こんにちは!
武田塾向ヶ丘遊園校です。今回は僕が在籍している明治大学農学部について話したいと思います。
どこにあるんだ明治大学農学部?
明治大学農学部は生田キャンパスにあります。(理工学部もここ)
小田急線生田駅から15分ほど歩くとキャンパスにつきます。僕は神奈川県出身ですが、生田にキャンパスがあるとは知りませんでした、、入学ガイダンスで調べてびっくりしましたね笑
生田キャンパスは駿河台や和泉キャンパスに比べて緑が多く、文系のキャンパスに比べたら田舎にあります。(在学生からは「生田農工大学」なんて呼ばれてネタにされてます笑)
また農学部には小田急線黒川駅に農場があります。数年前にできたばかりなのですごく綺麗な農場です。僕たちの学費はここに流れていたのか!
ほかにも1つ〇千万円する実験器具がある「ハイテクリサーチセンター」や実験動物の飼育施設、バイオハザードマークが貼ってある教室など文系キャンパスにはない施設がたくさんあります。
さすが私立大学、キャンパスの施設はだいたい綺麗です!※農学部1号館を除く
余談ですが、実は生田キャンパスの所在地には戦時中日本陸軍の研究所があって風船爆弾や偽札の製造をしていたみたいです。キャンパスの北側に研究所の資料館もあるので、気になった人は行ってみてください。
農芸化学科について
一般的な農学部の学科の違いについては、僕が前書いたブログの記事を参照してみてください。
明治大学農学部には農学科、農芸化学科、生命科学科、食料環境政策学科があります。
ちなみに学内では、農農(のうのう)、農化(のうばけ)、生命(せいめい)、食環(しょっかん)という通称でよばれています。
僕は農芸化学科の学生なので、ここから先は農芸化学科を紹介します。
農芸化学科はこの4学科の中で一番忙しい学科です。サークルの新歓などに参加すると、
先輩「新入生君は学科どこなのー?」
新入生「農化です!」
先輩「あっ(察し)」「忙しいけど頑張って、、」
新入生「」
てな会話がよくあります笑
忙しい理由はというと、、、
・ほかの学科に比べて必修が多い&必修の先生が厳しい泣
ある必修科目では僕の一個下の学年は7割くらいの学生が再履修になってました。
1年生の必修科目は2年生の終わりまでに単位をとらないと留年が確定するので、、やばいです。
他学科の授業を受けるとめちゃ優しくてびっくりすることも笑
(ちゃんと試験勉強すれば単位とれるので、理不尽に厳しいわけではないです。一夜漬けではきついだけで。)
・1年生の前期から実験が週2~3あるので、毎週レポートに追われる!
農芸化学科では入学してすぐに実験が始まります。実験は何時に終わるかわかりません。
実験のある日は午後予定を入れないほうがいいです。僕はバイトを間違えていれてしまい、すごく焦りました笑
また、実験をして結果がでたら結果をまとめて考察し、レポートとして先生に提出しなければいけません。
このレポート作成は一番骨が折れます。「実験で使った微生物の特徴を調べるために英語の専門書読まなきゃ」とか「実験で使った食品の成分が全然出てこない泣」とか「この反応がよくわからん調べなきゃ」とかとか、、とにかく文献を調べることに時間がかかります。適当なレポートを書くと再提出を食らっちゃいます。
計画的にやらないと徹夜確定。エナジードリンクとお友達にならないようにしましょう笑
・農芸化学科だけ研究室配属が成績のみで決まってしまう。(他学科はあまり成績関係ない)
農芸化学科では2年生の3月に研究室配属があります。卒業研究をする研究室を決めます。
この研究室配属は大学1~2年次の成績順に決まります。研究室にはそれぞれ定員があるので、良い成績をとっていないと自分の行きたい研究室に配属されないということです。
食品系の研究室は例年人気なので、食品を専門的に勉強したい人は頑張りましょう!
農芸化学科以外の学科では成績よりも面接や研究室見学に来ているかの方が重要みたいです。
それに比べて成績さえよければどこでも好きな研究室に入れるので、ある意味楽です。
2年生の冬になると研究室配属に関するいろんな噂が流れて、ライアーゲームみたくなります。
農芸化学科の魅力とは?
とにかく忙しい農芸化学科。でもとても良い学科だと僕は思います。
実験が多く、難しい必修科目に立ち向かわなければならないので、同期や先輩後輩と仲良くなりやすいです。
特に実験班は2年間同じメンバーで実験するので、かなり仲良くなります!
(実験班の人と鍋パやらタコパやらして遊んでました。いろんな相談ものってもらいましたね笑)
また、身近な食品のことを専門的に勉強できることは他学科にない魅力だと思います。
とてもユニークな先生が多いことも魅力です。
勉強できる科目の幅が広いのも良いことだと思います。農学科や生命科学科では高校でいうところの生物学の勉強ばかりになりがちです。農芸化学科は化学(主に有機化学)、物理学などの生物学以外も専門的に勉強できます!
何を勉強したいかはっきりしていない人にもおすすめできる学科です。
※とは言っても農学部は生物系の学部なので、物理学や数学などを専門的に学びたければ他学部の方がよいかも。
また、農芸化学科のみ条件を満たすと「食品衛生監視員」という資格を得られます。
卒業後は?
毎年7~8割の人が就職、残りの2~3割の人が大学院進学しています。
就職先としては食品や製薬、化学、ITなどのメーカーまたは公務員が多いです。
職種は営業やMR、技術職(生産管理職が多い?)になります。
学部卒業だと研究職になるのは難しいです。研究職につきたい人は大学院に進学を目指しましょう。
また、農芸化学科では中学校や高校の教員になる人はほとんどいないです。
(教職課程はちゃんとありますよ!)
教員になりたいなら別の学科にした方が良いと思います。
大学院進学する人は明治大学の院に進む人が多いですが、他大学の院に進む人もいます。
入試情報
明治大学農学部に入るには当然入試で合格しなければいけません。
入試の種類は
一般入試
センター利用入試
全学部統一入試
自己推薦入試
があるみたいです。詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
あくまで僕個人の意見ですが、明治大学農学部の英語は難しくないので受験生の中で点差が開きにくいです。
よって他の選択科目で合否が決まってくると思います。
今回は明治大学農学部について紹介しました。
入ってみるとなかなか面白く、良い学部だと思います。
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