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学歴フィルターから考える受験勉強

みなさんこんにちは!
大学受験予備校 、武田塾中山校の梅村です!
本日は学歴フィルターについて考えます!

 

学歴フィルターとは?

 

まずは学歴フィルターがなんなのか知っておきましょう!

こちらの記事をご覧ください。

 

 

学歴フィルターがバレる。帝京大学だと満席なのに早稲田だと予約可

 

一般的に日本においては、高校卒業後に就職か、もしくは大学進学し就職試験を受けて就職というのがメジャーなルートだと思います。

さらに言うと、終身雇用の文化が色濃く残っているので、そのまま60歳までそこで勤め上げて退職というイメージも強いですね。

終身雇用に関して言うとかなり崩れてきているかもしれませんが、まだまだ大企業では見かける文化です。

 

就職試験について高校生はピンとこないと思うので、少し触れておきます。

大学進学後、大学在学中の三年次において就職活動というものを始める大学生が大半です。

一応、四年次の6月が企業(※経団連に加盟している企業に限る)が内定(企業からの合格通知みたいなもの)を出してもいい時期なのですが、実質的には企業と学生はそれより前にコンタクトをとっています。

そのコンタクトの手段として、懇親会、インターン、説明会、OB訪問といったものがあります。

これらを経て、一応の選考解禁日である四年次の6月1日に内定が出ることになります。

ちなみにこれら以外にも様々なコンタクト手段はあります。

ここに挙げた以外の方法で企業とコンタクトを取れる人は、周りがやらないことをできる人間認定されるので、評価は高いです。

 

こういった就職活動において一番大学生がとっつきやすいのが説明会なんですね。

なにせWEBで登録して参加するだけなのでとても楽です。

この企業説明会に参加する際に予約を行うわけですが、ここにおいて学歴フィルターというものが存在します。

それが前述の記事になります。

 

 

学歴フィルターの必要性

 

学歴フィルターの必要性に関しては議論が別れるところです。

こんな記事も見つけました。

 

学歴フィルターは、やむを得ない選択肢 現在の就活の諸問題から考える

 

個人的には学歴フィルターは新卒一括採用が続く限りはやむをえないのかなと思っています。

というのも、採用する側は、一括で採用をするとなるとそれだけ多くの学生を見なければいけません。

大学生も大企業フィルターをかけてきますから、大企業には数万人からの応募がきます。

数万人全てを見るとなると現実的には無理です。

ではどうやって絞るかというと、学歴が一番妥当なんですね。

 

では企業は選考の際に人数を絞ってどういう人を採りたいたいのでしょうか?

 

企業のほしい人材像

 

普遍的にニーズのある人材

いつの時代でも変わらず評価の高い人材は、「勉強意欲のある人」です。

勉強意欲があると、全然就職してからの伸びが違います。

あ、ちなみに誤解している高校生が多いですが、社会に出たあとの方が勉強は必要ですよ笑

勉強とは新しいことを知ることです。

それができない人は新しく仕事ができるようにはならないですしね。

そして大学時代はあまり勉強しない人が多いですが、だからこそ大学時に勉強しておくとそのあとの人生は他に差がつけられますよ。

 

トレンド人材

ほしい人材像は時代によってトレンドがあるものもあります。

一昔前に流行っていたものは「従順さ」でした。

というのも、作業量がそのまま生産量に比例する時代だったからです。

言われたことをバリバリやってくれる人がいると、それだけ会社の売り上げが上がります。

だから体育会系が好まれました。

体育会系は体力もあるので残業も厭わず働いてくれます。

今でも日本的な働き方をしている会社では、ある程度この傾向は残っていますね。

 

では今のトレンド人材はどんな人でしょうか?

よく言われるのは主体性ですかね。

「自考できる」と言い換えてもいいかもしれません。

言われたことをやるだけではなく、自分事として取り組める人が今は好まれます。

 

日本人の性質として、周りと一緒がいいというものがあります。

違ったことをやるとやたらと叩きたがります。

こんな格言がありますね。

 

「出る杭は打たれる。」

 

これはとても日本人的な発想です。

対して海外にはこんな格言があります。

 

「The squeaky wheel gets the grease.」

訳は、

「きしむ車輪は油を挿してもらえる。」

です。

 

海外では目立つ人は何かしら利益を得ると考えられるようです。

 

このように、国民性として日本人は右にならえの精神を持っています。

単純に物を作って売る事がメインだった時代、つまりやることが明確だった時代にこの思想ははまりました。

大量の人材が働けた時期ともあいまって高度経済成長を牽引します。

 

一転、今は労働人口が限られています。

働き口はいっぱいあるのに働き手が足りていません。

(だから今の日本は空前の売り手市場(働く側が働く場所を選べる市場)ですね!)

