授業をしない塾の武田塾茂原校です☆
もうすぐ楽しい夏休み!
受験生にとっては楽しいか疑問ですが、少なくとも勉強時間がたくさん取れるありがたい時期ですよね。
夏は受験の天王山なんて言われます。
ちなみに天王山というのは、京都府南部の乙訓群大山崎町にある小丘です。
山崎の戦いで羽柴秀吉が明智光秀を破った地域なので、勝敗や運命の重大な分かれ目という意味で使われます。
つまり、夏休みは受験生にとって勝敗の分かれ目ということです!
◆夏休みの受験勉強って何をやればいいの?
夏休みは学校の授業がなくなります。イエーイ!じゃないから!
学校が無くなった途端に、時間の使い方が分からなくなる人がいます。
無駄な時間を過ごしている間に、夏休みが終わってしまうことはよくある(T_T)
原因は具体的に何をやればいいのかわからないことではないでしょうか?
やることはこれです!自学自習です!
一つの参考書やテキストを決めたら、それを完璧になるまで理解し解くことです。
まずは一冊と軽い気持ちで挑みましょう。
※一教科でいいという意味ではありませんよ…
◆受験生の夏休みは一日何時間勉強する必要があるの?
武田塾に通う高校3年生は、平均10~12時間勉強することになります。
うわー大変そう!と思ったそこのあなた。
逆に、学校が始まってしまったら10時間以上の勉強時間を確保するのが難しくなりますよ。
長期休暇期間だけなんですよ、こんなに勉強できるのは。
受験生にとってはボーナスタイムくらいに思わないと( `―´)ノ
夏が受験生の天王山と言われる理由は、普段の2~3倍成長できる時期だからです。
ここで自分のレベルをアップしなくていつするんですか!
ゲームのレベル上げている場合ではないですよ。
◆どんなテキストで勉強すればいい?
テキストを一冊決めて勉強することは分かりました。
じゃあ、どのテキストを使えばいいの?となりますよね。
学校で使っているものでも構わないのですが、学校は授業ありきのテキストになっている為あまり簡単でなかったり解説が無かったりします。
一人で勉強するのが困難な場合が多々あるのです。
問題数が多すぎるのもマズイですね。
難しくて結局勉強が進まずやる気出ず終わらず…夏終了(T_T)
そうならない為に、テキスト選びも重要です。
選ぶポイントは解説が詳しくわかりやすいものを選ぶことです!
◆合言葉は一冊を完璧に
分かりやすい参考書がたくさん売っているありがたい時代ですが、選択肢が広がるのは良いことばかりではありません。
選択肢が広がると幸福度が下がるという研究もありますから(;´・ω・)
どの参考書を使っても、一冊完璧にすることが重要です。
完璧で無い参考書を十冊よりも強力な武器になります。
完璧とは、その参考書の問題ならどこを出題されても答えられる状態です。
理由も述べることができる状態です。
ここまで勉強する為には、受験生にとって夏休みが最適なのです!
ではここで、受験生の夏はどの程度勉強ができる状態になる必要があるのか?
それは、志望校のワンランク下のレベルに受かる学力が欲しいところです。
GMARCH志望なら日東駒専レベル、早慶志望ならGMARCHレベルという感じです。
皆さんの勉強進捗度合いはいかがでしょうか?
しかし!夏から受験勉強を始める人も多いはず。
夏に志望校ワンランク下に合格するレベルまでもっていくのは、かなりしんどいですよね。
コツコツ勉強していた人ができる段階です。
全く勉強していない状態で夏から勉強して急に志望校ワンランク下ってちょっと無理でしょう。
余程、志望校のランクを下げなければなりません。
夏から既に志望校を下げるのも悲しい話ですよね。
一体どのように勉強すればよいのでしょうか?
◆まだ諦めるな! 基礎を終わらせればなんとかなる!
夏に志望校ワンランク下レベルじゃないといけないなら、もう間に合わないよ~
受験は無理だ、諦めよう……と匙を投げる人がいるかもしれませんが、ちょっと待った!
まだ諦めるには早いのです!
物事全てにおいて、重要なのは基礎です。
勉強も同じで、まずは基礎を終わらせることに夏を使いましょう!
暗記しなければならないことを、完璧にするのです。
英単語とか英文法とか、数学の公式とかです。
これらが完璧なだけで、ある程度問題が解けるようになるのですよ(‘ω’)ノ
◆春から勉強している人と同じ勉強をしてはいけない
受験生になり、春からコツコツ勉強している人と夏から受験勉強をスタートする人とで差ができているのは当然です。
焦って春から勉強している人と同じ勉強をしないようにしましょう。
どういう意味かというと、春から勉強している人が応用問題集を解いているからといって、基礎が身についていない状態で同じ問題集を使ってはいけないということです。
たぶん、全然解けません。
分からなすぎて、勉強が嫌になるかもしれません。
もっと悲しいことは、問題を解いているつもりでも理解しきれていない為あまり意味がないということです。
時間と体力だけ消費することになります。
周りの友達が難しそうな問題集を解いていたとしても、まだ自分がそのレベルに達していないなら基本的な問題集から始めましょう!
◆過去問から逆算する作戦はどう?
受験までに時間が無い人がやる手としては、志望校の過去問を見て決め打ちをするというもの。
出題傾向が高い問題を演習する勉強方法です。
出題されそうもない問題に時間をかけない手法ですね。
一見賢い勉強方法で、効率的なように感じますがとてもリスクが高いのです。
問題点として第一に挙げられるのは、基礎が身についていないので応用がきかないということです。
同じような傾向の問題で運よく解けたとしても、他の問題が分からない。
また、ケアレスミス一つで即終了という事態になります。
そして、もう一つの問題点は傾向が変わったら終わりということです。
傾向はあくまでも傾向であり、変更する可能性があります。
本番当日、自分があまり演習しなかった問題や全く触れたことが無い問題が出題されたらどうすることもできません。
というわけで、過去問の決め打ちはおススメできません!
◆秋冬の勉強は夏の下地にかかっている!
秋、冬くらいに志望校に勝負できるくらいの学力をみにつけることが望ましいのですが、最終的に入試までに間に合えばいいわけですよね。
秋から冬にかけての勉強ペースを上げる為には、夏の頑張りにかかっています。
何よりも基礎を身につけることが最優先です。
これが勉強の下地になります!
夏に頑張れないと、季節が寒くなっていく頃に来年のことを考える人が増えます。
浪人するという意味です(´・ω・`)
浪人が悪いと言っているわけでなく、現役生の夏に頑張れず秋もそのままな人って、正直もう一年時間が伸びたからといって勉強できないんですよね。
人間ってそんなにすぐに変わらないのです。
今できることをしないと、時間がいくらあっても受験勉強なんてしません。
目の前の課題に取り組みましょう!
◆基礎はとっても大変
基礎を勉強している頃は何かと大変です。
まず、覚えるという作業が大変ですよね。
知らないものを覚えていく、忘れないように復習するというなんとも地味な作業なのです。
さらに!基礎を終えたばかりの段階だと勉強量に対して偏差値もあまり伸びません。
こんなことしていられないと悩み、難しい問題集を嫌いてしまい撃沈する…というパターンは多いでしょう。
難しい問題を解いている方が勉強している気になりますからね(;^_^A
でもそれは間違いです!
効率も実は悪いです。
基礎を終わらせて、徐々に問題集のレベルを上げていく方が早く終わりますし力にもなります!
さあ!夏から勉強をスタートしなければならない人は、基礎を完璧にすることだけに注力しましょう☆
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