こんにちは、武田塾 長岡校です。
今回は『新潟大学 医学部 医学科』の紹介をしていきます！
興味のある方は是非、志望校選びの参考にしてみてください(^^)/
新潟大学医学部ってどんなところ...？
基本データ
ホームページ ： https://www.niigata-u.ac.jp/
学部所在地 ： 〒951-8510 新潟県新潟市中央区旭町通一番町757
学生数 ： 1462名（医学部） ※2023/05/01時点
医学部医学科が求める学生像・入学者に求める学力
- 高等学校卒業レベルの基礎学力を十分に有する
- 医学を学ぶ上で重要な科目への高い理解力と応用力・判断力を有する
- 良き医療人・医学者になるための強い学習意欲と科学的探究心を有する人
- 協調性に富み、豊かな教養と人間性、社会に貢献するために必要な倫理観を有する人
- 広い視野を有し、積極的に行動できる人
沿革
新潟大学は1910年に「官立新潟医学専門学校」として創立されたのが始まりです。
新潟大学は、本州日本海側において最大規模の総合大学であり、
新大（しんだい）と呼ばれて親しまれています。
また新潟大学には、36の国と地域からの約550人の留学生が学んでいます。
医学部では海外に活動を展開し、欧米、中国、ロシア、ミャンマー、マレーシアなどの国々と
医学・医療交流が活発に行われています✨
さらに2018年には、医学部がips細胞関連の「創薬・再生医療」で
他機関と連携・協力しながら、最先端の研究を推進しています。
カリキュラム
医学部では、6年間のカリキュラムを経て医師になるのに必要な教養を学んでいきます。
👉1年次は「医学序説」「医学入門」のほかに、外国語、自然科学、人文社会科学などの教養に関する科目を、
他の学部の学生とともに学びます。
夏季休暇中には「早期医学体験学習」があり、実際の医療現場での体験見学をすることで、
医療安全や感染管理などについて学びます。
👉2年次には、本格的な医学の専門科目が始まります。
グループ学習を通して、将来医師になるために身につけたい知識・態度・技能について考えます。
👉3年次は、基礎医学の中でも病理系の科目（病理総論、基礎薬理など）を中心に学びます。
✅新潟大学では、3年次という早い時期からシミュレーターを活用した臨床技能教育を行うのが特徴です。
後期には医学研究実習があり、普段は経験できない実験などを通して医学研究の学修をします。
👉4年次には、3年後期から始まる「臓器別統合コース」を継続して学びます。
そして後期にある臨床実習を経て、CBTやOSCEに合格すると、いよいよ臨床実習が始まります。
👉5~6年次には、臨床実習Ⅰ、Ⅱがあります。
より本格的な実習を行う臨床実習Ⅱでは、いよいよ参加型の実習となります。
👉その後は卒業試験があり、それを乗り越えると、
例年2月に3日間にわたって行われている医師国家試験を受験します。
新潟大学医学部はどんなキャンパスライフ...？
授業
熱心な指導をしてくれる教授が多く、解説も丁寧なので受講しがいがあります。
選択科目も豊富にあるので、専門的で面白い話を聞くこともできます。
ただし定期テストの難易度が高いため、講義の内容はきちんと理解しておく必要があります。
ただ講義に出席するだけではなく、理解を深めるため自主的な学習に取り組むことが求められます。
また、新潟大学では大学全体での国際交流を積極的に進めています。
医学部でも海外の大学への留学や派遣、外国の研究機関から講師を招いての特別講義などを実施しています。
海外の最先端医療を学びたいという方や、国際色豊かなキャンパスで学んでみたいという方におすすめできます。
研究室、ゼミ
新潟大学医学部では、最先端の医療技術の研究にも取り組んでいます。
神経発達学やバイオインフォーマティクスといった新しい分野の研究を推進するため、新領域開拓研究センターも開かれています。
特に脳研究の分野には力を入れているため、学生からも人気のある研究室となっています。
3年次からは、希望する研究室に実際に所属することになります。
進学、就職、国試合格率
新潟大学医学部での国家試験合格率は平均程度となっています。
合格率が突出しているわけではありませんが、サポート体制は充実しているので大学を頼ることができます。
就職サポートにも力を入れており、病院とのマッチングや見学会などを実施しています。
大学病院をはじめとして、地元の関連病院に就職する卒業生が多いです。
立地、周辺環境
新潟大学医学部のキャンパスはJR東日本新潟駅万代口からバスで15分ほどのところにあります。
距離が長く坂も多いため徒歩で通うのは難しいです。
キャンパス周辺にはスーパーや飲食店なども少ないのですが、
その分静かで落ち着いた環境になっています。
部活動、サークル
医学部ではサークルが存在せず、部活動のみとなっています。
スポーツ系の部活動が多く、たくさんの医学部生が所属して毎日熱心に活動しています。
また数は少ないですが、合唱部や美術部のような文化系のサークルもあります。
入試情報
入学者選抜方法
入学するための選抜方法は以下の２つの方法があります。
✅一般選抜
新潟大学医学部の一般選抜は、前期のみで、共通テストと二次試験にあたる個別学力検査により合否が判定されます。
共通テストの入試科目は、
受験科目数：8（国/英/数Ⅰ・A/数Ⅱ・B・C/地歴公民から1科目/理科から2科目/情報Ⅰ）
配点合計：800（国100/英200/数Ⅰ・A100/数Ⅱ・B・C100/地歴公民から1科目50/理科から２科目200/情報Ⅰ50）
※詳しくは公式の最新情報をご覧ください。
二次試験にあたる個別学力検査の入試科目は、
受験教科数：3（数/英/理）
配点合計：1200（上記科目ごと４００点）、面接となっています。
面接試験では、10分程度の個別面接です。
質問については、同医学の志望理由や医師を目指す理由といった一般的なことが聞かれます。
面接試験でよく聞かれる医療ニュースに関する質問よりも、受験生自身についての質問が多いことが特徴です。
新潟大学医学部は、幅広い学力と人間性を重視しているため、面接では受験生が医学に対しての熱意について問われます。
新潟大学医学部のアドミッションポリシーには目を通し、志望動機や将来目指す医師像などについても答えられるように、事前にまとめておくとよいでしょう。
✅学校推薦型選抜
新潟大学医学部には、学校推薦型選抜という募集枠もあります。
前述のとおり、この枠は2023年度には募集人員が60名にまで拡大されました。
そして、この学校推薦型選抜には、一般枠と地域枠があり、募集人数は一般枠が20名、地域枠が40名、合計で60名と非常に多いことが特徴です。
それぞれの枠で、年齢や出身高校などの募集要件や、卒業後の医療従事条件、奨学金の有無などが異なります。
受験を考える場合は、募集要項を確認して、卒業後のキャリアについても十分検討してから出願しましょう。
なお、合否は高校の成績表を含む出願書類の内容に加えて、面接試験、共通テストの成績も評価の対象になります。
最後に...
いかがでしたか？
新潟大学 医学部医学科に興味を持っていた人は
このブログを読んで少しでも詳しくなっていただけたでしょうか？
ここで紹介した以外にも 新潟大学 医学部医学科には
魅力的な事がたくさんあります！
気になる人はオープンキャンパスに是非足を運んでみてください(^^)/
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