていきましょう。
「1問にかける時間を短くしていく」という意識の方が重要で、その結果同じ時間にこなす勉強量が増えると言った方が良いかもしれません。
理由は2つあります。
「1日に使える時間はどう頑張っても24時間しか無い」
実際には睡眠時間やその他の生活行動も必要なので、多い人でも18時間くらいが限度です。
現役生だと学校関係でさらに12時間ほど持っていかれるので、限界まで切り詰めて平日に6時間、宿題等を考えると4時間が自習できる時間となります。
その中で、例えば数学1問に1時間も費やしているようでは、最終的に時間が足りなくなってしまいますよね…。
したがって、高みを目指せば目指すほど1問の習得にかける時間を短くする必要があるのです。
「試験では制限時間内に解ける問題を解かなければならない」
皆さんは「最初の問題に時間をかけすぎて問題を全部見られなかった」という経験、ありませんか?
こちらを改善するには、「初見の問題をスラスラ解けるようにする」他に、「初見の問題を解くのにどれくらい時間がかかりそうか見積もれるようにする」というのも大事になってきます。
どちらも鍛えるには「できるだけ早く問題を解く」という練習が必要です。
これらの観点から、勉強に慣れたら問題数を多くしていくという工程が必要になります。
最終的にここで学力差がつくので、早い内から慣れていけると良いですね!
最後に
いかがでしたか?
今回は新受験生の方に向けて、春から始める受験生活についてお話ししました。
インターネットには様々な統計値が溢れていますが、最終的に合格を決められるかはあなたの行動次第です。
今はまるで富士山の頂上を麓から見ているような感じですが、まずは早く初めの一歩を踏み出しましょう!
武田塾大府校では、
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