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【早慶W合格も夢じゃない!】差を付ける世界史勉強法

こんにちは。武田塾王子校講師の木村です。2021年5月より講師として働かせて頂いております。

私のブログでは、特に旧帝国大学や早慶を始めとする最難関国立・私立と言われる大学の紹介や共通テスト・2次試験対策法、5教科7科目の勉強法を取り扱う予定です!

 

今回は、世界史に必要な力とおススメの学習スタイルについて紹介したいと思います。

 

早慶文系の世界史受験生から共通テストだけ世界史を受験する理系の受験生まで幅広く、短期間で効率良く偏差値を上げたい方は必見です!

 

ぜひ最後までご覧ください!

 

 

〇世界史に必要な力

世界史を受験科目として使う場面は、

(1). 国公立受験生(文系・理系問わず)の1次試験として設けられている共通テスト

※受験方式や受ける大学によって配点が極端に圧縮されたり、世界史を受ける必要が無い場合もあります。

(2). 文系私大一般受験生の地歴、公民科目の個別試験

※他にも日本史選択や倫理・政経受験、地理受験が出来ることが多いです。

(3). 文系国公立受験生の2次試験(記述式が導入されている場合が多い。)

※東大・京大を除く旧帝国大学の文系学部は大抵の場合、地歴の代わりに数学が課されます。

の主に3つの場面が想定されます。

このブログをご覧頂いている方がどの分類に属されているか分かりませんが、どの段階を選ぼうとも基本的に(1)→(2)→(3)の行程を踏んで勉強していくと思って頂ければ充分です。

 

私が共通テスト、早慶、阪大を受けて感じた世界史に必要な力や向き合い方に関して、4つの観点から見ていきたいと思います。

1. 歴史用語と内容理解

「何言っているの?」

「結局当たり前のことを言うだけか。」

と思っている方!侮れませんよ。

 

色んな大学の過去問を見て頂ければ一目瞭然ですが、教科書や一問一答に載っていること以外に問われることは滅多にありません。

Q. では具体的にどの段階までの用語を押さえておけばいいのか。

A. 共通テストのみ世界史を使う受験生➢山川出版社・詳説世界史 改訂版 世B310

  文系私大一般受験の個別試験・文系国公立受験生の2次試験➢山川出版社・世界史用語集 改訂版

を目標として取り組んでいくのが最も適切であると考えています。

 

2. 歴史用語の年代と場所

歴史用語の年代と場所の暗記を行わない受験生が多すぎる!

多くの受験生が嫌いな作業であり、時間と労力を割く分野ではないでしょうか。

偉そうに言っている私も世界史の勉強の中で最も嫌いな作業でしたが、同時に最も失点した分野です。

これは私だけの受験経験談ではなく、武田塾の講師として特訓をしている際にも点数が伸び悩む生徒の多くが年代暗記と場所の区別が付いていないという風に感じました。

Q. では全ての戦争や事件に関してハッキリとした年号暗記、場所の暗記が必要なのか。

A. 勿論、全ての事象に関して1年単位で覚える必要、地方の名前や州・県の名前を憶えている必要はありません。

暗記の目安としては、

共通テストレベル➢古代:〇世紀前半か後半かぐらいの区別、近代:10年単位ぐらい区別が求められる。

私大・国立➢1年単位のハッキリとした年号が必要。

どちらにも言える事は、都市や国家の勢力範囲などの地図がある王朝は確実に視覚的に憶えておく必要があります。

 

最近では同時代史の出題も増えていますが、極論を言えば、1つ1つの用語の年代をマスターしていればあっさりと対応可能です。

 

3. 覚えた基礎知識を活用する力

一見すると分からないような問題に相対した時には、基本的な知識を組み合わせて解答を導きだせるような力が重要になってきます。例えば以下の問題に出会ったとする。

「1666年に”王立科学アカデミー(フランス科学院)”を設立した人物は誰か。」

この問題に対して、「一問一答で見たこと無いから知らないや!」と言って空欄にするのか、それとも与えられたヒントから考察してみるかの違いである。1666年のフランス王はルイ14世であり、当時の財務総監に就任したのはコルベールである。更にコルベールはアカデミー=フランセーズに対する財政援助を中心とする文化の保護に努めていた、というように基本知識を関連付けて行けば、この問題に答えることは難しくない。

 

旧帝国大学や早慶を中心とする最難関大学では一問一答や前述の教科書・用語集に記載のない難単語がゴロゴロ存在する。見たことも聞いたこともないような問題だとしても年号や国名、当時の王様の名前から推察することで解答が出来るため端から諦めてしまっている受験生と3点ほど差をつけることが出来ます。

また、共通テストでは初見の資料や写真からヒントとなるモノを見つけて解答させるパターンも多いです。もはや最近の入試事情を鑑みると完全暗記力というより観察力とか分析力、判断力等の能力が備わっていることも重要です。関連付ける能力は普段から訓練することで慣れてくるし、400字程度の論述や1,000字を超える大論述の対策にもなる。

 

4.テーマで歴史を眺める力

世界史学習者なら必須事項の「中国官吏登用制度の変遷」や2021年の早稲田大学 商学部で論述問題として課された「アメリカ黒人の歴史」等の”とあるテーマや視点から歴史を眺める力のことです。国立の2次試験の論出問題では”とあるテーマ”に関して年代や人名、周辺国を絡めて論じされる形の試験内容が頻出です。日頃から似ている事柄や対義語のような事柄、他国や王朝との対立や交流など、1つの地域ごとに学ぶのではなく、複数の地域や年代に跨る事柄を意識して学習していくと効率的だと言えます。

 

〇おススメの学習スタイル

(ⅰ).定期的にある各高校の中間・期末試験や模擬試験を基準に学習進度を計算する。

➢世界史に関して言うと、各高校の定期試験と大学受験の入試問題の間に差はほとんどないです。そのため、定期試験や模擬試験”専用”に一夜漬けで勉強する、ヤマを張って乗り越えるという勉強法は〔無意味〕です。各試験の範囲を入試まで2度と取り組まないぞぐらいの勢いで勉強してみてください。

(ⅱ).特定の期間内でインプットを終わらせる。

➢世界史だけに限りませんが、”暗記”の比重が高い科目(理科基礎や日本史、倫理・政経や漢文等)はインプットの時間が少なければ少ない程好ましいです。受験生がよく陥りがちな、間違えることを恐れて問題・過去問演習に取り組まない病に罹らないように注意しましょう。読んで分かった気になるのが1番避けなければいけません。私が特訓中に生徒に口酸っぱく言っているのは

インプット:アウトプット=3:7の法則

です。分かりやすく言い換えるならば、インプット(教科書を読んだり、一問一答で単語を覚える作業)を1日に3時間やったのならアウトプット(全レベル問題集や志望校・滑り止めの過去問演習の作業)は7時間やりなさいということです。

 

まとめ

今回は世界史に必要な力とおススメの学習スタイルを紹介しました。

何となくでも世界史勉強法の道しるべは得られましたか?

他にもたくさんの大学受験に関する情報を発信していきますので、志望校決定の際の参考にして頂ければ光栄です!

 

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