校舎長の瀬野です。
武田塾では週に１回必ず確認テストを行い、そのテスト結果で次の週の課題が決まるのですが……
「どうしても英単語が覚えられません……」「古文単語はどう覚えればいいんですか？」といった情けない声を耳にするようになりました。
誤解のないように説明すると、武田塾では暗記の仕方や１週間の学習の進め方は入塾の際にレクチャーしています。だから、学習時間さえ確保出来れば、必ず覚えられるはずなんですが……。
今日は暗記に苦しんでいる人へ簡単なアドバイスをしていきます。
暗記の基本は「反復」！
暗記するうえで意識したいことは「反復」です。何度も繰り返し覚えることで、脳にしっかりと定着させることが出来ます。
テレビでよく耳にするフレーズなどは、暗記しようと思っていなくても、自然に覚えているはずです。これは何度も繰り返してそのフレーズを聞いているだけです。また、テレビは「映像」や「ストーリー」「音楽」などが複合されているため、より強く印象に残りやすくなっています。
１度覚えたことでも３日や１週間も経つと、すぐに忘れてしまいます。受験勉強で学ぶことを、１度だけで覚えられる人はいません。「１度勉強したからＯＫ」と考えるのではなく、何度も繰り返して暗記することを意識しましょう。
完璧主義にならない！
英単語・古文単語・社会用語……など、受験勉強で覚える必要のあることはたくさんあります。ひとつひとつをじっくり覚えると、なかなか最後まで終えることが出来ません。
そのためには多少の抜け落ちは気にせず、どんどん覚えることをお勧めします（ちなみに武田塾の確認テストは８０点で先に進めます）。こうしてテキストの１周目を終わらせると、確かに記憶の抜けはあるものの、全体像を把握することが出来ます。
「木を見て森を見ない」という言葉があります。これは「細かいことにこだわらず、全体を見ることが大切」ということです。
この言葉が示すように、全体像を知ることで「それぞれの項目がどのようにつながっているか」が見えやすくなります。すると自然にひとつひとつのことを覚えやすくなります。記憶を重ね塗りするように、最初はさっと終わらせて、そこから細かいところを補強していきましょう。
※明日に続く……
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