こんにちは!武田塾奈良生駒校です!
受験もいよいよ大詰めです。
二次試験へ向け、記述対策を急ピッチで進めている人も多いと思います。
そこで今回のテーマは、国公立や記述問題のある私立を受ける人へ向けて、独学で記述を向上させる方法の紹介です!
方法その1:採点基準を考えよう
その方法の1つ目は、まず採点基準を考えるということです。
記述問題が多くの大学でどのように採点されているかというと、1つの問題が15点の場合ABCの3つのポイントに各5点ずつ割り振られ、ミスするごとに細かくマイナスで採点されていくといったものです。
記述問題に慣れていない人が初めどう書くかというと、採点基準を意識せずにきれいな文章を頑張って書こうとします。
ですが、あまりそこは大学の採点官は見ていないです。
ABCのポイントがあった場合、3つちゃんと書かれているのか、論理的に問題なく繋がるかどうかというのを見られています。
別にきれいな答案を書く必要はありません。
設問の要求にしっかり応えた要素を自分で提示できているかが大事です。
慣れた場合、問題を見て採点基準に入ってくる要素を予想しながら答案を書くと良いかと思います。
方法その2:整理してから書こう
次は、いきなり書くなということです。
まずどのポイントを書くか、解答用紙の余白で整理しましょう。
問題に慣れていないと、字数にビビってしまう人が多いです。
字数を見ると、「埋めていれば点数が来るのではないかな……」と思う人も多いと思いますがはっきり言うと来ないです。
何も考えずに字数を埋めるだけでは点数は入ってきません。
書く前に構成が大事になってきます。
まずは問題用紙の余白で先ほどの「採点基準を意識しろ」です。
「○○と□□と△△は絶対書いた方がいい」
「●●も書いた方がいい」
「◇◇も書いた方がいい」
「▼▼と◎◎両方書くのは字数的に難しいけどどっちか書くとしたら▼▼かな」
「■■は余分だからちょっと削っちゃえ」
など自分の中で構成を考え、ポイントを詰め込めるようになってから書きましょう。
いきなり書くのはスカスカな文章の元なので、絶対にやめましょう。
また英作文にも、この方法は応用できます。
方法その3:丁寧に復習しよう
解いた後の振り返りも、点数を上げるためには重要です。
まずは普段の練習のときに、ここまで言った1・2点目を意識しながら記述を作ってください。
しかしこれらを意識していても、100%の答案はなかなか書けないと思います。
そこで、復習・振り返りの時間を設けてほしいです。
復習方法を2パターンに分けると、暗記する必要がある記述問題と初見で考えないといけない問題があります。
暗記は主に社会・理科・英作文の一部等の、2次試験で頻出するある種の有名問題です。
これらの場合有名な記述問題は覚えておき、使える表現を増やしておくことが大事です。
もう一つのパターンである初見で考えないといけない問題は、現代文・古文・英語の長文など文章が毎回変わるものです。
自分の答案と採点基準・模範答案を比べて何が足りていないのかしっかり考えることが、得点向上へのカギとなります。
A、B、C3つの採点基準があったときに
「AとBはかけていたけどCは書けていなかった、なぜCを見逃して書かなかったのか」
「ここに気づいていたら絶対Cはこの記述問題だったら必要、なぜその場で判断できなかったのか」
解いた後これらを振り返り、次の似たような問題で見逃さないようにしましょう。
また記述問題は、書くこと自体に大変な労力が必要です。
書き終わると満足してしまい、解説を読んで納得して終わるといったことが思い当たる読者の方もいるのではないでしょうか。
伸びる人の場合、違いを分析して次に書く時の再現まで意識して解説を読み込んでいます。
そこが甘いと何回練習しても成績が横ばいになってしまいます。
書いて満足してしまうのではなく、丁寧に復習して得点アップにつなげましょう!
今回のまとめ
国公立・記述問題がある私立を受ける人は点数を取るために紹介した3点を必ず意識!
丁寧な復習をして点数が伸びるようにしよう!
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