受験勉強といえば、一日中勉強することを想像する人も多いでしょう。
これを読んでいるみなさんは昨日、どれくらい勉強したでしょうか。
答えは人それぞれだとは思います。10時間以上勉強できた!という人もなかにはいるでしょう。
さて本題です。
みなさんは一日に何時間勉強するのがベストだと思いますか?
そりゃあもちろん一日中勉強できるのがいいでしょう!と考える人もいるのではないですか。
結論を先に言ってしまうと、一日最低3時間でしょうか。(学校がある平日)
えっ!?短くない!?と思った方。少し待ってください。理由をお話しします。
習慣化の重要性と習慣化の方法
先ほど一日最低3時間と言ったのにはもちろん理由があります。
というのもここでいう最低とは、絶対に守ると決めた勉強時間です。毎日3時間勉強すると決めたなら絶対に、何がなんでも守ってください。
なぜか?
なぜ毎日5時間や6時間ではなく、3時間なのか?
それは勉強を習慣化するためです。
勉強の習慣化のメリットとは
勉強を習慣化させるとはどういうことか?
それは毎日勉強を一定以上のペースで続けて、その最低ラインをどんどん押し上げていくこと。それが習慣化の強みでもあります。
ちなみに先ほど勉強時間は最低3時間だといいましたが、その時間は自分なりに決めてもらって大丈夫です。
まずは自分が今、何時間なら過度なストレスなく勉強できるのかしっかりと見極めて判断していただきたいです。
その上で1ヶ月ごとに1時間ずつ増やしていく。そしてゆくゆくは毎日5時間でも6時間でもできるようになるのが理想的ですね。(もちろんこれも最低ラインとしてです。)
習慣化のコツ
習慣化しろ!習慣化!と言われても最初は本当に難しいと思います。
習慣化の粘り時は最初の2ヶ月と言われています。。。
そうなんです。すごく長いんですよね。
だからこそ最初は自分が過度なストレスがない状況から始めなきゃダメなんです。
もちろん、「59日間は本当に苦しくて60日目に一気に楽になった!」ということは起こりません。(笑)
良くも悪くも少しづつ少しづつ楽になっていって、2ヶ月すればもうほとんど負担なくできるようになるという意味です。
なので、本当に粘るという意味では最初の2週間〜1ヶ月でしょうか。それぐらいたてばあまりストレスなく勉強できるようになってくるはずです。
少し話をまとめると、習慣化のためには少しの負担で粘ることも大事だということです。
そして習慣化のコツとしてもう一点強調したいのが、すでにある習慣に結びつけることです。
すでにある習慣といえば、食事、学校、睡眠、入浴などでしょうか。
要は通学前の1時間と食後の1時間と、起きたあとの1時間は絶対に勉強するなど、習慣の前後に勉強を引っ付けることですね。
ですがここで注意したい点として一つ。
それは、本当にそれが実行できるのかということです。
例えば、今の話を聞いて食前の1時間は勉強する!と決めたとして、家では毎日決まった時間に食事が出来上がるでしょうか?
おそらく毎日同じ時間ではなくて、すごく時間調整が難しいと思います。
なので、大事なのは自分がここの○時間は確実に取れる!という時間を選んで勉強することですね。
以上、習慣化のコツでした。ポイントはコツコツできる範囲で始めること・すでにある習慣に結びつけることです!
食事・睡眠・入浴・運動の必要性とは
受験生になって、忙しさを感じていると食事・睡眠・入浴・運動を疎かにしがちです。
ですがこれは声を大にしていたいのですが、これらは継続して習慣としてしっかり行うべきです。
ここから、それぞれについて軽くポイントをお話しします。
食事
ポイントは
・健康でバランスの取れた食事を心がける
・満腹になると集中力が低下するため、満腹状態は避ける。
・空腹なときの方が学習効率が高いという研究もある。
・血糖値の乱高下が集中力を奪うため、食事の取り方に気をつける。
→具体的に言うと、食事はサラダから取ることや、炭水化物少なめを心がけるなど。また、食後1時間は休憩と考えるのも一つの手ですね。
・朝食が必要ないと感じるのであれば、抜く。
これは個人差があると思いますが、私は朝食抜きでも問題なかったのでそうしていました。
食事に関して少しポイントを並べてみました。これも日頃少しでも心がけていただけたらと思います。
睡眠
ポイントは
・毎日同じ時間に寝て起きること。
・自分が朝方、夜型かを判断して、自分に合ったライフスタイルを選ぶ。
→何もすることがなくボーッとするか、本を読んでいるなどしていた場合、何時ごろに眠くなるか?と考えてみてください。
・適度な睡眠は7〜8時間。寝て自然に起きるのが望ましいです。
・昼寝は1日30分まで。昼寝は取ることも推奨されています。
・受験が近づいたら、テスト開始2時間前には起きる習慣に合わせる。
→テストが朝9時開始であれば、朝7時には起きているように1ヶ月ほど前から調整すると良いでしょう。
睡眠に関してのポイントは以上です。気になった方は自分でも調べてみてください。
勉強において睡眠は記憶の定着時間、集中力の回復時間とも言われています。非常に重要ですので、参考にしてみてください。
運動
ポイントは
・少しでもいいから継続していくこと。
・勉強で疲れたタイミングで行うのもgood。
・散歩だけでも集中力回復につながる。
・週に合計2時間できると理想。
・日が暮れてからの高負荷の運動は避ける。
・適度な運動は睡眠の質にもつながる。
です。
運動は記憶機能など、脳の活性化に大きく影響すると言われています。
毎日継続して運動する時間を取れたら学習にも大きな効果がでます。勉強で疲れた時こそ、スマホでYoutubeを見て休憩するのではなく、散歩やランニングをして学習効率向上に繋げましょう!
