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高3生必見!地方国公立大志願者に向けた受験までの勉強計画

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今回は地方国公立大学を目指している受験生に向けたものとなっております。

前半ではざっくりとした年間の勉強計画、後半では受験勉強が間に合っていない場合の対策法についての内容となっています。

 

 

地方国公立大学志願者に向けた勉強計画

 

前半の内容は受験勉強全体の計画を立てていくうえで重要な内容になっています。

まずは地方国公立大学志望の受験生の受験までのざっくりとした年間の勉強計画に関してです。

 

8月末までの目標

2次試験、共通テストの両方共に点数が取れる状況を作り記述力とスピードを仕上げましょう。

①2次試験科目の得意科目の日大レベルを突破しましょう。

②2次試験科目の共通テストの目標点⁻10%を取れるようにしましょう。

 

 

9月~10月の目標

ここまでで最終地点に持っていけるようにしましょう。

①2次試験科目の地方国公立レベルを突破しましょう。

②共通テスト科目の学習を全科目開始しましょう。

③週に1年分程度過去問に触れておきましょう。(特に得意科目)

11月以降は上のレベルに入らないようにし、完成度を上げる作業と分野別対策と過去問だけをするようにしましょう。

 

 

12月末までの目標

①第一志望の合格最低点を安定して突破しましょう。

②週に2~3年程度過去問に触れておきましょう。(解き直しも含む)

③合格点に必要な分野別対策は一通り終えておきましょう。

④全科目の共通テストの合計点と科目ごとの目標点を突破しましょう。

※「合計点と科目ごとの目標を突破する」ことが大切です。

 

入試本番は割とうまくいかず、目標点数よりも下がってしまうことが多いです。

過去問を解いている中で、たまたまよかった、悪かった科目出るので何回も過去問を繰り返しある程度の点数の幅に抑えることが大切です。

 

また、私立大学に比べて国公立大学の受験は科目数が多く時間に追われやすいため、

各科目の中からどれを優先したら間に合うのかといった戦略を立てることが重要になってきます。

 

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国公立大学志望 入試まで時間がない方へ向けた受験戦略

後半では、入試まで対策が間に合わない国公立志望の人におくる究極の受験戦略になります。

 

結論から述べると、入試まで対策が間に合わない場合、

国公立大学の共通テストと2次試験の比率が50%より大きい共通テスト重視の大学を志望する受験生は

2次試験の対策を一旦しなくてもよいです。

 

2次試験の対策を一旦しなくても良い理由①

高校などで「大は小を兼ねる」という理由から2次試験の対策をしておけば共通テストは大丈夫なため、

2次試験を主に対策していこうという話をよく耳にするかもしれません。

 

しかし、全国の国公立大学を調べた時に当てはまらない人の方が多いだろうと予想され、

2次試験の対策はむしろしなくても良いと考えられます。

 

また、そもそも共通テストを取ることができないと国公立の入試は始まりません。

共通テストでは受験後、共通テストリサーチを出して判定が出ます。

そこで勝負できる点数を取っていないと2次試験を受けることすらできません。

そうするとせっかくやってきた2次試験の勉強も無駄となってしまいます。

以上より国公立の受験においては共通テストで点数を取って逃げ切る方が圧倒的に有利なのです。

 

例外 (2次試験対策が必要になってくる)

ただし例外も存在し、旧帝国大学や千葉大学など2次試験の比率が高い大学です。

そのような大学ではいくら共通テストで高得点を取ってもその後二次試験勝負になってしまいます。

ですが、その他ほとんどの国公立大学は共通テストの比率の方が高いため共通テストの対策に力を入れるべきです。

 

 

理科・社会に力を入れよう!

共通テストの科目の中でも理科・社会の対策に力をいれて取り組むべきです。

 

英語リーディングや数学に関しては共通テストのレベルがかなり難しくなっているため、

共通テストの対策をきちんとすれば地方国公立大学の2次試験は意外と解けるようになります。

 

一方で、理科や社会など共通テストでしか使わない科目は手が回りにくく、

ここで高得点を取ることができればほぼ共通テストで逃げ切れることができます。

 

また2次試験で使わない科目は共通テストの配点比率が高くなるため、

高得点を取ることができればアドバンテージを得ることができます。

 

そして共通テストを逃げ切り、リサーチでA判定を取った状態で2次試験に向かうことが理想となっています。

 

2次試験の対策を一旦しなくてよかった理由②

そして、みんなが盲点になっていることとして共通テストと2次試験の間には実はおよそ40日間の時間があります。

 

またこの期間は高校などに登校する必要もないため、十分な勉強時間を確保することができます。

 

例えば、1日12時間勉強すると仮定すると、二次試験の科目が英数国だった場合、英語4時間・数学4時間・国語4時間×40日間勉強することができます。

 

共通テストが突破できてかつ40日間の猛勉強をすれば2次試験の問題は全然とれるようになります。

 

そのため、地方国公立大学志望の受験生に覚えてもらいたいことは、「共通テストをまず集中して乗り越えて残り40日で2次試験の勉強をする」ということです。

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まとめ

今回の記事は地方国公立大学志願者に向けた受験戦略に関してでした。

 

勉強計画

8月末までに2次試験、共通テスト共に点が取れる状況を作り記述力とスピードを仕上げましょう。

9月~10月までに入試本番に挑める状態を目標に仕上げましょう。

12月末までに第一志望校の合格最低点を安定して突破、共通テスト全科目の合計点と科目ごとの目標点の突破を目指しましょう。

 

時間がない場合の受験戦略

国公立大学の共通テストと2次試験の比率が50%より大きい共通テスト重視の大学を志望する受験生は

2次試験の対策を一旦後回しにしましょう。

理科・社会を中心に共通テスト対策を進めましょう。

共通テスト後から2次試験の間に、2次試験の勉強をすれば間に合います。

 

以上が今回の記事になります。

受験まであと少しです。地方国公立大学志願者はこの記事を参考に受験戦略を練ってみてください。

受験まで時間がない方も逆転合格を目指しましょう!

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