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医学部講師直伝の勉強法~英語勉強のハテナ?~苅部先生編

こんにちは!武田塾成田校で講師をしています、苅部 伶と申します。

今回は英語の勉強法について私が行っていた方法を紹介していきたいと思います。是非参考にしてみてください。

 

英語の勉強法

英文を読むためには単語文法英文解釈を理解する必要があります。
この中で単語、文法は時間をかければ確実にできるようになる範囲です。またこの二つは机に座らずともできるものですね!他の記事で書いた「生物勉強のハテナ」を参考にしてみてください。

武田塾の暗記法

時間をかければできるようになるとは言っても工夫は必要です。単語の覚え方は武田塾の進め方が効率的に覚えられると思います。というのも記憶をしっかりと定着させるにはただ突き進むのではなく、時折いったん引き返して同じ範囲を繰り返し勉強することが必要です。この点で武田塾は決められた範囲を一週間で何週も演習する進め方がとられており、効率的に覚えていくことができると思います。

ゴロ作成

そのほかの工夫としましては、私はとにかくゴロを作っていました。単語帳に自分で考えたゴロを単語の下に書いておくんです。再度復習で目にした時、余りのくだらなさにくすっと笑ってしまったり、逆にうまくて感心してしまうかもしれません。こんな話を聞いていると一つの単語にそんな時間をかけてもいいのかと思う方もいるかもしれませんが、最初の内はいくらでも時間をかけてもいいのではないかと個人的には思います。ただ単語を丸暗記するのでは最初のうちはいいかもしれませんが後になってどんどん苦しくなっていくと思います。無機質に覚えていくのではなく、時間をかけてもいいので、一つ一つの単語に物語を作っていくことが後々絶大な効果を発揮すると私は信じています。

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覚えにくいノート

しかし中にはどんなゴロも思いつかない、本当に覚えにくい単語もあると思います。そのような単語は専用の「覚えにくいノート」を作ってまとめておくことをお勧めします。そしていつでも目に入る場所に置いておくことです。私はスマホのロック画面に載せて、全部言えるまでロックを解除しないということをやっていました。このように覚えにくい単語は特別扱いをしてあげると確実に顔を合わせる機会が増えます。そうするとどうなるでしょう?私は以前こんな文章を読んだことがあります。「人は好きだから見るのではなく、見ているから好きになってしまうのだ」と。もうあなたはあの覚えにくく嫌いだった単語のことが気になって気になってしょうがなくなってしまうはずです笑 

単語の覚え方について長々と書かせていただきましたが、文法に関しても同じです。工夫して時間を使って覚えていってください。

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英文解釈について

さて単語、文法という武器を持っていよいよ英文の攻略に入っていきます。英語で高得点をとるには英語長文は避けては通れない道です。長文で高得点をとるためには?速読が不可欠な要素だと思います。単語や文法とは違い、長文は数をこなせばできるようになる、速く読めるようになるものではありません。しっかりと英文を読むためのルールを創り、どんな相手が来ようとも同じように読み進めていくことができる、これが速読への一番の近道であり、英文解釈と呼ばれるものだと思います。

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英文の収納

武田塾でも解釈の参考書を用いて英文を読むための武器をたくさん獲得していくことになりますが、一番初歩的で、一番大事なことは英文をどんどん“収納していく”ことです。またよくわからない比喩が飛び出してきましたが、少し語らせてください笑 英語の文章は名詞形容詞副詞で構成されています。これを括弧を用いてくくっていきます。[名詞](形容詞)〈副詞〉といったようにです。ただくくるだけでも十分なトレーニングになるのですが、これを行うことの何が強いかといいますと、この作業を頭の中でスラスラとできるようになると英文を単語単語で理解するのではなくある程度のカタマリで理解していくことができます。(生物で例えるなら跳躍伝導ということです!物理選択の方ごめんなさい汗)これが速読に繋がっていき、この収納作業を行うために参考書でちょっとした小技を覚えていくというのが解釈の勉強だと私は考えます。

closet_seiriseiton_no英語長文を→closet_seiriseiton_yesこの状態へ!

ノートを使いオリジナルの参考書を

単語、文法と勉強を行っていく上で解釈で大きく違う点は、初めのうちはしっかりと机で勉強を行っていった方がいいということです。私は自分がみさせてもらっている生徒の皆さんには可能な限りノートを作るようにお願いをしています。ノートの作り方ですが、3つのパートに分けます。解釈では短文を使って行っていきますが、それをコピーしノートに貼り付けます。これが最初のパート。そして自分が今できる範囲で短文を括弧で収納していきます。コピーの下に2つ目のパートである、その文章の自分なりの訳や構文の考察を書きます。最後に実際に参考書を見て間違ったくくり方をしてしまったところや、新しい知識(武器)をまとめていきます。自分の考え方や間違った軌跡を残したオリジナルの参考書を作り上げてほしいのです。

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洋楽を活用しよう

さてここまで進んできたのならいざ実践です。いきなり長文に取り掛かるのももちろん良いですが、経済のことや社会情勢のことなど読みたくもない内容をしかも英語で、、、これは確かにやる気が出ないのも無理はありません。毎度のことながら言わせてもらうと、やるからには楽しんじまおうということで、私は洋楽を使うことをお勧めします。自分が好きな歌をルーズリーフにでも書き起こし、さあ今までの武器をフルに生かし長文を収納していきましょう!解釈のトレーニングになる、歌の内容を理解できるようになる、さらには歌えるようになることにも一役買います。カラオケで洋楽のレパートリーが増えることは楽しいことですし、何よりかっこいい、、、。これはモテる!当時の私は考えは完璧でしたが、唯一の誤算は私が音痴であるということでした、、、こんな話はどうでもよくて、長文の参考書と一緒に遊び感覚で進めていくのももちろんいいと思いますし、ちょっと問題集の英文はハードルが高すぎると感じる方がいるなら、洋楽の方だけでもいいと思います。

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長文の反復練習が大事!

最後に解釈をやるうえでの注意点ですが、一度やって、はいこの文章はおしまい!という風にはしないで下さい。昔私が先生に言われたことですが、その長文が自分の血となり肉となるまで読め!とおっしゃっていました。そこまでとは言いませんが、収納が空でできるようになるには、まずは同じ文章で反復練習し、前回よりも早くくくれるようになることが重要です。といいますのもそれが“速読ができるようになっていく”ということなのですから。そしてなにより歌の中には英作文で使える表現があふれているんです。これを自分のものにしないのはもったいない!ということで、反復練習を怠らないようにして下さい。そしていつかそのボロボロになった紙切れは自分の中でお守りとなります。これだけやってきたんだという証です。それはきっと決戦の日、受験会場で皆さんのことを助けてくれるはずです。周りは手のひらに人の字書いてパクッなんてやっているところを、皆さんはお守りを広げ頭の中でパ――!!!っと文章を収納する。頭の中はきっとクリアになっているはずです。

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以上今回は英語の勉強法について書かせていただきましたが、参考になるような方法がありましたら是非試してみてください。武田塾で皆さんと勉強できる日を心待ちにしております!最後まで読んでいただきありがとうございました。

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