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部活を引退してからでも受験は間に合う!?

こんにちは!
大学受験予備校の武田塾中山校の梅村です!

部活動をしている高校三年生も続々と部活を引退し始め、 本格的に受験勉強を始めようかという時期ですね。

本日は部活動を 引退してからの勉強 について書きたいと思います!

 

 

部活を頑張っていた生徒は不利?

 

時間という資源を今まで部活に割いてきたため、 勉強量という意味では間違いなく不利でしょうね。

ただ、 一度考えてほしいのは、 周りが勉学に勤しんでいる間 ( 周りにはひたすら浪費していた人もいるかもですが ) に部活をやっていた生徒は、 果たして何を得たのかということです。

得たものがあれば、 それを勉強に応用していく方がいいに決まってます。

おそらく下記二点を得た生徒が多いんじゃないかなと想像します。

 

部活 とは青春なり

 

まず第一に、 青春を謳歌しましたね?

これは本当に大きなことだと思います。

梅村も中高大とバスケをやっていました。

特に中学高校時代は朝練もしながら ( 高校時代は好きなバレー部の娘に会うという下心も携えつつ ) 、 よくもまぁ続いたなと今となっては思います。

実は、 一つのことに打ち込むことって、 人生 においてほとんどありません。

楽しいことだと皆続くんですが、 部活は苦しいことも多いです。

 

いや、 むしろ苦しいオンリーです

 

なのになぜ続くかというと、それは目標を達成するためです。

梅村の場合は県大会でベスト4に行くことでした。

目標を達成したときの達成感であったり、 満足感、 幸福感は何者にも代えがたいんですね。

それはちゃんとくじけずにやり切れた人にしか訪れないものです。

梅村の目標である県ベスト4は達成できませんでしたが、 そこまでの プロセス は他では得難い経験でした。

そしてその苦難を共に過ごした友人は、 一生ものの友人となります。

今でもその友人らに会うと、 思い出話に花を咲かせます。

 

先日在籍生徒の一人と話をしていました。

その生徒は部活のキャプテンでした。

最後の試合が終わった後、 部員らから大量の感謝のLINEをもらったそうです。

彼曰く、

「 今人生が終わってもいい 」

とのことでした。

本当に人生を終えられると大変なんですが、 それぐらいの経験をしたということですね。

これ、 うらやましいですよね。

部活を三年間やり切ったからこそ得たものです。

 

部活 とは勉強なり

 

第二に、 部活を頑張っていた生徒は、 実は勉強でも強みを持っています

この時期まで部活をしていて引退する生徒は、 おそらく運動部の人だと思います。

前にブログで書いたんですが、 スラムダンクのバスケの例を出します。

 

わかる

 

 

やってみる

 

 

できる

 

これはスラムダンクの桜木花道の、 「 シュートができるようになるまで 」 です。

誰でもこういう経緯を経て、 良いプレーができるようになったはずです。

「 わかる 」 「 やってみる 」 「 できる 」 はどのようなことを習得しようと思っても、 必須の過程なんですね。

 

 

今日はもう一つ紹介します。

完全に趣味の世界ですがついてきてください笑

 

わが地元滋賀に、 野洲高校という高校があります。

この高校はサッカーが有名です。

日本代表の乾貴士選手が二年生のときに全国優勝していますね。

その高校のプロモーションビデオがあるのでまずはご覧ください。

 

 

 

超絶上手いのは最早語る必要もないんですが、 次にこの画像を見てください。

 

 

 

 

これは「 シュート! 」という漫画の平松和広です。

はい、 このようにダブルヒールという技を持っています。

一回ヒールリフトでボールを軽く上げてから、 もう一度逆足でボールを上げるという離れ業です。

 

ではもう一度動画の1:11あたりからをご覧ください笑

 

現実世界でダブルヒールしてる!w

 

梅村はバスケをやっていたのでサッカーの技術についてはよくわかりません。

ただこれだけはわかります。

 

ダブルヒールはたぶん難しい

 

おそらく野洲高校のレベルであってもかなり難しい部類に入ると想像します。

 

このような技を習得するためには、 ただひたすらに練習したはずです。

ようするに 「 やってみる 」 をやり続けるんですね。

やり方はわかっても、 「 できる 」 とは違います。

「 できる 」 ようになるためには、 わかったあとに練習あるのみです。

 

 

そしてこれは勉強でも全く一緒です

 

ということは、 これから皆さんが本格的に始める受験勉強って、 今まで部活でやっていたことをただ勉強に置き換えるだけなんですね。

どうですか?

