こんにちは!武田塾王子校です!
今年も受験シーズンが一段落しました!受験生の皆さん本当にお疲れ様です!
高3生、浪人生、来年は君たちの番だ!
今回は特に、文学部系統(○○文学、歴史学、哲学、心理学、社会学など)を志望する新高3生や、もう1年頑張ると決めた浪人生向けのブログになります。
私立大学最高峰の早稲田大学と慶應義塾大学にはそれぞれ文学部があります。
文学部系統に行きたいと考えている受験生の皆さんも志望校に入っているのではないでしょうか?
早稲田大学には文学部のほかに文化構想学部があります。
この学部はいったい何なのでしょうか?
そこで、文学部系統を志望する受験生の皆さんのために、早稲田大学文化構想学部と文学部について解説しちゃいます!
このブログの筆者は現役文化構想学部生なので、実体験も交えながらわかりやすく解説していきます!
①文化構想学部と文学部の違いについて
「文化構想学部と文学部って何が違うの?」
「ってか文化構想学部って何する学部なの?」
筆者は文化構想学部に入学してから何万回とこの質問をされました(笑)。
この二つの学部は何が違うのでしょうか?
「学部名が違うから、違うところも当然いっぱいあるはず!」と思うかもしれませんが・・・
ほぼほぼ同じです!
文化構想学部に入ってもほとんどの文学部の授業は取れますし、その反対もできます。
同じ「戸山キャンパス」にありますし、入試問題も似てますし、卒業に必要な単位数(履修して単位を取得できた授業の数)も同じですし、勉強できることに関してはかなり似ています。
とはいえ違う部分もあります
文化構想学部には論系、文学部にはコースというものが存在します。
専攻とか学科をイメージしてもらえればいいと思います。
2年生になった時に文化構想学部生なら論系の中から1つ選んで進級する、文学部生ならコースの中から1つ選んで進級することになっています。
論系は、
・多元文化論系
・複合文化論系
など6つがあり、
コースは、
・英文学コース
・日本史コース
・演劇映像コース
・心理学コース
など18個があります。
論系、コースの名前からわかることがあります。
文学部のコース名はそのコースで何をやるのかわかりやすいですね。
反対に、文化構想学部の論系名は何をやるのかいまいちつかみにくいですね。
これこそ、この2つの学部の違いです!
つまり、文学部では2年生のコース進級時点で勉強することが詳しく絞られるのに対し、文化構想学部では2年生の論系進級後も比較的広範囲の勉強ができます。
文学部ではコース必修があり、例えば日本史コースであれば特定の日本史の授業+選択でいくつかの授業を履修しないといけないというルールがあります。
対して文化構想学部では論系演習が選択必修で、数十個の授業の中からいくつか選択して履修しないといけないというルールがあります。
この論系演習ですが、筆者はかなり自由度が高いと感じています。
というのは、筆者は歴史系の勉強を中心にやっているのですが、論系演習には歴史以外にも社会学、環境、映像系の授業など幅広い分野の授業が設定されています。
歴史を中心に勉強している人が歴史以外の論系演習の授業を履修することももちろん可能です。
以上から、2つの学部の違いは、
文化構想学部は比較的自由度が高く、色々な勉強ができる
文学部は特定の領域に関して専門性の高い勉強ができる
だと筆者は考えています。
と、ここまで難しい話をしましたが、受験生の皆さんは2つの学部はあんまり変わらないと考えてもらえればいいです。
②とある現役文化構想学部生の時間割を紹介!
皆さんに学生生活をイメージしてもらいたいので、時間割を特別に公開します!(公開に際し本人の許可を得ています)
(具体的な講義の名前は伏せさせていただきます)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | オンデマンド | |
1 | 講義×4 | ||||||
2 | 演習 | ||||||
3 | 講義 | 演習 | |||||
4 | 演習 | ||||||
5 | 講義 | ||||||
6 |
この学生さんは大学に月曜日と火曜日しか行っていないんですね(笑)。
これはこの学生さんが決して怠慢であるわけではなく、秋学期に履修できる最大限の授業数を履修してこの時間割です。
大学生になると、自分で好きなように時間割を決めることができます。
学部によっては必修授業があり、最初から必修授業の時間割が決まっている場合があります。
例えば、「必修英語」という授業が水曜日の1限目に入っていたりします。
文化構想学部は1年生の時は必修授業が多く、時間割は半分くらい決まっていますが、
2年生以降は必修授業がほぼゼロなので、かなり自由に時間割を組めます。
文化構想学部は大学以外でいろんな経験がしたい人にもおすすめですね。
③戸山キャンパスってどんなところ?
次に、両学部のある戸山キャンパスについて紹介していきます!
早稲田大学には大きく分けて4つのキャンパスがあります。
・早稲田キャンパス(本キャン)
・戸山キャンパス
・西早稲田キャンパス
・所沢キャンパス
です。
戸山キャンパスは早稲田キャンパス(本キャン)の信号を挟んですぐ隣にあります。
そのため、あまり別のキャンパスという感じはないです。
立地に関しては全く問題ないですね!
戸山キャンパスは文化構想学部と文学部の2学部のみが使っているキャンパスで、男女比は男:女=4:6と言われています。
陽気で活発な学生もいれば、静かで自分のやりたいことに没頭しているような学生もいます。
どんな人でも浮くことはないので、安心してください!
キャンパス内には食堂やコンビニ、カフェや図書館など様々な施設があります。
教室を見ても「さすが私立最高峰の早稲田だけあるなあ」と感じることが多い魅力的なキャンパスです!
④受験する際の注意点
これまで述べてきたように、文化構想学部と文学部はほぼ同じ学部です。
そのため、受験する際は原則両方の学部に出願しましょう!
両学部は運営母体が同じ(文学学術院)であることもあり、入試問題の傾向が似通っています。
受験日程の関係などで片方しか受けない場合でも、もう片方の学部の過去問を解いておくことを強くお勧めします。
既にライバルたちは勉強を始めている・・・
早慶を目指す多くの受験生はもう受験に向けて始動しています。
早慶を目指すと決めたならば、今日から勉強をスタートさせましょう!
受験勉強1年間頑張ってください!
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