ブログ

勉強とは何か?就活とは何か?社会をJリーグに例えてみたら超わかりやすいよ

こんにちは、武田塾中山校の梅村です!

 

梅村がダイエットを始めて1.5カ月が経ちました。

中間報告をしたいと思います。

昨日体重を測った結果はこちら!!

 ↓

 ↓

 ↓

±0㌔!!!

 

 

 

 

 

実は1カ月経ったときは-2㌔だったんです。

ところがそこから半月で2㌔増えたみたいですね。

人間の身体って難しいなぁ。

 

 

さて、本日は日本の社会をJリーグに例えてみたいと思います。

 

そうすることで社会の構造がよくわかるからです。

 

「勉強ってなんのためにするのかなー?」

「就活って何するのかなー?」

「インターンって就職に有利なの?」

 

こんな感じで将来が漠然としている人には必見の内容です!

 

 

社会をJリーグに例える:対応関係

 

まずは何が何に対応しているのか書いてみます。

 

会社       ⇒ チーム

社長       ⇒ 監督

社員       ⇒ プレーヤー

スポンサー    ⇒ 株主

会社のミッション ⇒ チームの目標

会社のビジョン  ⇒ チームの理想のプレースタイル

会社の理念    ⇒ チームの方針

Jリーグ     ⇒ 日本の社会

学校       ⇒ クラブチーム

 

ここからいくつかピックアップするので見てみましょう!

 

会社 = チーム

こちらをお読みの皆さんはどういった企業に就職したいのでしょうか?これはサッカー界で言うと、「どのチームに入りたいですか?」という問いと同じです。例えば、横浜でいうとF.マリノスというチームがありますが、マリノスに入りたいサッカー少年はいっぱいいるでしょう。「そのプレースタイルが好きだから」とか、「昔から試合を観に行っていたから」とか、「横浜にあるから」とか、「中村俊輔選手が好きだったから」とか色んな理由があると思います。「サッカーができればチームはどこでもいい」という人もいるかもしれませんね。

もし今就活中で、入りたい会社が見つからないとしたら会社の規模や理念、ビジョンなどを見てみるといいと思います。非社会人が思っているより、実は理念などは重要視されています。理念にピンと来る会社があれば一度見てみましょう。もしインターンなどで理念と違うなと感じたら文句を言ってもいいレベルです。社長の意見よりも理念は上位に来るものなのです。

 

社長 = 監督

社長の仕事は会社のミッションを達成することです。そしてサッカークラブの監督の仕事はチームの目標を達成することです。どうやって達成チームの目標を達成するかは色々な方法がありますね。ただ、基本的にはチームの持っているリソースを最大限に生かして成果を出すことが求められます。持っている人材を活かすために戦術を考えるのか、(人材の力を発揮できたとしても目標は達成できなさそうだから)戦術に人材を当てはめるのかなど、これらを考えて判断を下すのが監督の役目です。前者は西野前日本代表監督の方針で、後者はハリルホジッチ前々日本代表監督の方針ですね。

 

社員 = プレーヤー

会社には色んな人が必要です。大きな会社の場合、営業、技術、法務、経理、人事など様々な部署がありますね。そしてそれぞれに求められる能力は違ってきます。それに対して、規模が小さい会社の場合、一人でなんでもやる必要があります。人を雇う余裕がないのと、そもそもそんなに雑務がないからです。

サッカープレーヤーも同様で、チームには色んな人が求められます。一口にフォワードと言っても様々なタイプがいます。大迫選手のようなバランスのとれたタイプもいれば、岡崎選手のような裏への抜け出しや前線からの守備が売りの選手もいます。ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーでも求められる能力は変わります。全員がクリロナだったら強いチームなのかと言われれば、おそらく違いますよね?サッカーで色んなタイプのプレーヤーが必要なのは一目瞭然です。

 

会社のビジョン = チームの理想のプレースタイル

会社にはビジョンがあります。社会においてどんなポジションで、どのような役割を果たしたいのか、また果たした先でどんな景色が見たいのかなどです。これがイメージできる会社には人が集まってきます。会社に就職するということは、そのビジョンに共感し、共に同じ夢を追いかけることだからです。そんな観点で就活するとうまくいくと思いますよ。

これはサッカーのチームで言うと、目指すべきプレースタイルのことです。Jリーグの場合、それが描けているのは川崎フロンターレでしょうか。世界で見ればバルセロナなどが良い例ですね。この両クラブはやっていても観ていても面白いサッカーを目指しているので、自然と憧れる選手やファンが増えていきます。このビジョンが曖昧だと、選手個人の人気に依存することになります。この場合、一定の固定ファンを獲得するのは難しいですね。

 

学校 = クラブチーム

学校とはそもそも、「お金を払って知識を得る場所」です。ピアノ教室や英会話のような習い事と似ているんですね。中学までは義務教育のため、受験をしなくても学校に通えます。しかし高校以上になると、生徒の学力が揃っていないと授業の進行に支障をきたしてしまうため、受験という形である程度のレイヤー分けがなされます。大学は言わずもがなですね。

これをサッカー界で考えると、一番しっくりくるのはクラブチームかなと思います。大体月謝は1万円ぐらいのところが多いみたいです。用具費や合宿費などを含めると、年間で50万円ほどのようですね。Jリーグのチームの下部組織にもユースのためのチームがあります。こちらも月謝は似たようなもののようです。こういったクラブチームに入るためには、基本的にはセレクションを受ける必要があります。受験と似ていると思いませんか??

