こんにちは。
武田塾茂原校です。
今回はTEAP試験について紹介していきます。
【 TEAP試験とは? 】
TEAP試験は大学受験に利用されるようになってからまだ数年の新しい入試方式です。
この試験では、英語の4技能のテストがあります。
ここでいう4技能とは、
・Reading
・Writing
・Listening
・Speaking
以上の4つのことを表しています。
そして、このTEAP試験のスコアを利用して大学受験をすることができるようになったのです。
1年目はTEAPが利用できる大学は少なかったのですが、ここ数年で急激に増えて来ました。
TEAP試験は年に何度か受ける機会があります。
TEAPは全国12都市で年に3回実施されます。
TEAP CBTは東京・大阪の会場で年に2回(2018年は3回)実施されます。
この複数回あるチャンスのうちで1回でも各大学が定める基準のスコアを満たすことができればいいのです。
【 TEAP利用入試のメリット 】
TEAP試験を利用することでのメリットは、大学入試当日の英語の試験が免除されたり、見做し得点で英語の点数がつくところにあります。
例えば、早稲田大学文学部ではTEAPのスコアが基準を満たして入れば、一般入試では国語と社会科の科目のみで受験することができます。
このとき、国語と社会の得点両方が大学側が設けた基準を満たすことができれば合格となります。
英語の対策に時間を割かなくて良い分、国語と社会科に集中できるというのが大きなメリットです。
この他にも、上智大学ではTEAP利用入試枠が一般入試とは別に用意されており、TEAP利用者は国語と社会の試験は一般入試の問題と異なるものを解くようなケースもあります。
立教大学のセンター利用入試ではTEAP試験を利用して、センター試験の英語の得点を200点の満点とする見做し得点の制度があります。
私が以前指導していた生徒でこの制度を利用し、見事立教大学にセンター利用入試で合格をしました。
(このとき、国語188点、世界史88点でしたが、8月のマーク模試では国語、世界史ともに5〜6割程度でした。)
もともと英語が強い帰国子女の方であったり、英語が得意な方、その他戦略的にTEAPを使っていきたい人におすすめと言えます。
【 TEAP利用入試のデメリット 】
TEAP試験を受けることのデメリットも存在します。
まず1つ目はその対策にかかる労力です。
4技能の試験であり、基準のスコアに満たなければどれだけ頑張ろうとTEAPのスコアは使えません。
そのため、TEAP試験に向けて英語に力を注ぐことになります。
そうなれば勉強の科目バランスが崩れてしまいます。
TEAP試験が終わった後に取り戻すことができればこの問題はクリアになりますが、この点はよく考えなくてはなりません。
そして2つ目は、基準のスコアに満たなかった時です。
基準のスコアに足りなかった場合TEAPを利用した試験を受けることができません。
それによって英語の試験が必要になれば、当然英語の対策にも時間を割かなくてはなりません。
TEAP試験が終わった後で他の科目に集中しようと思っていた人にとっては痛手になってしまいます。
【 TEAP試験の問題レベルはどのくらい? 】
TEAP試験の問題のレベルは皆さんに馴染みがある実用英語検定試験®︎(英検®︎)の2級〜準1級レベルであると言われています。
英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
【 TEAP試験は受けるべき? 】
TEAPを使うべきかどうかは人によって変わってきます。
一人一人の状況でTEAPを使って有利になる場合もあれば、そうでない場合もあるのです。
そのため、どうしたらいいか迷っている方はわかる人に相談をしましょう!
武田塾茂原校でも無料受験相談で相談ができますのでよかったら利用してください。
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