従順であれと教育を受けてきた日本の労働人口のほとんどは従順な人間です。

当然売り手市場の中でも好まれるのは企業を引っ張る人です。

自分事として仕事をしてきた人は何をすれば会社が大きくなるのかを常に考えます。

こういった人は目的を一つ先に設定できているので、それを達成するために人に指示を出すことができます。

アルバイトをして先輩になった経験のある人は実感したことがあると思いますが、人に指示を出すって相当難しいんです。

 

今はこのような力が望まれている時代ですね。

 

学歴フィルターによって企業はほしい人材にリーチしやすくなる

 

「勉強意欲のある人材」「主体性のある人材」といった人材はどうやったら見つけられるのか?

これを企業は考えます。

 

学歴の高い人と低い人だったらどちらにいると思いますか?

 

勉強意欲

これは学歴高い方がいそうな気がしますね?

だって実際に勉強してるはずなので。

 

主体性

後段でも述べますが、学歴フィルターは存在します。

そんな中で、自分の人生を主体的に生きている人は、「得ることで損のないものは得る」という発想になります。

就職する上で得になるし、自分の人生をよりよくできるならそっちの方がいいですよね?(起業を考えてる人はまた別の発想になると思いますけど)

自分の人生を主体的に生きていない人が会社に対してより主体的になれるとは想像しにくいです。

 

 

このように、あくまでも可能性の話ですが、高学歴な人間の方が企業のほしい能力を備えている可能性が高そうです。

企業の視点から、

人数をある程度絞った方が採用活動がスムーズに行える。

どんな指標で絞るのが効率的なのか?

を突き詰めると学歴に行き着きそうじゃないですか?

 

 

学歴 から見える上記以外の能力

 

学歴 を見る事で他にもいろんな能力を推し量ることができます。

もちろん全ての大学生に言えるものではないですよー。

 

努力ができる

これは国立出身者に特に見えるものです。

受験科目が多いので、単純に学習量が多いです。

それを超えてきている証明になります。

 

賢い

言葉を選ぶのが難しいですね。

高学歴の人は行きたい大学までの学力的な距離から逆算して、適切な時期から勉強をはじめています。

もしくは逆算はせずとも、早期に勉強をはじめています。

IQ的な賢さではなく、生きるために頭を使っているかということです。

 

行動できる

もしくは「行動できる状態に自分を追い込める」ですかね。

勉強は多くの場合、苦痛を伴います。

目の前の誘惑に打ち克ち、実践できるのは並大抵の精神力ではありません。

ただ、梅村はそんなに強い精神力を持っている人に会ったことはありません。

実際には行動できない自分を無理やり行動する環境に追い込んでいる人の方が多いと思います。

偏差値の高い高校に入るとか、塾に入るとかですね。

 

周りに流されない

周りと同じ行動をとっていたら周りと同じ結果になることが多いです。

高学歴である以上、平均に落ち着いてはいません。

周りと同じことをしていないことが想像できます。

 

ネットワークを持っている

高学歴な人間は付き合いのある人も出世する可能性が高いです。

商機に繋がるネットワークを持っている可能性があります。

慶應の三田会などは典型的なやつですね。

 

学歴フィルターを踏まえて

 

ここまで述べたように、学歴フィルターは存在します。

存在することを承知した上で自分はどのような行動がとれるでしょうか?

存在するのであれば、それを利用しないのはバカです。

一生ものの資格にもなります。

学費が変わるのであればまた話は変わりますが、学費が一緒なら高偏差値の大学に行って全く損がありません。

学べる内容も、付き合う人間も変わります。

 

とはいえ、自分の将来のことと言ってもピンとこない人も多いかと思います。

こんなブログを書いてはいますが、梅村は全てを削って学歴を取りに行け!というタイプではないです笑

 

ということで高校生のみなさんには、まずは以下のことを心がけてもらえればいいかなと思っています( ・∇・)

 

将来につながる行動をとる

一つ一つの行動を思い返してみましょう。

その行動が将来に繋がるならそれは有益な時間を過ごしています。

例えば、部活の重要性などは人によって価値が変わります。

人生でそれが重要だと思えるなら、それは良い時間の過ごし方ですね。

 

無駄な時間を過ごさない

さっきの話題の逆ですが、1日を思い返したときに、何をやっていたか思い出せない時間ってないですか?

それは将来に繋がっていません。

極力そんな時間はなくすようにしましょう。

 

 

 

 

 

以上です。


 

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