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ノートを活用した勉強、できていますか?

こんにちは。武田塾水戸校です。

突然ですが、皆さんはうまくノートを活用した勉強ができていますか?
以前のブログで、「勉強の効率化」について書きました。勉強を効率化するには、"ノートの使い方"も重要なポイントです。ノートの使い方は勉強方法の基本なのですが、ノートを正しく活用できている方は少ない印象です。ノートの使い方にはコツがあり、それを抑えるだけで、参考書の復習も学校の授業での学習も大幅に効率が上がります。一方で、ノートを正しく使えていないと、勉強効率が下がったり、時間を無為に浪費してしまう原因となります。ただ、ノートにいろいろとまとめすぎても、どこが重要かわかりにくくなってしまいます。また、ノートにまとめる「作業」に満足してしまって、インプットやアウトプットの時間が減ってしまったら、成績は上がりません。今回のブログでは、ノートの使い方のポイントを紹介していきます。

問題を解くとき、ノートは必要?

みなさんは問題を解く時に、ノートを使用していますか?それともルーズリーフなどを使っていますか?また、ルーズリーフなどで解く場合、解いた内容をファイリングしたりしてきちんと残していますか?問題をどのように解いたか残しておくことは、復習のときに便利です。そして、どこをどのように間違えたのかをきちんとまとめておくことも、再び同じ間違いをすることを防ぐために、非常に重要となります。問題を解くとき、間違えた内容やなぜ間違えたのかという部分が特に重要となります。間違えた問題に重点を置き、復習をしっかり行いましょう。そして、復習時には、なぜ間違えたのかをしっかりと分析することが重要です。

 

ノートより参考書への書き込みが重要!

ノートやルーズリーフで問題を解いた後は解きっぱなしにしないで、すぐに丸付けと復習を行いましょう。そして、復習する時には、参考書の解答・解説になぜ間違えたのかのメモを残しておくようにするとその後の学習が捗ります。間違えた問題にはチェックをつけて、最初に解いたときに解けたか解けていないかが判別できるようにしておきましょう。イメージとしては、参考書をどんどん自分専用にカスタマイズしていく感じです。問題を見て、ついている印から自分が苦手な問題を把握することが出来て、解説を見ればどこで躓いているか、何が理解できていないかがすぐ分かるようになります。

 

ミスをノートにまとめるべき?

勉強は、どこなぜ間違えたのかが重要で、2回目、3回目と同じミスを繰り返さないことが大事です。ただ、参考書への書き込みだけでは、間違いが散在するうえ、教科や分野によって参考書も変わるため、包括的に復習することは難しくなります。そこで、ミスをまとめるノートを作ることが有効です。過去に自分がしたミスを、教科別に1冊のノートにまとめることで、重点的に自分の弱点(=今までにしたミス)だけを復習できます。まとめ方や分量などについて、ポイントをこれから紹介していきます。

「黒歴史ノート」

勉強では、一度犯したミスを繰り返さないことが非常に重要で、同じミスを防ぐことが成績UPの近道となります。そこで重要となるのは、過去に自分がしたミスをリストアップして、その分析を行い、正しい答えをインプットする作業です。この作業の効率を挙げる役割を担うのが、「黒歴史ノート」です。

活用例

黒歴史ノートは教科ごとで作成し、1つのミスに対して日付と参考書名、単元名、間違えた要因を記しましょう。ここでは、解き方をすべて細かく書くのではなく、要点、解答導出の方針を、コンパクトにわかりやすくまとめるようにしてください。そうすることで、類似問題にも柔軟に対応できるようになり、応用力も身に付きます。また、黒歴史ノートでは、付箋を活用してミスの分類も行いましょう。付箋は理解していなかった部分に貼り、完璧に理解出来たら外すようにすると、効率の良い復習が可能となります。

効力

模試やテストでは、皆が同じような間違いやミスをします。「以前間違えた問題であることは分かっていても、どこをどう間違えたかや解き方までは覚えていない」という経験は、誰しも一度はしたことがあるはずです。試験では、みんながスルーしがちなミスから出題されるものなのです。そこで、黒歴史ノートの出番です。黒歴史ノートには、今までしたミスがすべてまとめてあります。付箋のついた部分を重点的に学習し、完璧に理解することで、同じミスを防げ、周りと差を付けることがきるのです。黒歴史ノートは意識的に復習できる機会にもなるうえ、復習のモチベーションアップにも繋がり、非常におすすめな復習法です。定期的に黒歴史ノートを見直して、復習を効率化しましょう。

 

学校のノート作りはムダ!?

学校の古文や漢文、英語の授業では、原文をノートに書いたり、単語の意味や訳を調べてくる「ノート作り」が義務付けられていることも多いと思います。しかし、ノートに写す作業だけでは1ミリも理解が進んでいない状態です。達成感だけがあって自己満足で終わってしまわないように注意しなければなりません。

ノート作りの悪循環

学校のノート作りをする際、色ペンをたくさん使ったり、綺麗に書き写すことにこだわりすぎたりしていませんか?学校のノート作りは勉強ではなく、単なる作業です。ですから、それをやっているだけの段階では頭はあまり使われず、1ミリも賢くなりません。ただ、「勉強に関する内容を映しているという1点のみ」から、勉強をしているという錯覚や勘違いだけが生じ、根拠のない達成感が生じているのです。そして、ノートを作ることに満足し、内容理解やインプット、アウトプットなどの本当に重要な部分が蔑ろにされがちです。これがノート作りの悪循環です。

脱ノート作り

まず、ノート作りは作業であり、勉強でないことを肝に銘じましょう。何時間もかけてノート作りを頑張っても、PCならコピペで一瞬で終わる単なる1処理です。ノート作りは勉強でないことを理解し、インプットやアウトプットなどに重点を置いてください。ノート作りをするときは、要点だけを見やすくまとめることに努め、解いたり覚えたりする時間を多く取ることが重要です。

今回は「ノート」をテーマに取って、問題の解き方や復習法、ノート作りについていろいろ紹介しました。勉強ではノートを正しく使うことで、学習や復習がさらに捗ります。ただ、ノートの多用や誤った使い方は逆効果です。今回挙げたノート活用法を参考にして、自分にあった勉強法を試行錯誤して模索していってください。

 

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