 

 

プロサッカー選手になるためには!?

 

 

さて、対応関係を把握したところで、サッカーの話をしていきましょう。上記の対応関係を意識しながら読んだら社会の仕組みがよくわかると思います(^^)

わざわざ言わなくてもわかると思いますが、サッカーの練習は学校での勉強に該当します。

 

 

将来の夢がプロサッカー選手という子供がいたとします。

この子供がJリーグのチームに入りたいと考えたとき、まずはどのようなルートが思い浮かびますか?

高校からで考えたとき、目指す際の優先順位としては以下のような感じでしょう。

 ①ユースチーム

 ②サッカーで有名な高校

 ③普通の高校

 ④トライアウト

ではなぜ、上位のような環境を目指すのでしょうか?

理由としてはこれらでしょう。

 

 1.練習環境の充実度

  専属のコーチがいたり、育成における知見がたまっていること。また、練習場や設備も良いものが揃っているから。

 

 2.チームとしてのレベルの高さ

  当然強いチームに入ると、大会で好成績が残せる。また、常時接する練習相手の質が高い。

 

 3.注目度の高さ

  成績が良いとスカウトの目にも止まりやすくなる。また、コネもある。

 

 

「そんな目指し方があるのか!」

「全くそんな世界知らなかったわ!」

 

 

なんて人はほとんどいないと思います。ある意味当たり前のことを言っているだけです。

ではこういった環境に身を置くために何が必要かと言うと、「効率的な練習を如何にできるか」「どれだけ頭を使って取り組むか」でしょう。同じ年齢であれば等しく時間は流れています。その時間で練習をするのは当たり前です。トップの方になるともはや量では差が付かないので、質での勝負になります。同じ練習をしていても伸びる人間と伸びない人間がいます。どこで差がついているかというと、まさしく頭を使っているかどうかでしょう。

 

さて、そんなこんなで次に考えなければいけないのは、どうやったらスカウトの目に止まるかです。スカウトの目に止まるためにはまず実力があることは必須です。そしてその実力を知らしめるためにはできるだけ好成績を残す必要がありますね。Jの下部組織にいるなら直接トップチームと関われるので、実力があれば上がれる可能性は高いです。

また、トライアウトでの入団方法もあります。これは実力をアピールするだけでなく、「自分が入ったらチームにとってどのような利益があるか?」まで想像させなければなりません。なぜならチームの同じポジションにさらに上手い選手がいた場合、同じポジションの選手は獲らないですよね?自分が入ったらチームのストロングポイントになれるか、もしくはウィークポイントを補えるかはとても大事な要素です。サカつくをやったことがある人ならリアルに想像できるでしょう(笑)チームを作っているときにほしい選手がどのような人物かはチーム事情も多分に絡んでくるのです。

 

ここまでのところでは実力がある前提で話してきました。ではもし自分にJ1で通用する実力がないとしたらどうしましょうか?通用する自信がなかったらどうしましょうか?そこで浮上するのはJ2、J3、社会人リーグ、大学といった選択肢でしょう。なぜなら、もし実力がない状態で入ったとしてもきっと試合には出られないからです。試合に出ないと成長は見込めませんし、実際試合に出たくないと思いながらサッカーをやっている人なんていないはずです。だから自分の受けるチームは身の丈にあったチームの方が、早い成長が見込めるという意味で良いと思います。

また、チーム側からすると試合に出ていない選手というのは、極論で言ってしまえばチームにとって負債です。給料を払っているのにも関わらずチームの成績に関与していないからです。今後の成長を期待していないのであれば、できるだけ抱えたくない選手なんですね。

 

 

はい、ということでプロサッカー選手になりたければこんな感じかなということを紹介しました。

実際にはプロが目標の人がどれだけいるのかはわかりませんが、プロでさえも通過点と捉えている人の方がプロには近い気がします。我が地元の野洲高校ではサッカー部員にはプロではなく、ロナウジーニョやメッシを目標にさせるとか(笑)今代表で10番をつけている中島翔哉選手はバロンドールすらも通過点と考えているみたいですね。

 

 

予備校らしい話に戻してみる

 

普通の話をしてきました。ここまでの話は大半の人が納得できる話だったと思います。

サッカーの世界は完全に結果の世界です。人生においてどれだけの時間をサッカーに捧げたかなど全く関係ありません。見られるのは試合におけるパフォーマンスです。そしてこれは現在の日本の社会にも適用されようとしています。脱時間給とはまさにこのことです。

また、サッカー界では人材の流動性が高いです。これは戦力にならないと判断されたら解雇されること、またトレードも普通に行われることが理由です。まだ日本社会は人材の流動性が高いとは言えませんが、すぐに解雇規制が緩和されてJリーグに近づくでしょう。

 

では、この章では日本社会でのことをサッカーに例えてみましょう!

