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【受験生ラストスパートの冬】赤本の正しい勉強法とは!!

皆さん、こんにちは!

JR南浦和駅徒歩2分の武田塾南浦和校です!

南浦和校外観

ついに受験生の皆さんは冬休みに突入したことだと思います。

この冬、何をメインに勉強していくのか、それは赤本で決まりでしょう。

しかし!この赤本、ただその大学の問題を解くだけといった、使い方をしていると全く力がつかないかも知れません。

大学入試2023

それでは今回は、そんな取り扱い注意な赤本の使い方について、改めて解説していきます!

 

そもそも赤本とは

ご存知の方も多いとは思いますが、赤本とは、教学社が出版している大学入試の過去問題集のことです。

表紙が赤い色をしているため「赤本」と一般的に呼ばれています。

 

赤本のほか、駿台予備学校が出版している「青本」や、

河合出版が出版している共通テストの過去問集

「黒本」も受験勉強時には活用されています。

青本 早稲田

 

黒本

 

赤本は、1冊の本に大学の学部ごとの過去問が数年分まとめられており、

問題や解答・解説のほかに、大学の概要や出題傾向、対策法などが収録されています。

 

赤本は、全国の書店やオンライン書店で購入可能です。例年、5月中旬から順次発売されます。

また、過去の年度の赤本まで遡って志望校対策がしたいという人は、

メルカリや古本屋などでも探してみてください。

 

赤本を使った演習

ここからが本題です。

まず、赤本が入試対策で重要視される理由は、

志望校の出題傾向を掴むための一番の勉強方法とされているためです。

過去問の演習をして、出題の仕方や配点などテストの傾向を掴めば、対策がしやすくなります。

また、実際の入試問題に慣れ、本番当日の解答の流れなどを把握し、

自信を持って本番に挑むためにも、赤本の演習は欠かせません。

では赤本はどう活用すべきなのか、取り組む適切な量など以下に紹介していきます!

 

実際の試験時間通りに解いてみる

時計 いらすとや

まず、実際の試験時間で赤本の問題を解いてみましょう。

タイマーで時間を測りながら、実際の入試を想定して問題を解き、解き終わったら丸つけをしていきます。

時間を決めて問題を解くことで、自分の現状の実力を把握できるでしょう。

その中で、「もっと時間があれば解けたのになー」となる人が多いと思います。

このように本番同様の制限時間を設けて演習することは、

「どの問題を解く時間は短縮できた」や、「どの問題にはも少し時間をかけるべきだった」などの、

試験本番での立ち回りをのイメージを固めていくうえで非常に重要です。

 

また、解く赤本の量の目安ですが

まず、大切なことは、何年分解くかよりも、合格点を取れる実力にあるかどうかです。

合格点を大幅に下回るようでしたら、他の参考書での学力再養成が必要ですし、

合格点以上を取れるようであれば、さらなる赤本演習を積み、

どうすればさらに得点できるかの研究に努めましょう!

赤本は新しいものから順に解き、過去の年度に遡っていきましょう

 

赤本を解いた後の復習

必ず問題の解き直しをして、全ての問題が完璧になっている状態に仕上げます。

出来なかった問題、その内容を分析し、今後の課題を出す。

しかし!ここで注意なのが赤本の解説は薄くあまり当てにならないということです。

作成者側が比較的簡単と判断した問題などには、解説すら乗っていないこともあります!!

ですから、赤本の復習の際にはその他の参考書が欠かせません!!!

 

 

課題を見つけたのち、何から復習に取り掛かればいいかまで明確にしましょう。

また、その復習のためには何の参考書を使うかまでも考えられると理想的です。

 

基礎に不足を感じたなら→基礎(単語や文法など)の埋め直し

特定の問題形式などに苦戦したなら→〇〇大の英語、国語などの、各大学特化参考書を解く

テーマへの理解不足や、時事知識の不足を感じたら→

最新テーマを扱った参考書、時事問題対策を目的とした参考書に取り組む

 

このように、復習できると良いですね。

 

 

実際の塾生の赤本ノートを公開!

