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初見問題で点が取れないときはどう対策すればいい??

こんにちは、武田塾水戸校です。

今回は、日々の過去問練習では点が取れていて、参考書も完璧にしているはずなのに、模試など初見問題で点が取れなくなってしまう…というお悩みを抱えた受験生向けに書いていこうと思います。 特に共通テストについては、日大やMARCHの過去問は解けるのに、共通テスト形式の問題は点が取れない、という受験生も多いのではないでしょうか?

共テ対策

共通テストは時間が足りない?

共通テストにおいて、「時間が足りない」という悩みを抱えてる受験生は多いのではないでしょうか。
まず始めに言えることは、時間が足りない生徒の多くは、そもそも時間内に終わるような解き方をしていないことが非常に多いです。
例を挙げると、
・問題文を全部読んでから解いている
・問題文を眺めている時間が多くて手が動いていない
・解けそうで解けない問題に時間をかけすぎて全部解き終わらない
・やった参考書の完成度が低い。「わかった」つもりになっている問題がまだある
などです。

解決策

上で上げた問題点は、次のことをすれば、解決できるものが多いです。

 解き方のルーティーン化

共通テストの予想問題パックなどを用いて、実際の制限時間内に自分がどう時間を使っているかを確認してみてください。 学校の先生や塾の先生に、時間の使い方やどんな作業をしているかを横で確認してもらえるとなお良いです。 次のような解き方のルーティン化がされておらず、解き始めるのに時間がかかりすぎたり、大問1つに使える時間を考えておらず余裕でオーバーする、などの隠れた原因を見つけてもらいやすいです。

(1)数学

【図形問題】
問題の情報から図形をイメージ → 何を使うか考える

 このとき、解いた後の問題冊子を見て、線の引き方、選択肢の選び方、数学の計算式や図形の描画の跡などが適切になっているか(無駄な作業に時間を使っていないか)も確認するようにしましょう。 図形問題で点が取れない人は、図形を描くことができていない。 傍線を引いているが、引いている箇所や理由がよくわからない。 選択肢の切るべきポイントがチェックされていなかったり、明らかに間違っている選択肢が切れていないなどが起こっている。 など解ける人がやっている作業ができていないケースが多々あります。

【公式を使う問題】
公式を正確に覚える → 問題を見た時点で瞬時に何を使うか決められるようにする!

(2)現代文・古文の文章問題
・読み方・選択肢の切り方を決める → 文章から読むのか、設問から読むのか固定する
※ 水戸校では設問から読む方をお勧めしています!
・主語、反語、否定語が出てきたら印をつける
・古文は登場人物に記号をふって登場人物を整理する
など、文章や問題の出方に応じてどう解くか決めておくと良いです。

ルーティーンが固定されてない人→見つけよう!

1. 共通テストの予想問題や、去年の過去問をやってみて解くのにかかった時間を計測する→「解き始めるまで」にかかった時間も計測

2. 悩んでいた時間など、「時間短縮できる部分」はどこなのか?を検討する
使った時間に対して、本当はどの程度の時間でできることで、その時間でできるためにはどこをカットしていけばいいのかなどを見ていくことが必要です。

3. 自分よりデキる友人や先生に解き方を聞く → 自分との「差」を見極めて対策を考えましょう

4. 今までの参考書が初見で点数が取れるように取り組めているかを確認する
解答の丸暗記になっていたり、問題文から情報を読み取ることができない状態になっていたら意味がありません。 今までに進めてきたすべての参考書について、「入試本番で使う」想定で、知識が身につけられているかを改めて確認するようにしてみてください。

「ここまでに書いてあることは実践できているよ!」という人

ここまでに書いてきた内容はもう完璧にできている、という人は、もっと時間を縮められるのにかけている作業に対するリターンが少なかったり、何をするべきかを判断するまでに時間がかかりすぎていたり、やるべきと思ったことが経験不足でずれてしまっている状態になっていることも考えられます。 その状態から脱するために、最終的に答えを出すために必要は何だったか?ということからやるべき作業を逆算し、今かかっている時間から正しい手順でやるとどの程度の時間で終わるようになるのかということを確認するようにしてください。

これからの時期は、共通テストの演習問題やパックをバリバリ解き進めていく時期だと思います。解いて正誤を確認するだけでなく、自分がどう解いていたか、という手順まで含めて見直しと確認を行いましょう。 また、この時に、総合得点と科目ごとの得点、どうやってそれを取れるようにするのかの戦略を立てると今後の学習が非常にやりやすくなります。

参考書は1冊を完璧に仕上げる

最後に大事なことをもう1度確認しましょう。受験直前期になると、学校からも沢山の対策問題集が配布され、ゼミの課題もどっさりでてアップアップになる受験生の姿がよくみられます。さまざま参考書が手元にあると「一体どこから手を付ければ良いのだろう?」と迷ってしまいますよね。

効率よく勉強を進めるには、複数の参考書を同時に進めて「虫食い」の状態にするのではなく、1冊の問題集が完璧に仕上がるまで何度も繰り返し復習することをおすすめします。例えば社会の問題集。正しい選択肢のところだけ見て終わりにするにではなく、他の選択肢についても「これは何時代の人だ」とか「これは何をしたひとか」「この法令はいつごろ、何のために出されたものか」を確認するようにすると、1問から吸収できる問題量が圧倒的に多くなります。

受験直前期でも、1冊の参考書を完璧にする勉強方法にこだわるのは、次の2点に尽きます。

・反復することで基礎学力がより強く固定される
・自分の苦手分野を把握しやすい → 最後に何をやれば受かるかが見えてくる

同じ参考書を繰り返し解いていると、「問題のパターンを覚えてしまう」「同じ問題ばかりで刺激が足りない」などのデメリットも懸念されますが、復習の際に慣れや物足りなさを感じたら1冊を完璧にできたサインだと捉え、自信をもって次の参考書に進みましょう。

 

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