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新三年生に向けて 世界史は何から手を付ければいい?

世界史勉強法 長期記憶のコツとおすすめの参考書

 こんにちは、南雲です。この四月から新三年生になった受験生は志望校を決定し、受験勉強を始めている時期だと思われます。そのような中、文系で世界史受験を選択した受験生に向けて質問です。今現在どのような勉強で世界史を勉強し始めていますか。インターネットで世界史勉強法と検索すれば様々な勉強法が紹介されていると思われます。どれも素晴らしい勉強法だと思います。様々な勉強法を模索してみて自分に合った勉強法を確立することが非常に重要です。

そこで今回は、世界史を受験で使用して第一志望の早稲田大学に現役合格した私から世界史の効果的な勉強法とNG勉強をご紹介したいと思います。

上記にも記した通り、勉強法には適不適があると思いますので今現在世界史の勉強法が分からない方や、まだ世界史を勉強していない方も一つの勉強法として実践してみてください。

世界史におけるNG勉強法

 まず、世界史を勉強するうえで絶対にやめてほしい勉強法が二点があります。

Ⅰ高校の授業で配られたプリントを用いて受験勉強をすること

Ⅱ復習の期間を設けず、新しい単語ばかりを暗記しようとすること

上記の二点です。

一点目の学校のプリントで受験勉強をしていても、ほぼ成績は上がる事はありません。理由としては、学校のプリントの形式として重要な単語が空欄になっていてそれを赤文字で埋めていくというものが一般的だと思われます。そして、多く受験生は定期テストでその赤文字の部分を機械的に暗記して対策していたと思います。もちろん定期テストでは、出題される範囲が細かく定められているのでそれでもことが足ります。しかし、受験ともなると出題範囲は全てです。ただ単に赤文字を機械的に暗記していては脳がパンクしますし、その赤文字の前後関係が出題されるというケースもあります。したがって、受験においてはただ単に単語を暗記するのではなく、その前後関係も含めて時代の流れを把握する必要があります。これが世界史を勉強する際に、高校の授業で配られたプリントを使用してはいけないという理由です。

二点目の復習期間を設けずに新しい単語ばかりを暗記してはいけない理由としては、皆さん明白だと思いますが、膨大な単語量の暗記が求められる世界史で復習をしていないと折角暗記した単語が忘れてしまい、長期記憶にたどり着くことはできないからです。意外と皆さん明白だとわかってはいるのですが陥りやすい傾向があります。実際私も世界史の勉強をし始めたころに新しい単語ばかりを暗記しようとしてしまい、なかなか長期記憶にできませんでした。

世界史のおすすめ勉強法

 ここでは、私が実際に受験生のころに実践していた世界史の勉強法をご紹介したいと思います。この勉強法で共通テスト100点と早稲田大学三学部に合格できたので、実践することで早稲田レベルの知識は身につくことが出来ます。

Ⅰ時代の流れをつかむために「山崎圭一 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」を読む

Ⅱ山川出版 世界史の教科書を読む

Ⅲアウトプットをする

ⅳ上記のレベルをほぼ毎回満点を取れるレベルになったら資料集(タペストリー等)を教科書と照らし合わせて読む

ⅴ実力をつける世界史100題と過去問を併用してアウトプットを行う

この五段階の順、または平行して世界史を勉強していくことが私が受験生のころに実践していた勉強法です。

最初に断っておきますと、実力をつける世界史100題は非常に難易度が高いので早慶以上を受験する受験生のみで構いません。

まず、世界史を勉強するうえで重要なことが時代の流れを把握することです。そこで、まずは世界史を勉強としてではなく一つの物語のストーリーとして読む必要があります。上記の「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」は細かい部分は省き、世界史を時代の流れに沿って書いてあります。これを読いみ、まずは簡単な時代の流れを把握することですべて暗記に頼らず推測でも正答できる力が身に付きます。

時間がない場合は上記の参考書を省いて山川出版の教科書を読み始めてよいですが、極力上記の参考書を読んだうえで山川出版の教科書を読み始めてください。また、この教科書は必ず読んでください。内容としては、上記の参考書をさらに詳しくしたものとなっています。そして、教科書に載っているのもすべてを覚えるまで読み続けてください。その際、文化史や細かな年号は後回しにしても構いません。暗記する際に分量が非常に多いので、読んだ部分を最大限忘れないように復習を細かに行いましょう。世界史を勉強するうえで復習は必須です。これをしておかないと、折角最後まで読み進めたのにほとんど覚えていないという結果になりかねません。

教科書を暗記するのと併用して、または暗記した後にアウトプットを行いましょう。アウトプットを行うことで自分の苦手な部分と得意な部分が如実にわかると思います。私の場合ですと東南アジアが非常に苦手でした。そして、アウトプットで苦手と判明したところはまた教科書で復習を行ってください。その際、間違えた問題が教科書に載っていなかった場合はまずは教科書の該当する時代の部分にその問題分と答えを記載しておきましょう。次に復習する際に一緒に復習できるようにするためです。

教科書を読破してさらにアウトプットを重ねたら、次はさらに上級の資料集を活用して細かな地図や単語を暗記しましょう。これを行う際に気を付けてほしいことは、教科書を手元に置き教科書と資料集を照らし合わせながら暗記していきましょう。教科書の復習にもなりますし、アウトプットで間違えた問題の答えが資料集に掲載されている可能性があるのでチェックしておきましょう。更に重要な点が、教科書に掲載されているが資料集には掲載されていない単語はその説明も併せて資料集に書き込んでおきましょう。なぜこれが重要なのかというと、世界史は覚えるべき単語が膨大ですので、次回復習した際に前回間違えた単語はどの参考書に掲載されていたのかあやふやになりかねません。このような時に単語を一つの参考書に一括して書き込んでおけば、次回復習した際にこの参考書を見直せば答えが載っているとわかるようになり効率的に復習が出来ます。

最後に過去問と難易度が高い参考書を用いてアウトプットを行いましょう。上記にも言いましたが、間違えた問題と答えは資料集に書き込んでおきましょう。なぜ資料集かというと、資料集が一番情報が多く掲載されている場合が多いからです。

したがって、最終的には教科書、アウトプットの際に用いた参考書の情報が一括に集約された資料集が完成するわけです。これでインプットをしたい際は資料集さえ持ち運んでいればすべての情報を復習でき、持ち運びも便利です。

終わりに

 今回は世界史の効率的な勉強法をご紹介させていただきました。この勉強法も一つの効率的な勉強法として参考にしてみてください。

世界史は覚える情報量が非常に多いです。少しでも早めから勉強を始めることで他人よりも抜きに出ることが重要です。

 

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