ここまで、一通りやり方にフォーカスしてみてきました。

実際に見てみたくないですか?

見ないとぶっちゃけ正解がわからなくないですか?

そんな方のために、武田塾南浦和校の元生徒さんの赤本ノートをご覧ください!

赤本ノート

※実際に書いてあるものを利用しているので、多少読みづらい点があるかと思いますが、ご了承ください。

 

解答の根拠から想定される細かい自身の弱点

まず左側からご覧ください。

こちらは、解答欄になっていますね。

ポイントは、間違いの根拠を記載してあるということです。

例えば、大門1の問1では、解答した横にessential to / for N

と記載されています。

これは、「essential toのあとに名詞がくることを知っていれば解けた」

という課題になります。

ここに+αするならば、

単語帳などを確認し、さらに分析を深めるのが良いでしょう。

 

実際、「essential」はシステム英単語であれば537番に記載されており、

レベルでいうと、Stage1(使用頻度の高い必須の英単語)として扱われています。

そこで対処すべきはなぜ間違えたか。

単語テストを1-600で行い、忘れていたことはないかの確認をしたり、

例文のほうを隠して暗記を再度してみたり、

ミニマルフレーズを確認したり、と対策をしていくことになります。

 

ここまでをまとめると、

①解答欄の横で間違えた根本原因を見つけ出す。(ここがわかれば解けたはず、というポイント)

②原因究明のために、各参考書を漁る。

③参考書に記載がある場合、そこのどこに不足点があったかを考える。

④その範囲を再度復習する。

 

実際に解いてみての所感・傾向から全体的にすべき対策を列挙

続いて右側です。

まずは一番上の目標正解率と実際の正解率のギャップを確認します。

そこで、設定した目標に対して

あと何点足りないのかどこを伸ばせば取れるか、具体的に検討します。

 

そして次に出題分野や形式、特徴などをまとめます。

赤本に書いてあるじゃん、と思う方もいるかといるかと思いますが、

この方は、時間配分までされてますね。

最悪赤本ノートに直接書き込みでもよいですが、多分書いちゃった方が楽だと思います。笑

 

ここからが重要!!

実力分析と対策です。

まず実力分析の章では、解いた感想を書きます。

①全体的な時間配分

②落ち着き具合

③解答のパターン

など、まだまだあると思いますが、とにかく受けたときの状態を率直に書きます。

これが、本番で直結する対策になります。

 

そして具体的な対策として、

上記の実力分析や、得点率、解答の根拠などを総合的に判断し、

今後の対策案を検討します。

 

ここですべてが終了、という流れです。

ここまでして初めて赤本を使いこなしていると言えるでしょう。

 

 

まとめ

今回は赤本について解説しました!

どのタイミングで赤本に取り組めばいいかわからない人、

赤本を取り組む時期にも入り、さらに綿密な勉強計画を立てながら勉強したい人などなど、

なんとしてでも志望校に受かりたい受験生はぜひ一度、

武田塾南浦校での無料受験相談にお越しいただき、

受験についての様々な不安について一緒に考えましょう!

 

 

無料受験相談にお越しください!

皆さんは、今の勉強法に満足はしていますか?

 

〇毎日継続して勉強ができない

〇いつまでにどの参考書を仕上げればいいかわからない

〇やっている勉強法が正しいものかわからない

 

など誰しもが一つは悩みがあると思います。

「因果律」なんて言葉でも表現されますが、

物事のすべての事象には必ず原因がある、と言われています。

 

実際に自分の勉強法が正しいか見てほしい、

他分野、他科目についての勉強法も知りたい!という人は、ぜひ無料受験相談にお越しください!

 

武田塾では、高1高2含む、すべての受験生に向けた無料受験相談を実施しております!

 

受験はゴールは一緒ですがスタート地点はバラバラです。

これはデメリットのように思えるかもしれませんが、これを読んでいるあなたはわかりますね?

 

今、この瞬間から、スタートしましょう!

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