入浴
ポイントは
・寝る1時間〜2時間前に入浴する。
・湯船には10分程度浸かる
・入浴中はボーッとするか、もしくはその日やったことを頭で思い出すことに時間を使う。
です。
それほど多くはありませんが、入浴も睡眠につながる大事な要素です。毎日必ず湯船には入りましょう。
毎日10時間以上!を目標にすることによる弊害
少し話はそれますが、毎日10時間以上勉強することを目標にすることの弊害についてお話ししようと思います。
勉強時間を稼ぐことが目的になっていないか
今日は10時間やってやるぞ!と目標を決めたことで、時間ばかり気にしてしまうことになってしまいがちです。
そうなると「あと○時間やらなきゃ!今は休憩している場合じゃない!(でも集中力ないなぁ。。)」と。
本当に気づかないうちに集中力がなくなってしまい、効率の悪い勉強をしてしまいがちです。
睡眠などの時間を削っていないか
勉強時間を無理に決めてしまうと、本来は寝るはずの時間なのにまだ目標時間に達してないから勉強を続ける。と言うことにもなってしまいます。
その心がけ自体はとても良いものです。
ただそれは同時に翌日の集中力を奪っていることにもなります。
毎日継続できるのかどうか
毎日10時間以上を目標にすると言うのは非常に難しいことです。
私が受験生時代に、10時間以上勉強できた日を数えるたとしてもおそらくそれほど多くない気がします。(勉強が習慣化できた後でさえ。)
なので、勉強が習慣化できていない状況で毎日10時間と無理な目標をたててしまうと、すぐに挫折してしまいます。
大事なのは毎日最低ラインを決めて、捗る日にプラスアルファで勉強量を稼いでいくことです。(集中力が維持できる範囲内で。
習慣化のゴール
習慣化の話をいくつかしましたが、最後に習慣化で目指すべきゴールをお伝えします。
それは自分の予定通りに1日を終わらせられることです。
それはつまり
・毎日同じ時間に睡眠・食事・入浴時間をとる
・毎日同じ時間に勉強する
・睡眠、食事、勉強、入浴、計画的な休息→以外の時間を無くす
です。
これを極められれば、受験勉強だけでなくその後も大きく役に立つことと思います。
まとめ
今回は習慣化について長ったらしくお話ししましたが、本当に大事なことです。
勉強における全てと言っても過言ではありません。
継続・習慣
自分のできる範囲から少しづつ最低ラインを押し上げていくこと。これだけです。
受験は長い戦いになります。途中で力尽きないように一緒に頑張っていきましょう。
最後に武田塾の紹介です。
武田塾は授業をしない塾!で非常に有名ですが、どんな塾かイメージがつくでしょうか?
簡単に言うと、スケジュールを一緒に管理しつつ勉強を進めていく塾です。
そんなの本当に伸びるの?と言う声もあるかもしれません。
ですがこれだけは主張させていただきます。武田塾は習慣化に非常に適した塾です。
先生と一緒に学習を進めていれば、気づいたら勉強が習慣になっています。
もちろんそれは他の塾でも言えることですが、他の塾の場合は少し違います。
ほぼ強制での通学となるため勉強する習慣ではなく、塾に行く習慣です。
結果的には、どちらがその生徒に合っているかで判断するのが適切です。
しかしうまくいった時に大きく伸びるのは間違いなく武田塾です。
体験入学も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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