ブログ

【英検3級受験者必見!】これだけ英検対策(初心者向け)

こんにちは!武田塾大府校のNです!

今週は雷や風雨が強いなど悪天候の日が続いていますが、皆さんは大丈夫ですか・・・?

雨が降るだけでちょっと憂鬱ですし、今週の雷は何度もゴロゴロ鳴ってて怖かったですね・・・!

 

さて、今回は英検3級のレベルや受ける意味、また合格までの勉強法についてご紹介します!!!

 

 

受験目的

高校受験に利用する方が多いです。

また、難関私立高校(滝高校・名城附属高校 etc.)を受験する生徒さんは、英検3級以上の英語力が必要になるため受験する方が多い印象です。

 

ただ中学生の方にとっては悩ましいことに、英検のcbt以外の開催日は定期試験の直前、または直後になっているケースがあります・・・!

英検と定期テストはどっちが大事ってなったらそりゃ定期テストですがな!って思うので、優先順位を考えて受験しましょう!!

 

レベル

英検3級は中学卒業レベルであり、「身近な英語を理解し、また使用することができる」となっています。

でも正直抽象的で分かりにくいですよね…。

ということで、もっと深堀してみましょう!

 

英単語

まず英単語はどれくらい必要なのか。英検の各級の必要単語数はこんな感じです!

英検

必要単語数

レベル

5級

600語

中学1年生

4級

1,280語

中学2年生

3級

2,580語

高校受験

準2級

4,080語

高校1~2年生

2級

5,780語

共通テスト

準1級

7,630語

MARCH大学

1級

10,030語

超難関

英検合格のために、目標とする級の単語をしっかり覚えることが必要不可欠です。

3級の場合、約2,500語覚える必要がありますが、2,500語というと小学校英語で約800語、中学校3年間で約1,800語を足したくらいです。

単語数としてはこれくらいですが”graduate(卒業する)”や”pollution(汚染)”等、学校の教科書ではあまり見かけない英単語も多く出てきます。

英単語を覚える生徒

 

英文法

2つ目に英文法です。

よく出題されるのは関係代名詞、比較級・最上級、現在完了形が中心です。

(動名詞や不定詞も出てきますね・・・!)

ただここで注意なのが「文型」を必ず押さえることです。

※文型とは・・・中学・高校英語で学ぶ英語文の型のことです。英語には大きく分けて5つの文型があります。

 

英検の場合、選択肢に同じ動詞の異なった活用形が並べられている場合、英語を「型」にはめて考えることができるので、今後準2級以上を受験する時にも役立ちます。

最低限必要な第1文型から第3文型が出題されるので、覚えましょう!

 

英語長文

3つ目に英語長文です。

英単語や英文法が分かっていれば、基本的にすらすら解けると思います。設問自体はひっかけ問題はありません。

いきなり英検3級から受験する方からすると、「長文ってどれくらいの時間で解くものなの?」となりやすく、制限時間を意識しないまま「なんとなく」解いてしまいます。その点は要注意です。

 

リスニング

4つ目にリスニングです。

英検3級のリスニングは基本「男女の日常会話」が中心に出題されます。流れとしてはこんな感じ。

① 1人目の発言(1回目)
② 2人目の発言(1回目)
③ 1人目の発言(2回目)
④ 2人目の発言(2回目)
⑤ 会話の内容に関する質問

 

リスニングの英単語はリーディングより易しめに設定されているため、理解しやすいです。

また、設問としては”5W1H”を問う問題が多いです。

Ex). When will Ryo have a party for her? → Next week.

つまり「いつ?」や「どこで?」等の一部分だけ、必要な情報が聞き取れていれば問題ができるレベルです。

 

スピーキング(二次試験)

最後にスピーキングです。

英検3級の一次試験が合格できていれば十分対応できるレベルです。

英単語や英文法等は理解こそできるが、「なんて答えたらよいのか」等、すぐに頭に出てこない方はこの後の対策についてぜひ読んでください!!

 

英検3級の対策とは??

まず私がもっとも大事にしていることは「現状分析」です。

どの記事も基本「英単語が~」とか「英語長文はこう読む!」とか合格した方々の知識が詰まっています。

 

なので、僕はあえて「現状がどのレベルで、自分に足りないことが何かを知る」ことを強くおすすめします。

では「現状分析」って具体的に何をすることなのか。

大きく分けて「現状」と「自分のレベル」があります。

 

現状とは「英検3級を受ける自分の状況」とも言い換えられます。

「今回英検3級を初めて受験する。英検でどんな問題が出てくるか、出題形式すら知らない」とか「すでに一度受験していて不合格。受験結果でリスニングで点数が取れていない。」等のことです。

これを怠る人が本当に多いです。今回は「初めて受験する人」にフォーカスして説明します。

 

★初めて受験する人

前提は「英検の概要を知る」ことです!

