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【2023年版】今から間に合う理系数学ショートカットルート!

 

目次

 

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はじめに

こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。

京阪電車守口市駅から徒歩4分で行ける逆転合格専門の予備校武田塾守口校です!

今回は「【2023年版】今から間に合う理系数学ショートカットルート!」というテーマでお話します。

理系数学はかなりやることがあります。

そんな理系数学をどうやってショートカットすればよいかについて紹介したいと思います。

また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。

武田塾の理系数学の参考書ルートとは

そもそもの武田塾の理系数学の参考書ルートの設計として、
① 日大レベル
② MARCH・地方国公立レベル(使う参考書は共通)
があり、その後、早慶・東大レベルと難関国公立・旧帝レベルに分岐することになります。
この場合ご存知の通り、早慶・東大レベルの方が難しくなります。

日大レベル

日大レベルにおいて、本来使う参考書は以下の通りです。
『数学Ⅰ・A入門問題精講』『数学Ⅱ・B入門問題精講』『数学Ⅲ入門問題精講』
『数学Ⅰ・A基礎問題精講』『数学Ⅱ・B+ベクトル 基礎問題精講』『数学Ⅲ基礎問題精講』(ただし、演習問題は除く)

また、計算練習として、『合格る計算』シリーズがあります。

ショートカットルートの場合、『入門問題精講』はカットになります。
ショートカットルートの根本には、基礎はしっかりやろうという考えがあります。
ショートカットルートの場合、『基礎問題精講』にしっかり取り組み、基礎力はつけてほしいと思います。

ただし、数学で日大レベルのみならず、さらに上を目指す場合、『数学Ⅰ・A基礎問題精講』、『数学Ⅱ・B+ベクトル 基礎問題精講』はやらず、『数学Ⅲ基礎問題精講』にのみ手を付けるパターンもあります。

あくまでも、何が出来て何が出来ていないのかを整理し、本当に必要な部分だけを勉強してください。

本当に出来ているのかの判断はなかなか難しいので、テストをしながら確認してほしいと思います。
『合格る計算 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』、『合格る計算 数学Ⅲ』に関しては、学校で配られる『サクシード数学』や『4STEP数学』などの傍用問題集系での代用でも構いません。

理系の皆さんに絶対やってほしいこととして、数学Ⅲの微分・積分の計算があります。

この分野は手を動かし、自動的にできるレベルまで仕上げてほしいと思います。

特に私立の理系は、圧倒的に数学Ⅲの出題割合が高いことを肝に銘じておいてください。

数学Ⅰ+A基礎問題精講

MARCHレベル

本来のMARCH・地方国公立レベル理系数学の参考書ルートは、日大レベルの後に、『文系の数学 重要事項完全習得編』、『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』、『理系数学 入試の核心 標準編』に取り組むことになります。

正直な話、志望校によってどこまで必要か変わってきます。

そこで、私立理系の場合は、一旦過去問を見てほしいと思います。

私立の理系数学の場合、数学Ⅲの割合が高いことも多いので、『基礎問題精講』を完璧に仕上げることは必須になってきます。

ただし、MARCH・地方国公立レベルのルートでは入試問題が基本になってきます。

その場合、皆さんの志望校の出る順でやっていくことが基本姿勢になります。

私立理系の場合、共通テストもないので、数学Ⅲを最優先で取りに行くのが戦略となります。

ですので、『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』の重要度はかなり上がります。

ショートカットルートとして、『文系の数学 重要事項完全習得編』をカットして、『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』に取り組むようにしてください。

仮に日本大学の理系数学の問題を解いたとして、8割以上の合格点がしっかり取れていた場合、ダイレクトで『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』というパターンでも構いません。

その後、『理系数学 入試の核心 標準編』に取り組みますが、数学Ⅲを優先してやってほしいと思います。

まずは数学Ⅲの微分・積分を完璧にし、その後、数学Ⅰ・A,Ⅱ・Bの対策へ進むのが基本的な流れになります。

数学Ⅰ・A,Ⅱ・Bに中でも何が出やすいのか事前に調べておくことも大切です。
数学Ⅱの微分積分や二次関数などはほとんど出ないことに気が付くかと思います。
確率・場合の数・ベクトル・数列の分野が出やすい大学が多いかと思います。