やれる気がしてきましたか?

 

 

部活 を引退した今何をすべきか?

 

受験勉強をするにあたり、大事な要素が以下の三点になります。

  1. 目標設定
  2. 勉強量
  3. 勉強効率

 

それぞれについて、 具体的に何をすべきか見ていきましょう。

 

1. 目標設定

 

部活でも一緒ですが、 目標 は大事です。

部活の楽しさはこの目標設定次第と言っても過言ではありません。

やはり、 「 最後の大会でここまで行きたい! 」 といった気持ちがなければ日々の練習に意味を見出せませんから。

 

受験勉強においてはこれは志望校のことです。

志望校を設定しないことには受験科目も絞れません。

サッカーの大会を目標にして、 バスケの練習をしてしまっては目標から遠ざかってしまいます。

志望校、 受験科目が決まったら ( さすがにここまでは決まっている人がほとんどだと思いますが ) 、 次はこれをやりましょう。

 

過去問 を解く!

 

これはやらない人が多いのですが、 めちゃくちゃ大事です。

「 過去問 は直前期までとっておきたいです。 」 なんて人いますよね?

でも、 過去問 を解くことは目標のレベルを知ることに相当します。

そんなことを言ってる場合ではないです。

つべこべ言わずにさっさとやってください。

そしてできるだけ正確に把握したいので、 直近の過去問を解くことをおすすめします。

サッカーであれば、 目標レベルの相手と練習試合をすることでしょうか。

 

これをやることで、 受験までにどれぐらいの負荷をかける必要があるかがわかります。

英単語でも、 どのレベルまで必要かがわからないと単語帳のどこまでやるか計画できません。

全科目において ゴール 地点を把握しておくことは、 今こそ必要な作業なんです。

 

 

2. 勉強量

 

さて、 時間は有限だと考えたことはありますか?

この意識がある人とない人では雲泥の差がつくのでご注意を。

 

この有限な時間をどのように使っていくかが、 この段落でのトピックです。

 

まずやっていただきたいのは、 自分に必要な睡眠時間を測ることです。

人間には一人一人最適な 睡眠時間 があります。

それはだいたい7~9時間の間にあるらしいです。

ではどうやって測るかというと、 目安はこれです。

 

「 一週間のうちで、 まとめ寝する時間をとる必要がない状態 」 

 

わかりにくいですね。

説明します。

 

睡眠量は貯金ができません。

なので大量に寝ても、 次の日に睡眠不足であれば、 それはそのまま不足分になります。

しかし睡眠量は借金返済が可能です。

本来8時間睡眠が必要な人が、 四日間7時間睡眠で頑張ったとすると、 借金は4時間になります。

この不足分は休日に+4時間分まとめて寝ることで返済されます。

つまりこの人であれば、 毎日8時間の睡眠をとっていれば借金は貯まらず、 休日もすっきり起きられるというわけです。

この状態までもっていくために、 一定の睡眠量で一週間を過ごしてみて、 借金返済の必要がなければ、 その時間が最適な睡眠量ということになります。

 

さて、 自分に最適な睡眠量がわかったところでやっと、 可処分時間が導けます。

24時間から睡眠時間(+シャワー時間)を引いた時間が可処分時間です。

基本的にはシャワーの時間以外は全て勉強に割きましょう。

ご飯を食べながら勉強して、 親御さんに怒られたなら、 このブログを見せて中山校までクレームを入れてください。

 

 

3.勉強効率

 

目標設定、 勉強量に関しては部活引退勢でなくともできてしまう話でした。

最後の勉強効率こそが、 一番部活引退勢が強い単元です。

 

勉強の効率について、 一般的に良しとされることは多くあります。

例えば、 「 参考書を浮気しないこと 」 「 三回思い出す 」 とかです。

 

