2023年 武田塾 参考書ルート 古文編
皆さんこんにちは!武田塾奈良生駒校です。
今回は2023年版武田塾参考書ルート世界史編を紹介します!
この記事を参考に勉強を進めれば志望校合格間違いなしです!
古文は、英語と同じで単語と文法が大切です。これをまず押さえましょう。
また、次にやる読み方の本がとても大事です。英語は単語がわかればある程度理解できますが、古文は文章に省略が多く読みづらいので、古文特有の省略を補う読み方を学ぶ事が重要です。
そして次に読解の練習をしていく。これが古文の勉強の全体像です。
古典コース紹介
コースは以下の2つです。
Ⅰ.基礎徹底ルート
古文が苦手、古文アレルギーだという人向け
Ⅱ.実力養成ルート
古文をある程度上のレベルまで持っていきたい、上級者向けのテクニックも知りたいという人向け
どちらのコースも行き着く先は一緒になっているので、自分のレベルに合わせて使ってほしいと思います。
Ⅰ.基礎徹底ルート
日大レベルです。
最初に「中学基礎がため100% できた!中3国語」に取り組みます。
主に現代文を扱った参考書ですが、古文も入っています。単語や文法を覚えていく前に、まずこれで歴史的仮名遣いを学びましょう。
次に古文単語ですが、単語帳は主に3冊で、どれを使ってもいいです。
「読んで見て聞いて覚える重要古文単語315」
「新・ゴロゴ古文単語」
「古文単語330」
この中から自分に合うものを選びましょう。
古文がとにかく苦手なんだ!という人には「新・ゴロゴ古文単語」がおすすめです。
古文単語のポイントは、単語の意味を複数覚えておくことです。単語によっては意味が真逆になることもあります。
単語と同時に古典文法も進めておきましょう。
参考書は、講義用の「富井の古典文法をはじめからていねいに」と問題集の「やさしくわかりやすい古典文法」です。
「やさしくわかりやすい古典文法」の問題にはヒントが付いていますが、ヒントを無視しても解けるようにしましょう。
次からが、省略を補う読み方を学ぶという段階です。
使用する参考書は「富井の古文読解をはじめからていねいに」です。
付属の別冊に情報がまとまっているので、ちょっと復習したいときに復習しやすいのが特徴です。
そしてもう一つの参考書が「とってもやさしい古文」です。
読解の問題集ですが、本文に書き込みがたくさん入っているので補助輪付きの自転車に乗るような感覚で古文を読むことができます。
「富井の古文読解をはじめからていねいに」で学んだ主語の省略を補う技を実践する場として使いましょう。書き込みの意味を押さえることが大事です。ノーヒントの古文の読み方を掴むことができるようにしましょう。
さて、ここからが実践です。「大学入試問題集 岡本梨奈の古文ポラリス1」を使います。
これは、日東駒専よりも難易度の低い入試問題がまとめられている参考書です。これまでに培った古文の読解力を実践で発揮する形で演習しましょう。
ここまでを終えると、実力養成ルートに合流していくことになります。
Ⅱ.実力養成ルート
➀日大レベル
まずは単語です。
基礎徹底ルートで紹介したものと同じ
「読んで見て聞いて覚える重要古文単語315」
「新・ゴロゴ古文単語」
「古文単語330」
の3冊のうち自分に合うものを選んで取り組みましょう。意味は複数覚えるようにしましょう。
文法は、講義用の参考書が「岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」です。
また、問題集が「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」もしくは「やさしくわかりやすい古典文法」です。
「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」の方が、問題が難しく上級者向けです。
また、「岡本梨奈の古典文法」は構成が上級者向けなので、もし難しいと感じたら「富井の古文読解をはじめからていねいに」でも大丈夫です。問題集は、暗記事項は全て覚えて問題はヒントなしでも解けるようにしましょう。また、古典文法には全て論理があるので、選択問題でも適当に選ぶのではなく理由付きで答えられるようにしてください。
そして、次に使用するのが「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」です。これは、古文の読み方だけでなく解き方も教えてくれる本になっています。難関大学に合格するような人は全員使っているような古文の技が詰まっていて、さらに苦手な人が多い和歌の攻略法も載っている一冊です。
これをマスターした後は「大学入試問題集 岡本梨奈の古文ポラリス1」に入っていきます。
1を終えたら「大学入試問題集 岡本梨奈の古文ポラリス2」にも取り組みましょう。
2は日東駒専・産近甲龍レベルの文章を押さえた参考書です。「ポラリス」に取り組む際に重要なのは、「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」で身に付けた技をきちんと実践して復習することです。また、単に解いて丸付けをするだけでなく、解説を読んでしっかり理解することが成長のポイントです。
➁MARCHレベル
MARCHレベルでは、単語帳として「読み解き古文単語」を使います。
これには入試でよく出る文章を収録しているので、それを毎日読むことで古文に慣れていってもらうのが目的です。
文章読解で取り組むのは、「大学入試問題集 岡本梨奈の古文ポラリス3」です。
これはMARCH・関関同立レベルになっています。
これが終わったら、次は「GMARCH&関関同立の古文」に取り組みます。
③早稲田レベル
参考書は「早稲田の国語」を使用します。
古文の場合、MARCHと早稲田には大きな差がないのでこれだけで十分です。
④地方国公立レベル
日大レベルを終えてから入りましょう。
単語帳は「読み解き古文単語」、文章読解は「古文ポラリス3」を使用します。
さらに、記述対策として「国公立標準問題集 CanPass 古典」に取り組みます。
⑤東大レベル
「得点奪取 古文」で記述力を養います。
国公立では現代語訳問題が出題されるので、傍線部を細かく品詞分解するなど細かく分析してすべて正しく訳せれば満点が取れます。こういった分析力を「国公立標準問題集 CanPass 古典」、「得点奪取 古文」で身に付けましょう。
今回のまとめ
古文のルートは「基礎徹底ルート」と「実力養成ルート」の2つです。
どちらを選んでも最後は合流できるようになっているので、自分の目標や現在のレベルに合わせて選びましょう。
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