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勉強のやる気や受験本番の緊張感にどう向き合うか?

皆さんこんにちは!奈良生駒校です!
今日はやる気と緊張感についてお話していきたいと思います!

やる気なんかどうでもいい?

私たち人間は常に感情があります。その感情は一日ずっと変わらないということはほとんどなく、常に変化していきます。学校がある平日の朝早く起きた時は眠たくて、「だるいなあ、めんどくさいなあ」と思いながらベッドから抜け出す人がほとんどだと思います。
でも、その朝が文化祭や運動会の当日だと話は違って、ウキウキした気分から始まるでしょう。 また、嬉しいことがあった時は晴れやかな気持ちを持つことができるし、人から嫌なことをされたらイライラしたり悲しい気持ちになったりします。
今、例に挙げた気持ちは感情とも言い換えることができます。
ここでひとつ皆さんに考えてほしいことは、このような様々な感情に私たちは振り回されながら生活しているのかどうかということです。
たいていの人は、だるいなあとは思いながらも朝起きて歯を磨いて、ご飯を食べて登校するし、嫌なことがあっても学校では授業を受けるし、楽しくてもっと友達とおしゃべりしたり、遊んだりしたいと思っていても、時間になれば自分の家に帰ります。 
今挙げた例は感情ではなく、私たち人間の行動の話です。 様々な行動には様々な感情が常に付きまといますが、私たちは無意識のうちにその感情に振り回されないように自分を律しながら生活しています。 コロコロ変化する感情に合わせて生活しようとするならば、その生活はまともな生活とは呼べないことでしょう。
もう一度整理しなおすと、感情は自分の心のうちから勝手に生まれるものであり、コントロールできないものであり、それに対して行動は(通常の場合)自分の意志でコントロールできるものであると言えます。

以上のことを勉強に当てはめてみましょう。
自分の得意な科目や、好きな科目を勉強するときはやる気が湧いてくるし、ウキウキした気持ちになります。 逆に苦手な科目や、嫌いな科目を勉強するときにはイヤーな気持ちになって、テンションも下がります。
でもこれは上の例でみたように自然なことです。朝起きてめんどくさいと思うことと同じです。 それでも、私たちには感情に振り回されず行動できる力も備わっているのでどんな気持ちであろうと勉強はできます。 つまり、やる気があってもなくても机に向かってノートと参考書を広げて勉強を開始すればいいだけの話です。自分の気持ちに左右される必要はありません。学校がある日には感情にかかわらず登校することと同じ話です。
今の時代は「勉強 やる気」と検索すれば無数に「勉強のやる気を出す方法」「モチベーションを維持する方法」などたくさん出てくるはずですが、それらを読んでも一瞬気分が高揚するだけで、すぐにまた元の状態に戻ってしまうのが目に見えています。
このブログを読んでくれている皆さんは、これからはそういうものを検索する代わりにさっさと机に向かって勉強を始めましょう。
やる気がでないことと机に向かうことをごちゃまぜにしないようにしましょう。

 

受験本番の緊張感も同じこと

「本番こそ平常心で」とか「練習は本番、本番は練習」という言葉もよく耳にすると思いますが、これまでした話をふまえると不自然に響きます。
本番は合否がかかっているから緊張するのは当たり前です。
練習は練習だし、本番は本番なのでそれらをひっくり返すことはできません。
発表会の時に「お客さんをジャガイモだと思え!」なんて言われて人間がジャガイモに見えたことはありますか?笑
僕には人間にしか見えませんでした笑
じゃあ、本番はどういう心構えで臨めばいいかというと、別に心構えなんて必要ないと僕は思います。 緊張しているなら緊張したまま試験を受ければいいだけですし、プレッシャーを感じているなら感じたまま試験を受けるほかないと思います。 心の働きを無理やりコントロールしようとしても、無駄です。 それならば「心は心、行動は行動」と割り切って考えてしまえばスッキリすることが多いであろうと僕は思います!

今日の話が皆さんの勉強の役に立ったら幸いです!

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