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【勉強の悩み解決】小論文の書き方・対策の仕方を知ろう!! part.1

盛岡駅から徒歩3分、大学受験予備校の武田塾盛岡校です。

前回の受験相談の声ブログでは、国公立受験か私立受験かで迷ったときの考え方について紹介しました。
まだ読んでいない方はぜひチェックしてください!!
↓↓↓

https://www.takeda.tv/morioka/advice/post-126881/

年末ということもあって、
盛岡校の前の通りには大きなキャリーケースを持った帰省する方など、人通りが多くなってきました。

年末になると、今年1年を象徴する漢字は何ですか?という質問をよく聞きます。
皆さんにとって、今年1年を表す漢字は何ですか?

ちなみに私はというと…
”変”
という漢字が真っ先に思いつきました!!
私にとって今年1年は色々な意味で変化の多い1年となりましたので…

今必死に受験と向き合っている受験生の皆さんにとっても、
来年の春以降はきっと、”変化”の多い1年になると思います!!
前向きな気持ちで新たな年度を迎えられるよう
今を駆け抜けましょう!!

さて、今回のブログでは
小論文が受験科目として課せられている生徒さんや、今後推薦やAO入試等を考えている生徒さん
必見の内容です!!「小論文の書き方・対策の仕方を知ろう!!part.1」という内容でお届けします!
対策の方法や、絶対にやってはいけないことなども皆さんにお伝えしていきたいと思います。

そもそも小論文とは何か?

小論文って何を求められるのですか?
と疑問をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。
小論文についてまとめると以下2点となります!!

小論文とは、意見を説明するための小規模な文章である
・入試小論文の答案に必要なものは、設問に対する意見と、その正しさを証明する理由説明の2点

ちなみに作文と小論文の違いってなんですか?という質問も多いですね!
作文とは文字通り、人によって「作られた文章」のことになります。
感想文や随筆(エッセイ)はもちろんのこと日記やメールの文章も
小論文に関しても作文の一環と考えられます。

しかし、小論文は意見を述べなければならないという条件がついた文なので
ある程度の対策が必要となります!!

<作文と小論文の違い>
自分の意見を述べる。
 設問という出題者からの話題提示に対して、自分の意見という返事を返すという対話をする事。
その意見が正しいことを伝え、主張するために、理由を説明する事。

この二点が作文とは大きく異なるポイントです。
なので、小論文を書き始める際
「とりあえず書いてみるか!」なんて甘い考えは禁物です!!
小論文を書き始める際には以下のことを意識しなくてはなりません。

1. 設問を読み書くべきことを考える!!
→ 設問に対して、自分の意見とその理由を整理する。どのような段落構成にするかを検討する。
2. 表現表記に注意しながら書く
→ 原稿用紙は正しく使えているか、誤りやすい表現に注意しているか、最後に見直しをする。

段落構成とは?

今記事を読んでいて、段落構成とは?と思った方がいると思います。
ですので、段落構成の方法について説明したいと思います。
まず、段落構成パターンとして簡単で分かりやすい型があるので紹介します!!

論述の最初と最後のに箇所で意見を示す方法。
・1段落目=意見
・2段落目=理由説明
・3段落目=意見

初めに意見を述べ、最後に理由説明で締めくくる方法。
・1段落目=意見
・2段落目=理由説明

初めに理由説明を述べ、最後に意見で締めくくる方法。
・1段落目=理由説明
・2段落目=意見

上記3つが典型的な段落構成です。ぜひ参考にしてみて下さい!!
小論文をいざ書くとなったとき、
自分自身が書きやすいと思うパターンがある程度あると便利です!!
では次に原稿用紙の使い方を見ていきましょう。

原稿用紙の使い方

論文を書く上で知っておきたい
正しい書き方・やってはいけないミスを大まかに説明していきます。

文頭、段落の初めは最初の1マスを開けること。

② カギかっこは「 」を使い1マス分取ること。

小さい「っ」も1マス分取ること。

行のアタマに「。」が来るときは、前の行の行末の文字とともに1マスの中に書くこと。

⑤ かっこ( )を使う時はかっこ一つに1マス使うこと。

『』→題名を示すとき、「」の中のかっことして使う時だけ使う。

!や?という表現は控えること。

縦書き・横書きの注意点
(a)  縦書きの際の注意点
数字は漢数字で統一する。漢数字は1マス分取ること。
アルファベットや単位記号(%・kmなど)は使わずにカタカナ表記にすること(パーセント・キロメートルなど)。
(b) 横書きの際の注意点
漢数字、アラビア数字どちらを使っても良いがどちらかに統合する事。

誤りやすい漢字や熟語と送り仮名に注意する。(明かるい→明るい など)

読点(、)の打ち方に注意する。
(a) 主部と述部が1つずつの文を書くときは、主部の後に打つこと。
(b) 主部が1つで述部が2つ以上ある文・主部と述部が2つ以上ある文では、1つ目の述部の後に打つこと。
(c) 接続詞の後に打つこと(ただし主部が長い場合は直後の読点は省略して良い)。
例)しかし、Aさんはパンを食べるのをやめた。
(d) どちらの単語を修飾したいのか明確にすること。
例) 私はあわてて、家に帰った父を追いかけた(あわてたのは私)
例) 私は、あわてて家に帰った父を追いかけた(あわてたのは父)

呼応表現を正しく使う事。(なぜなら、~だからだ。)

⑫ 「です・ます」ではなく、「である。」を用いること。

制限文字数の9割を目指すこと。

会話調の表現を避けること。(なので→だから)

以上の14点になります!!
改めて確認すると、普段意識してない部分もあることに気づきますね!!
正しい原稿用紙の使い方を身につけて、余計な失点を未然に防ぎましょう!!

まとめ

今回のブログは、
「小論文の書き方・対策の仕方を知ろう!!part.1」
ということで、特に原稿用紙の使い方などの細かな小論文の書き方を中心にお伝えしました!!

次回のブログも小論文の後編ということで
「小論文の書き方・対策の仕方を知ろう!!part.2」
をお伝えします!!

え?じゃあ武田塾って「日本初!授業をしない塾」って書いてあるけどなんで?と気になった方は、是非無料受験相談にお越し下さい!!

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