はじめまして、武田塾向ヶ丘遊園校の佐藤です。
今回初めてブログを書かせていただきます。
初めてということで一発目に書かせていただこうと思うのは、こちら。
「自学自習の強み」について
なぜこのようなことを一発目に持ってきたかというと、
このブログを読む皆さんに、自学自習の強みを知ってほしいと思ったからです。
武田塾の特徴は何といっても「授業をしない塾」というところです。
自学自習に大きな強みがあるからこそ、こうして武田塾は「授業をしない塾」を全面に押し出しているのです。
前置きが長くなりましたが、早速、「自学自習の強み」について書いていこうと思います。
私が考える自学自習のメリットは大きく分けて次の二つです。
(１)自分に合った効率の良い勉強ができる。
(２)インプット、アウトプットのバランスを保ちやすい。
これらについて一つずつ説明していきましょう。
(１)自分に合った効率の良い勉強ができる。
まず皆さんに考えていただきたいのが、
自分に合った効率のいい勉強ができるとはどういうことか？
ということです。
これは簡単に言うと、自分に足りていない部分のみをピックアップして勉強できるということです。
自学自習は、もうすでに分かっていることや解ける問題を飛ばして勉強することができるのでとても効率のいい勉強法です。
例えば、数学の問題集で、解けた問題には〇などの印をつけ、解けなかった問題には✖をつける。
これをするだけで、次その問題集をするときは、✖のついた問題だけをやればいいのです。
一度解けた問題を何度もやるのは時間の無駄ですし、その無駄を省けるのが自学自習なんです。
では学校や塾の授業ではこうした効率のいい勉強がやれないのかというと……正直言ってやりづらいと思います。
学校や塾の授業というのはあくまで集団に向けた授業なので、一人一人に合わせた難易度や進度の問題を出してくれるわけではありません。
自分がもうわかっている問題の説明が長かったり、
逆に分からない問題に限って説明が短かったりと、
集団に合わせている分どうしても効率の悪い勉強になってしまいます。
自学自習では、分かる問題の答えはサッと読み、分からないところの答えはじっくり読むことができるので、そこが授業との大きな違いであり、メリットといえます。
(２)インプット、アウトプットのバランスを保ちやすい。
続いてのメリットです。
ここでいうインプットとは問題の解き方や理解、解くにあたって必要な知識を入れること
アウトプットはインプットしたものを使って問題を解くことを言います。
ここで皆さんに知っておいてほしいことは、
勉強で大切なことは、インプットとアウトプットのバランスだということです。
実際の試験では、問題だけを見て回答を作らなければなりません。
頭の中にある知識を上手に引っ張り出してこなければいけないわけです。
つまりインプットだけでなく、普段からアウトプットの練習をやっておくことが必須です。
ここまで言うと気づいた方もいるのではないでしょうか？
実は、学校や塾の授業はインプットに重点が置かれたものになっているのです。
成績がなかなか伸びないという受験生は、授業をたくさん受けすぎ、アウトプットの時間が取れていないというケースがとても多いです。
では自学自習ではどうかというと、自分の設定次第で問題を解く時間を意図的に確保できるので、インプット・アウトプットどちらかに偏るという心配が減るのです。
これが自学自習の大きなメリットの二つ目です。
いかがでしたか？
自学自習の強みについて理解できたでしょうか？
ここまでつらつらと書いてきましたが、最後に皆さんに知ってほしいことがあります。
授業を受けるのとは違い、自学自習は時には不安になることもあると思います。
しかし、能動的な勉強であるからこそ、
自分を伸ばすにはどうしたらいいか、
自分の弱点は何かなど、
自分を見つめなおすいい機会となります。
受験を終えたころには大きく成長した自分がきっといるということを忘れないでください！
以上「自学自習の強み」についてでした。
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