 

安定した職業とは?

生徒からも保護者様からもよく聞く言葉として、将来安定した職に就きたい、就いてほしいという言葉があります。これは大企業に入るという意味でよく用いられます。J1が大企業群だとすると、そのチームに入ることが安定するという意味になりそうですか?

毎年J1から何チームかJ2リーグに降格します。結局チームとして成績をあげられないと低迷するのは世の常です。本当に安定している人材とは、チームを勝たせられる人材のことです。そんな人材はどのチームに所属していても重宝されます。真の意味で安定した状態とは、どのチームからも欲しがられる人材になることです。安定した職業なんて世の中には存在しないんですね。

 

勉強は大学に入るためにするもの?

人生の目標が大学であるならそれでいいと思います。サッカー選手で例えるとユースチームに入ることを目標にしているイメージです。ユースに入ってからも練習しなければプロになれないのは自明ですよね。

日本人は幸か不幸か、大学に入ってから勉強をする人が少なくなるので大学卒業時点でほとんどの人が横一線です。要は大学が教育機関として機能していないから起こる事態です。せっかくユースのチームに入れたのに何も実力をつけずに出て行く人が多いということです。もったいないなー。

 

就活とは?

チームに入るためのセレクションのことです。

日本においては平等の名の下に全員が企業への就職のための試験を受けられることになっています。企業からしたら能力的に劣った人までみるのは大変ですが、一応間口は広がっていると伝えなければいけません。だから黙って学歴フィルターをかけたりするわけです。

J1(大企業)のチームで考えてみましょう。練習もしていない、サッカーをしたこともない人がワンチャンを狙って受けに来るわけです。しかも志望動機が「サッカーのスタイルが好きだから!」とかではなく「名前を知っているから!」とかなわけです。これは結構大変ですね(笑)何かの間違いで入社してしまったとしても、きっとその選手はずっと控えです。これはお互いに不幸と言わざるをえません。

就活では実際にこのようなことが起こっています。大学で勉強を続けていればこのようなミスマッチは避けられます。限りある時間を有効に使ってくださいねo(`ω´ )o

 

インターンは就職に有利?

実力のある人には有利です。ない人には不利です。

何日かかけて一緒に練習をするイメージですね。チームからすればちゃんと練習についてこれるか見られます。チームにフィットするか見られます。選手からすればチームのレベルやプレースタイルを実感できます。実力帯が合っていればとてもいい制度です。しかし実力が合っていなければとても不幸な事態を招きます。どんな事態かは簡単に想像できるはずなので割愛しますね。

 

 

社会に必要とされる人材に!

 

サッカーに社会を例えて話をしてきました。サッカー選手がどれだけ大変な職業かわかってもらえたでしょうか?社会もそう見えていないだけで、実際はそんな厳しいところなのです。それが伝わればいいなと思ってこのブログは書きました。

ただ、この話は別にサッカーでなくともかまいません。サッカーが苦手な人ももちろんいますし、好きになれない人もいるでしょう。サッカーが無理なのであれば野球でもいいです。バドミントンでもいいです。麻雀でもいいです。好きなことを突き詰めてやれば、それは必ず将来に繋がります。大事なことは、その過程で何を学んだかです。それがはっきりしていれば他の分野にもその経験を活かせます。ただし、暇つぶし程度にやるのではダメです。やるならとことんやりましょう。

サッカー選手を目指している人が、サッカーの練習を苦痛に感じるでしょうか?好きなことをやるとき、人は苦痛なんて感じません。そういう対象がみんなに見つかるといいなと思います( ^ω^ )

 

 

以上です!

 


 

逆転合格専門塾! 大学受験予備校の武田塾中山校

〒226-0011 横浜市緑区中山町219 ル・チードビル5階

JR 横浜線 ・ 横浜市営地下鉄 グリーンライン 中山駅 徒歩1分

☎ 045-482-9544

 

各種キャンペーン、 過去ログはこちら

 

無料受験相談、 お問合せは下記のリンクかLINE@のトークからもどうぞ!

長津田・十日市場・鴨居・小机・川和町・都筑ふれあいの丘・センター南・センター北にお住まいの方もお気軽に!

もちろんグリーンライン沿線やそれ以外の地域の方からもご連絡お待ちしております。

綺麗な自習室、ドリンクサーバーの設置など、充実した学習環境を是非一度見に来てください(^^)

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる