皆さんこんにちは。武田塾奈良生駒校です。
今回は、英語の長文とリスニングの成績を上げる方法について伝授していこうと思います。
筆者である私、カーンは受験生時代、当時のセンター試験で英語は9割、そのうちリスニングは満点でした。大学時代ではTOEICを895点取得しました。いずれもテストの時間はたっぷりとあまり、見直しに時間をかけることができました。
そんな私の英語の勉強方法を参考にしてみてください。
ちなみに私はハーフなので、英語得意なのは当たり前と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私は英語圏のハーフではなく、日本生まれ日本育ち、日本の公立に通ってきたので皆さんと同じように頑張って英語を身に付けました。
それゆえに、今回紹介する勉強方法はみなさんにも真似しやすいです。
カギを握るのは単語の発音!
まず、大前提として英語において一番大切なところは何だと思いますか?
それは、単語です。単語をどれだけ暗記することができているかが、成功のカギを握ると思っておいてください。
当たり前のことですが、分かる単語が少なければ、文法問題も解くことが困難ですし、長文問題は内容を読み取るのにとても時間を要します。リスニングに至っては、何を言っているのか分からない状態になって問題を解くどころではなくなります。長文を速読し、リスニングで満点を取るためには、単語のレベルをいかにして上げていくかが大切です。
とはいえ、単語力の大切さをわかってはいても、どう勉強していくのが良いのか、そこで悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
皆さんは、単語を覚えるときどんな風に勉強していますか?
何度も書き写していますか?声に出して発音を確認していますか?意味も一つの単語につき、数種類覚えていますか?類語や対義語も同時にチェックしていますか?似た綴りや発音の単語も整理しながら覚えていますか?
上記で上げたことは押さえていると完璧ですが初めは難しいと思います。
まず、みなさんがレベルアップするために意識してほしいこと、それは「発音」です。
発音、おろそかにしていませんか?
単語を覚えるとき、最低限、意味はみなさんも覚えていると思います。綴りも意識している方は多いでしょう。しかし、発音はどうでしょうか?
私は学生時代、塾講師として働きましたが、単語の発音を疎かにしている子を多く見かけました。そして、成績の低い子の方が単語の発音を確認すらしていない傾向にありました。一方で、英語の成績が良い子は基本的にみな、発音もしっかり身についている傾向がありました。
では、発音が身についていないことでどのようなことが起きてしまうのでしょうか?長文とリスニングの二つのセクションに分けて解説していきます。
発音の大切さ「長文編」
まずは、長文です。単語の発音が分からなくても、意味さえ理解していれば、長文を読むことができるのではないかと考える方はいるでしょう。実際多くの私立志望の子は、入試にリスニングがないので発音を確認する必要はないと考えて勉強を進めているケースも少なくないです。
しかし、それは間違いです。
発音が身についていないと、長文を読むスピードが遅くなってしまうからです。
発音が分からない単語が多いと、その分発音を考える時間が間に挟まるので必然的に読むスピードが遅くなります。意味を理解するのにも時間がかかり、ゆっくり読んでいくうちに解答する時間が減ります。
そうなると残り時間を気にしながら焦って読むので、精読率が下がります。見直しできず、ケアレスミス等で失点してしまいます。
この悪循環に身に覚えのある方はいますか?
発音を覚えているだけで、長文を読むスピードは格段に上がります。
さらに読むスピードを上げたい人には、シャドーイングがおすすめです。
これを何度も繰り返すと、意味のまとまりごとに区切って読んでいく力が養われます。そうすると長文が多くの単語の羅列ではなく、意味を持った文章として浮かび上がってくるので内容を理解しやすくなります。
しかし、ここでも発音を覚えていないとスムーズにシャドーイングの練習に移ることができません。シャドーイングで出てくる単語の発音を暗記し直さなければならないので、二度手間になります。それならば、初めから単語を覚えるときに発音も意識している方が効率が良いですよね。
長文で発音が大切になってくる主な理由は上記で述べた通りです。
発音の大切さ「リスニング編」
みなさんは発音のわからない単語を、意味を理解した上で聞き取ることはできますか?厳しいですよね。
リスニングでは聞き取ることができないのは致命傷なことはみなさんも分かってはいると思います。
でも、綴りをみたら何となく発音が分かるから、発音を気にしなくても大丈夫と思っている方もいるのではないでしょうか?
確かに、綴りの通りに発音する単語も存在していますが、そんな発音になるの!?という単語も多く存在しています。
スクリプトを見て、この単語知っているのに聞き取れなかった、なんて経験をした人も多いのではないでしょうか?頑張って意味は覚えたのに、聞き取ることができなかっただけで点を落としてしまうことほど勿体ない事はありません。
発音を聞けば、瞬時に単語の意味を思い出すことができる。そのレベルになるまで、何度も覚え直すことを意識すると、リスニングの点数はおのずと上がっていきます。
まとめ
長文の速読とリスニングのコツについて今回はお話しました。
単語の発音は皆さんが想定している以上に大切です。単語を暗記するときは、必ず毎回発音を確認してください。また、紙に書き出す時も一回一回、声に出しながら綴ってください。(学習環境によっては頭の中だけで発音しても良いですよ)
皆さんが発音に力を入れることで、成績がぐんぐん伸びていくことを期待しています。
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