分野ごとに範囲を絞って戦略的に対策することが非常に重要になります。

少し珍しいケースですが、将来的に早慶の理系数学を半年でやる場合、『重要事項完全習得編』の二冊が簡単すぎるかもしれません。

その場合、『理系数学 入試の核心 標準編』に取り組み、MARCHの過去問でも合格点を取れるのであれば、早慶レベルに進んでほしいと思います。

重要事項完全習得編

地方国公立レベル

国公立の場合、共通テストと二次試験に比率は第一に気にしてほしいと思います。

共通テストの比率が高い場合は、何はともあれ共通テストの演習をしてください。

目指す大学にもよりますが、共通テストは最低でも7割とれるように対策し、旧帝大を目指す場合、8.5割を目指してください。

現時点でなかなか共通テストが取れない場合、数学Ⅲは一旦置いておきましょう。

まずが数学ⅠA・ⅡBを固めることを優先してほしいと思います。

その際、『短期攻略 共通テスト数学Ⅰ・A 基礎編』、『短期攻略 共通テスト数学Ⅱ・B 基礎編』を使い、共通テストの大問ごとに固めていく戦略を取ってほしいと思います。

詳しくは以下の動画で紹介しているので、興味があればあわせてご覧ください。

共通テストが安定的に7割取れるようになれば、二次試験のことを考える戦略へと移りましょう。

ここまでの戦略はあくまでも時間がない人、ショートカットしたい人向けになります。

時間がある人は真逆になります。

事実、共通テストが終わり、二次試験までは40日程度あります。

この期間に数学Ⅲをやりまくり、『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』を一冊固めてほしいと思います。
次いで、地方国公立の二次試験の話になります。

地方国公立では、私立ほど数学Ⅲは出ませんが、多いことには変わりありません。
『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』までで戦える大学もあれば、そうでない大学もあります。
『理系数学 入試の核心 標準編』まで必要な場合もあります。

そのあたりの判断は、過去問を見て見極めてほしいと思います。

物議を醸すかもしれませんが、金沢大学・岡山大学未満の地元の国公立は『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』でかなり戦えますが、出る分野も広いので『文系の数学 重要事項完全習得編』のも手を付けてほしいと思います。

次いで、金沢大学・岡山大学より上のレベルの国公立の話になります。

特に、横浜国立大学・筑波大学・千葉大学・神戸大学・お茶の水女子大学・北海道大学・九州大学あたり『理系数学 入試の核心 標準編』が必須となります。

事実、『理系数学 入試の核心 標準編』だけでは心許ないこともあるので、『国公立標準問題集CanPass数学Ⅲ』、『数学重要問題集数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(理系)』を使い、自分の志望校で頻出の分野は加えて対策してほしいと思います。

短期攻略 大学入学共通テスト数学「基礎編」

難関国公立・旧帝レベル

このレベルの場合、地方国公立の過去問が解けることが前提条件になります。

金沢大学・岡山大学、出来れば横浜国立大学の理系数学の過去問で合格点を取ってほしいと思います。

その上で、難関国公立・旧帝のルートに入ってください。

本来のルートであれば、『世界一わかりやすい阪大の理系数学 合格講座』『世界一わかりやすい九大の数学 理系数学+文系数学の前期課程15か年』等の『世界一わかりやすい』シリーズになります。

この参考書は基本的に過去問の解説がメインになります。

このフェーズになれば、大学対策を中心に、過去問を分析し演習を進めてほしいと思います。

特定の参考書をやるということはないです。

過去問の詳しい解説は必要であれば、『世界一わかりやすい』シリーズを上手く使い、特定の分野を強化したい場合、『国公立標準問題集CanPass数学Ⅲ』、『数学重要問題集数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(理系)』を使うこともありです。

過去問をやりながら自分の実力に合わせて対策してほしいと思います。

早慶・東大レベル

このレベルは相当高いですが、武田塾で推奨しているものとしては、解説が詳しい『数学上級問題精講』シリーズ、解説がシンプルな『ハイレベル数学完全攻略』シリーズになります。

このレベルの参考書をやるために、MARCHの過去問が解けるだけでは不十分です。

旧帝の過去問で合格点が取れるようになってからが目安として考えてほしいと思います。

また、全ての問題に取り組むのではなく、苦手分野を強化するための手段として活用してください

上級問題精講

今回のまとめ

いかがでしょうか。

今回は「【2023年版】今から間に合う理系数学ショートカットルート!」というテーマでお話ししました。

理系数学ショートカットルートのカギとしては、MARCH・地方国公立レベルの攻略になります。

日大レベルの基礎は徹底し、その後MARCH・地方国公立レベルの参考書を上手く使い分けてほしいと思います。

国公立志望の人は共通テストと二次試験の配分に注意し、私立志望の人は志望校の出題傾向を把握し必要な対策を見極めてほしいと思います。

頑張ってください。応援しています。

最後に武田塾守口校では随時無料受験相談を行っています!

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