合格点から逆算して、何点取ればいいか?ということを考えるのも手ですが、小学生にはハードルが高いですよね・・・。

そもそも「英会話塾に通ってる」なんて小学生だと英検対策のやり方次第ではかえって英語が嫌いになるかもしれません・・・。

そんな学生の皆さんにはこういった参考書がおすすめです。

 

小学生であれば以下の参考書です。

51EJyG9r4kL._SL250_

41MoambPLeL._SL250_

 

中学生であれば以下の参考書がおすすめです。

51ERyrrV7DL._SL250_

 

中学生であれば「定期テスト」がある生徒が多いので、なかなか対策の時間がありません。

また色んな参考書に手を出す余裕もないので、一冊を完璧にしましょう。

「教本」が終わり次第、過去問を解いてください。

 

英検3級の合格点ってどれくらい??

英検のHPに合格に必要なスコアが載ってますね!

英検3級の場合、一次試験が1103点、二次試験が353点ですね!

これは一次試験なら"約6.5割"、二次試験なら"約6割"の点数に匹敵します。

img_score_002017

https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/eiken-cse_admission.html

 

ただ、CSEスコアで換算しており、「絶対6.5割!」というわけではありません。

「あくまでその点数付近であれば合格できる」くらいのイメージです。

また各大問ごとに最低点数が設けられているわけではないので、「リスニングの点数が低いからライティングで挽回しよう」等もOKです!

 

分野別対策方法

ここからは上記のレベルで見たように分野ごと、特に「英単語、英文法、英語長文」の対策を発表します!

ぜひ参考にしてみてください!

 

英単語

英単語は「動詞>名詞>副詞>形容詞」の順で覚えることをおすすめします。

動詞は特に大事です。

理由は「英検は単語が命」で、単語さえ分かってしまえば問題が解けることも多いからです。

 

また英検の場合、最初の適語補充問題で「品詞を問う問題」「熟語を問う問題」が多いので、英単語をちゃんと勉強することで得点源にもなります!

中学生の場合"New Horizon"で出てきた単語だけでは全然足りませんので、ちゃんと英検対策として英単語を覚えましょう!!

 

ただし、中学生の場合は定期テストの兼ね合いもあり、「英単語帳を買って勉強する」というのは大変だったりします。

従って、私は教本に載っている英単語だけ覚えることを推奨しています。

英単語帳で勉強する余裕のある方はこちらをおすすめします!

51HatQ34shS._SX319_BO1,204,203,200_

 

英文法

先ほど紹介した「英検3級の教本」を中心に取り組みましょう。

51ERyrrV7DL._SL250_

必要な英文法がまとめられているので、まずは英文法の内容を確認しましょう!

また、英検3級合格に必要十分な文法知識をコンパクトにまとめてあるので、基礎に不安がある方のおさらいしましょう!

 

中学3年生なら習ったことのある文法も多いですが、中1の子たちからしたら知らない文法だらけです。

ですから「なるほどこんな感じか!」くらいで最初のうちは勉強していきましょう!

勉強のゴールは「この文法を使えば、こんな表現ができる!」と言えるような状態ですね!!

3級レベルの英文法ができたら英語の自信がつく・・・かも!!

 

英語長文

同じく「教本」で勉強しましょう!

英単語、英文法をある程度理解できるようになったら取り組む、くらいのつもりでいましょう!

 

さて、英語長文で大事なことが2つあります!

まず1つは「どのように解いたかを確認する」ことです。

よくあるのが「間違えたけど、なんで間違えたのかよくわからない。答えを見て納得はしたけど、結局どうやったら答えを出せるのかよく分からない」なーんてことですね。結構多いです・・・。

疑問を持つ人

自分がどうやって解いたのか、どれくらい時間がかかったのかをメモしましょう。

特に初めて受験する方はストップウォッチ必須です!

 

その上でさらに大事なことが「時間内に解く」ことです!

最初のうちは「正解すること、どう解いたか」に焦点を当て、分析できたら「速く溶ける」ようにしましょう。

例えばスラッシュリーディングなどで一文一文の理解を正確にする。等ですね!

 

最後に

いかがでしたか?

英検はどんどん需要が増えてきています。

ただ、その分「なんとなく対策する」方が多く、不合格になってしまう方もいます。「不合格」ってやっぱりつらいですよね。

自分の努力がちゃんと報われるように、最初の取り組みが肝心です。

引き続き英検についてはブログを更新していきますので、良かったら楽しみにしていてくださいませ。

 

武田塾大府校では、

  • 時間が足りない
  • 復習ってどうやるの
  • 各教科のバランスが分からない
  • 志望校で迷っている

という方の相談に無料でのっています。

受験勉強だけでなく、日々の勉強の仕方、定期テスト対策など、どんな勉強の悩みをご相談ください。

受験相談は本記事の最後にあるボタンから、どうぞお気軽にお申し込みください!

また、お電話でも受験相談をお申込み頂けます。0562-57-5200(15:00~21:30日曜を除く)までどうぞ!

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる