Q,私大志望の場合でも共通テスト利用は使った方がいい?
今回は、出願期限が迫るこの時期に気になるであろう問いに答えていきたいと思います!
A,使った方がいい
早速ですが、答えは「使った方がいい」ということになります。
使わなくても受かる人であれば良いですが、そうでないならば使わなければ単純に受かるチャンスが減ってしまいます。
そのうえ、受けないメリットも特にありません。
さらに今年の場合、新型コロナの影響で試験の中止・延期があり得るので、よほど時間が足りない場合を除いて受けた方がいいでしょう。
MARCH・早慶レベルの一般試験で受かる実力があれば、共通テストに対してめちゃくちゃ対策しなくても点数を取ることができます(逆にいえば、それができないならまずい状態であるともいえるので自分がちゃんとできているかの確認にもなるでしょう)
上手に共通テスト利用を使うことで、滑り止めや実力相応校に対策時間をそこまでかけず合格を得ることができます!
私大志望で使う場合の注意点、意識しておいた方が良い点
本番までに実践演習を積んでおくことが重要です。
共通テストは特段に難しいという訳ではありませんが形式が特殊なので、単純に知識があれば点が取れるという訳ではありません。
社会系科目は対策なしでも行けなくはないですが、英数国は対策しておけば明確に楽になります。
共通テストの重要科目:リスニング
共通テストでは、センター試験の時と比べ配点が上がりリスニングとリーディングが1:1の大学もあります。
それを踏まえると、リスニング放置は怖いといえます。
そうとはいっても、言われないとリスニングの勉強に意識が向いていかないという人も多いと思います。
しかしリスニングを軽視していると、仮にセンター試験時代の配点比率であっても低い点数だとリーディングとの合算で下がり、不利になってしまいます!
しかもリスニングは直前でどうにかなるものではありません。
英検準1級・2級レベルの聴きとる力を持つ人でなければ、基礎からやる必要が出てきます。
長文演習は受験生なら間違いなくしていることですが、リスニングはノータッチという人も意外と多いです。
この文章を読んでいる人にも心当たりがある人はいるのではないでしょうか?
リスニング対策をいつからやるかという点ですが、本番まで2カ月弱しかないので今すぐやらないとヤバいです。
毎日何時間もかけて取り組むものではありませんが、ちょっとずつでも早めにやるのが大事です。
最低これくらいはやっておいた方が良い目安
基本は「共通テスト実戦模試」シリーズに取り組むと良いでしょう。
量の目安としては、最低でも1冊分ほどです。
「共通テスト実戦模試」シリーズが出ていない科目の場合、センターの過去問(新課程2015年以降)5~6回分をやりましょう。
これらをやって点数が取れないような場合、基礎が抜けている可能性が高いので早めに復習しましょう。
私大志望の人が共通テストをうまく志望校の組合せの中に併願として入れていくとしたら、滑り止めのところは取りやすいです。
パーセンテージで考えていると河合塾のkei-netと意外とズレるので、そこの確認も忘れずに行いましょう。
バランスの取れたパーセンテージや見込みで3段階に分けて併願することがおススメです!
共通テストは基礎的な問題が多いので、少し対策をすれば第1志望より下位の大学であれば合格する機会はあり得ます!
合格するチャンスを増やすという意味合いでも、共通テスト利用をやっていきましょう。
一般入試が本命という場合でも、共通テストが本番の1回目になる人も多く、合否が出る入試特有の緊張感に慣れるという意味で共通テストが練習の場になるので重要です!
今回のまとめ
私大志望でも共通テストはよほど時間が足りない場合を除いて受けた方がいい!
共通テスト利用をうまく組み合わせて併願しよう!
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