参考書を浮気しない

参考書は一冊をこなして初めて全範囲を網羅できます。

別の参考書ではある単元で説明するはずだった事柄が、 別の参考書では違う単元で説明されていることがあります。

浮気をしてしまうと、 漏れが出てしまう可能性があります。

また、 著者独特の言い回しやルールなどもあります。

必ず参考書は完璧になるまでやり込みましょう。

どうしても別の参考書を見たいときは、 現在使っている参考書を終わらせてからにすること。

 

三回思い出す

暗記の苦手な人はこれをおろそかにしています。

一度覚えたあとに、 思い出すという行為をして初めて人間の記憶は定着します。

忘れてから見ると、 覚え直すことが必要になるので、ゼロからのスタートです。

人によって差はありますが、 一日後、 一週間後、 一カ月後に思い出すと良いと言われています。

ちなみに武田塾のルートはこれを踏まえて作られています。

 

これらのように、 効率的と言われる方法は色々あります。

ただ、 それが万人に当てはまるかと言われると、 そんなことはありません。

人は理解力も違えば記憶力も違います。

人によって最適な勉強法は違って当たり前です。

ではその最適な勉強法はどうやって見つけるかというと、TRY & ERRORを繰り返すしかありません。

上記のような勉強法を色々試して自分式にアレンジしていくんですね。

三回思い出す方法の場合、 記憶力のいい人だったら二日後、 一カ月後、 半年後になるかもしれません。

 

でもこの作業って、 既に部活でやっているはずなんです。

自分はどの程度やり込めば定着するのか既に知っているはずなんです。

意識こそしてこなかったかもしれませんが。

 

効率化を進めるときに一番面倒な検証作業は、 部活引退勢には不要です。

自分がどのようにやっていたか思い返してみると、 既にそこに答えがありますよ。

 

 

また、 効率を語る上で、 集中力も重要です。

これも実は心配の必要はないはずです。

というのも、 部活の間って集中してたはずなんです。

どうやったらその状態に持っていけていたかを思いだしてみてください。

 

練習時間が決まっていて、その時間になるとスイッチが入った

 

周りが練習していたからなんとなくスイッチが入った

 

自分で決めたルーチンがあって、それをやるとスイッチが入った

 

どんなスイッチの入れ方をしていたかはわかりませんが、あとはそのスイッチを勉強でも設定するだけです。

 

 

このあと何をすべきか?

 

ではこれからの進め方をダイジェストでお届けします。

 

①夏休み中にもう一度 過去問 を解くこと

 次の過去問は、全範囲が終わった時点でやってください。

 このまま定着をすればいいかの判断をするためです。

 知識レベルで足りていないと感じたら、負荷を上げましょう。

 

②11月くらいからは過去問をやりまくること

 ここでの目的は、 形式慣れとタイムマネジメントのためです。

 選択問題しかでないような私立と、 記述形式の国立だと、 アウトプットの仕方も変わります。

 知識としては同じものを使うのですが、 形式が変わるだけで得点力に差が出ます。

 センターの数学などは良い例ですね。

 形式慣れは結構重要です。

 あとは、時間戦略も練りましょう。

 大問一つ一つにどれだけ時間をかけられるかは人によって変わります。

 自分の得点力が最大になる時間配分を考えましょう。

 

 

最後に

 

例えば、身近なところで考えてほしいんですが、こんな人いませんか?

 

部活のキャプテン

成績上位

難関大学に現役で合格

 

こういう 「 天は全てを与え給うた 」 人って、 以外とどこの学校にもいると思うんです。

9月まで部活をやっていて、 国立の医学部に受かりましたみたいな笑

そういう人って、 勉強効率が格段に高いのは火を見るより明らかですよね。

どうしてそんな離れ業が可能になるかというと、 部活でのやり方を勉強にも応用しているからです。

そもそも主将になるくらいなので、 部活の内容でも結果を出せています。

それをそのまま勉強に落とし込んでいるだけなんですね。

 

そういう人であっても同じ人間です。

少しでもそんな人間になるために、今までの人生で培ってきたものをこの一年で結実させましょう!

「 部活 をやってたから、、、」

そんな言い訳には誰も興味がありません。

自分を納得させるためだけにつく言い訳はめちゃくちゃダサいです。

 

一年後に言うセリフが、

 

「 部活をやってたけど! 」

 

の方がかっこいいですよね!?

そんな受験にしましょう!

 

 

以上です!

 


 

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