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【私立大攻略】共通テストの点数を上手に活用しよう!

皆さん、こんにちは!

JR南浦和駅徒歩2分の武田塾南浦和校です!

南浦和校外観

 

2024年度共通テスト本番までいよいよ残り一か月を切りましたね。

そろそろ受験直前期として、国立大志望の人は共通テストに向けた学習の総仕上げを、

私立大志望の人も過去問演習に精を出しているころかなと思います。

 

今年度の受験生の大半が受けるであろう共通テスト。

実は、共通テストの点数は国立大学の入試だけではなく、

様々な私立大学の入試で利用できるのを知っていますか?

国立大志望の方も、併願校やすべり止め校を選ぶ際の一つの基準になりますし、

共通テストを切り捨てようとしてる私大本命の受験生もちょっと待って!

本記事では共通テストの点数が活用できる入試体系について、いくつかご紹介します。

 

 

 

「共通テスト利用入試」ってなに?

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「共通テスト利用入試」とは主に私立大一般選抜で、

受験者の共通テストの結果を合否判定のために利用するものを指します。

 

共通テスト利用入試には共通テストの結果のみで合否を判定する「単独型」と、

共通テストの結果と大学独自試験の結果を併せて合否判定する「併用型」の2種類があります。

 

実は共通テストの前身であるセンター試験が導入された

1990年度から「センター試験利用方式」として運用が開始。

2023年度の入試では過去最多、全国で535校もの私立大学が

共通テストの点数を利用できる入試方式を設けました。

 

全体では「単独型」をとる大学のほうが多い傾向です。

また医学系を中心に大学によっては、

共通テストの結果に加えて小論文や面接試験を課すところもあります。

 

 

共通テスト利用の科目数はどのくらい?

私立大の共通テスト利用方式は、

多くの国公立大入試とは異なり5教科が必須ではないケースが多いです。

最メジャーな形態は、文系では英語・国語・地歴公民

理系では英語・数学・理科の3教科を課す方式になります。

そして1教科1科目から5教科7科目まで、多種多様な教科・科目数で実施されていて、

非常に門戸が広いのも大きな特徴です。

 

このように様々な形態で共通テスト利用入試というものは展開されておりますので、

今一度自分が受験予定のある私立大学の「共通テスト利用入試」について、

募集要項を読み返してみても良いかもしれません。

 

 

共通テスト利用入試のメリット

「単独型」における国立大志願者の併願のしやすさ

共通テスト利用方式の大きなメリットの一つとして、

特に共通テストに注力している国立大志願者であれば、「単独型」共通テスト利用入試を選択すれば、

新たにその大学独自の対策をするのに時間を割かなくてよくなるという点。

そして大学が設ける基準よりも高い得点を取ることが出来た場合、

その時点で複数大学・複数学部の合格を手に入れることに直結します。

 

また私大専願の受験生であっても、共通テストの点数のみで多数の大学に出願可能ですので、

大学ごとの個別試験対策の負担が大きく軽減されるのです。

試験中

 

一般選抜と併願することができる

同じ共通テストの点数で複数大学・複数学部に同時に出願が可能なのも大きな強みです。

同大学に志望学部が二つ以上ある場合や、

第一志望の学部が共通テスト利用入試の枠を設けている場合、

単純に出願回数が増えるわけですから、その分合格する確率も向上するというわけです。

 

「併用型」の大学独自の問題は一般方式の問題を利用している大学もあり、

一般方式と「単独型」の両方に出願すれば、

併せて「併用型」にも出願したことになるような大学もあります。

 

得意科目を生かすことができる

先に紹介したとおり、

共通テスト利用入試では必要な科目数やボーダーが大学ないしは学部によって大きく異なります。

国語で古典(古文、漢文)が不要で現代文のみを課すとか、

英語でリスニングが不要でリーディングのみを課す大学も少なくはありません。

また「併用型」の場合、自分が共通テストで受験した科目から、

最も高得点であった数科目の点数を大学側が利用してくれる入試方式もあります。

 

特に自信のある教科や共通テストで高い点数の取得が見込まれる教科が自分の中にある場合、

それを積極的に活用できるのも大きな利点です。

 

受験費用を抑えられる

通常の私立大学の一般選抜は、受験料として1学部あたりおよそ3万~3万5,000円がかかります。

これが受験する学部ひいては大学の数だけ嵩むこととなります。

 

それに比べて共通テスト利用入試は、1学部あたり1万5,000~2万円と安価に抑えられています。

さらに最近では同学部もしくは同大学内で併願した数だけ受験料を割り引いたり、

無料にする大学もあります。

こちらも大学ごとに大きく異なりますので、詳細は各大学の要項を確認してみてください。

 

 

共通テスト利用入試のデメリット

一方で共通テスト利用入試には次のようなデメリットもあるので注意が必要です。

 

一般選抜よりも高倍率なところがほとんど

まず共通テスト利用方式の募集人員は大抵一般方式よりも少なく、

志願倍率(募集人員に対して出願した人の割合)がかなりの高倍率になるということ。

 

それにつれて合格点数のボーダーも上がりますので、

有名私大などはそれなりの高得点を獲得しなければ合格に届かない場合があります。

ですが共通テスト利用方式は国公立大や他の私立大学の共通テスト利用方式との併願者が多いため、

合格しても辞退する割合が高い傾向にあります。

 

そのため共通テスト利用入試では

入学者確保のために合格者数を募集人員より多めに出すことが特徴でもありますので、

出願にあたっては過去の志願倍率に高さを気にしすぎないことも重要です。

 

確実な点数での出願ができない

多くの私立大では共通テスト利用方式であっても、

共通テスト本番の日程よりも早い日が出願締切日となる「事前出願」が主となっています。

したがって、国公立大のように共通テストの自己採点結果をもとにした出願ができないケースがほとんど。

そのため年内の模試等や過去問演習で自分の得点率を確認し、

本番での予想得点をもとに出願校を決定する必要があるので注意が必要です。

 

一方で2月中旬以降の募集日程では、

共通テスト受験後に出願締切日が設定される「事後出願」を設ける大学も少なくはありません。

この場合、各自の自己採点結果や予備校などが分析したボーダーラインを参考に出願することが可能です。

しかし、データに基づく出願が行われるため、

同じような成績の傾向を持つ受験生の募集が集中してしまい、

結果として前半期よりも高倍率となる傾向があります。

 

 

まとめ

いかがったでしょうか?

今回は意外と見落としがちな共通テスト利用入試について紹介しました。

本ブログの内容を、ぜひ自分の受験にも活かしてくださいね!

 

 

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