こんにちは!
武田塾茂原校です。
今回から模試の活用法について紹介していきます。
皆さんは模試をしっかりと活用できていますか?
とりあえず受けて、点数と偏差値、大学学部ごとの判定が出てそれで終わっていませんか?
模試というのは大学に受かるかどうかを見て一喜一憂するためのものではありません。
模試のちゃんとした目的を皆さんに知ってほしいと思います。
模試を受ける意味とは?
志望校への合格可能性を知るためだ!と思った方・・・それは違いますよ!
A判定、合格可能性80%以上!とかB判定で60〜80%!とか判定が出ますが、模試の問題って自分が受ける受験問題の傾向とは全然違いますよね。もちろんどの程度の出来なのかを見る指標にはなりますが、これまでやって来たこと、これからやっていくことによって大きく左右されてくるものですので過信してはいけません。
強いて言えば、マーク模試はセンター試験と傾向を揃えて作られていますが、センター試験のみで合否が決まらない入試形式の方が多いため、多くの方はこれだけで合格できる!とはなりません。
そのため、A判定であっても決して気を抜いていいものではありませんし、E判定だからといって諦めなくてはならないというものでもありません。
模試を受ける本当の意味
模試で見えるものって志望校ごとの判定や偏差値だけですか?
必ず各科目ごとに大問ごと、単元ごとの数字が出ているはずですよね。そこをしっかり気にしていきましょう。
模試を受ける本当の意味とは、
・これまでやってきた勉強がしっかり身についているのか
・自分の立ち位置を知る
というところにあります。
これまでやってきた勉強がしっかり身についているのか
では、模試までに基礎レベルの英文法の参考書と解釈の参考書をそれぞれ1冊ずつ集中的に取り組み完成させていたとしましょう。
しっかりと完璧になっていれば単語でつまづかない限り、マーク模試では文法でわからないもの、直訳ができない文章というのはほとんど出てこないといってもいいでしょう。
模試を受け終わったら解答・解説を確認して、できなかったところ間違えたところはその都度チェックしていきましょう。
ここで、文法問題で6割しか取れていないとか、意味がとれない文章が多々出て来るようなことがあれば、これまでやってきた参考書の内容がしっかりとできていない可能性が高いです。
そのため、これまでの勉強方法を見直したりして、今後の勉強に活かすようにしていきましょう。
自分の立ち位置を知る
模試を受けると偏差値というのが出てきますよね。
偏差値とは、受験生全体の点数分布の散らばり度合い(分散)から、自分の点数データがどのくらいの偏った位置にいるのかを数値化したものになります。同じ点数でも散らばり度合いによって偏差値は大きく変わってきます。文系の私にはわかんない!という方はスルーしてください(笑)
簡単に言えば全体の中で自分がどの位置にいるかということです。
つまりこの「偏差値」を見れば、あなたが受験生(あるいは同学年)の中でどれくらいの位置にいるのかを知ることができます。
この数字で一喜一憂するのではなく、これを一つのチェックポイントとして捉えましょう。
怠けていようが一生懸命やっていようが必ず通る通過点ですので、模試の直前に模試の対策というのはしなくていいです。そんなことをするくらいなら、ペースを崩さずに受験のゴールを目指した勉強に力を入れてください。
センター直前プレの方な完全に本番を意識したものであればある程度の対策をして望みたいところですが、それ以外の普通のマーク模試や記述模試において対策をすることは時間のロスです。
その模試で志望校への合否が決まるわけではありませんので、自分の勉強をしましょう。
さて、ここまで模試を受ける意味として模試の結果をどう捉えていくかを説明しました。
次回は模試を受けた後にやるべきことを詳しく教えていきます。
興味がある方は次回の記事もぜひ読んでください。
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