こんにちは、大学受験予備校・個別指導塾の武田塾向ヶ丘遊園校です。
向ケ丘遊園校は、小田急向ヶ丘遊園駅から徒歩2分、登戸駅から徒歩8分です。
今回は理系で生物を選択している人or生物選択かどうか迷っている人に向けて「生物」が一体どんな科目なのかをお伝えしようと思います!
生物選択の特徴と注意点!
生物選択者は数学が苦手!?
理系は科目選択時に物理か生物どちらを選ぶか悩む人が多いと思います。
生物と物理を選ぶうえで大きくことなるのが、「計算問題の有無」です。
生物では遺伝の分野など一部で計算問題が出るものの、基本的に知識問題や論述問題が多くを占めます。
一方物理はどの問題も公式や微積を使って計算するものばかり。
数学苦手な人は真っ先に生物を選びますよね笑
数学が苦手というネガティブな理由以外では単に生物が好きという理由で選ぶ人も多いと思います。
好きな科目を選ぶことは良いことですが、生物の勉強しすぎで他の科目が疎かにならないよう注意しましょう。
どんなに得意でも生物で高得点を狙ってはいけない!
生物オリンピックに出るレベルの人を除き、生物は得意な人でも高得点を取ることはできません。
これは論述問題が多い生物特有のものです。
ある程度のレベルを超えると実験考察問題が多くを占めます。
考察問題は記述式なので、完璧な解答を書くのが難しく、減点されやすいです。
現代文で高得点を取るのが難しいのと同じで生物もなかなか高得点は取れないんです。
このように高得点を取るのは大変難しい生物ですが、合格点は比較的取りやすいと思います。
生物はたとえ東大や京大であっても単純な知識問題が問1や2で出てきます。
こういった問題は覚えていれば必ず解ける問題です。
基礎知識を暗記し、計算問題や実験考察問題の演習をしっかり積めば合格点には届きます。
どんなに好きで得意でも生物で高得点を狙おうとするのはやめて、合格点に届く程度にして他の科目を強化しましょう!
自分だけの参考書を作れ!
どんな難関大でも生物では覚えているかどうかを問う知識問題が必ず出題されます。
生物の入試問題は大きく分けて
①単純な知識問題
②実験考察問題
の2つで構成されます。
②は計算力や文章読解力、図やグラフの読み取り力が必要となり、問題によってはなかなか完答するのが難しいです。
それに対し①は覚えているか否かの暗記問題です。
当然しっかり受験勉強してきた学生は①で落とすことはないので、①のような問題で点数が取れないと周りと差がついてしまいます。
そうならないためにおすすめなのが、知らない知識や間違えた知識をまとめたノートを作ることです。
この時大事なのがただシャーペンでまとめるのではなく、
・赤シートで小テストができるようにオレンジ色のペンで語句を書く
・図やグラフを使ってぱっと見てわかりやすくまとめる
・覚えづらい語句は語呂合わせを作り、語句の近くに書いておく
・綺麗にまとめすぎない
ことが大事です!
特に最後の「綺麗にまとめすぎない」ことが意外と重要です。
まとめノート作りに時間をかけすぎて勉強時間が減るのは意味がないので、ささっと書くことを心がけましょう。
このノートを使って毎日小テストをして、暗記することを心がけましょう。
★まとめノートの例
PCR法の手順
①増幅させたいDNA、耐熱性菌由来DNAポリメラーゼ、プライマー、基質を加える。
②①を約94℃に加熱。→DNAの水素結合を切る
③約60℃にしてDNAとプライマーをアニーリングする。
④約72℃にしてDNAポリメラーゼが働き、新しいDNA鎖が合成される
⑤以下①~④の繰り返し
こうしてできたまとめノートは試験当日もっていき、最終確認に使いましょう!
生物のおすすめ参考書
・セミナー生物基礎+生物
高校で副教材としてよく使われる参考書です。
リードlightなど同じレベルの参考書に比べ問題量が多く、基礎知識の網羅性もかなり高いので、セミナー生物をしっかり理解していれば日大レベルの過去問なら合格点に届く知識は身につくと思います。
ただ分量が多いので、一から生物を勉強する場合消化不良を起こす可能性が高いです。
一から生物を勉強する場合はまず生物の必修整理ノートをやって基礎を固めてからこの参考書に取り組むと良いです。
またこの参考書の演習問題は初学者には難しいので、2周程度基本問題を解ききってから取り組むのがおすすめです。
・大森徹の生物 遺伝問題の解法
生物の参考書といえば大森徹先生が有名です。
その中でも受験生が苦手にしがちな遺伝についてよくまとまっている問題集がこれです!
文系で生物基礎を選択する人、理系で生物選択だけど遺伝がよくわからない人はぜひやってみて欲しい参考書です。
まずセミナー生物やリードlightを解いてみて、遺伝がよくわからねえ!と思ったらこの参考書に取り組んでみてください。
センター生物基礎までしか必要ない人はこの参考書の後に問題演習や過去問演習をすればよいと思います。
二次試験で生物を使う人はこの参考書だけで合格点を取るのは難しいので、この参考書で遺伝への苦手意識を克服出来たらセミナー生物等の演習問題を解くor理系標準問題集生物に入って演習を積むと良いでしょう。
同じシリーズで計算・グラフ問題に特化した参考書もあるので、計算問題が苦手な人はそちらもやってみてください。
・大森徹の最強問題集159問 生物
難関大の二次試験で生物を使う人におすすめの参考書です。
東大京大や早慶大で生物受験の人が夏以降取り組むべき参考書です。
載っている問題は上記の大学の過去問から抜粋したものが多く、かなり難易度が高いので東大や早慶を受けるからといって最初からこの参考書を扱うのはやめましょう。
セミナーorリードlight→理系標準問題集生物→この参考書
の順で取り組むのがおすすめです。
この参考書に書いてあることが完璧に理解できれば、あとは過去問演習をしていく段階に入ります。
難関大の生物で合格点をとるならこの参考書までで良いと思います。
もし生物で高得点を狙っていくならこの参考書の後に「生物新考える問題100選」をやることをおすすめします。
ただし、生物で高得点を狙うのはあまり得策ではないので、他の教科がまだ伸び切っていないならその科目の勉強を優先すべきです。
記事まとめ内容
・生物は高得点を狙ってはいけない科目。
・知識問題はまとめノートを作り、毎日確認すること!
・遺伝や計算問題が苦手な人は大森先生の参考書をやってみよう!
私が通う明治大学農学部の紹介記事はコチラ↓
https://www.takeda.tv/mukogaokayuen/blog/post-137499/
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