こんにちは、武田塾松井山手校です！
物理が苦手で基礎が身についていない人は多いのではないでしょうか。
特に力学の基本法則などが分からないまま問題演習をしている人は、
他の分野含めてなかなか上達できなくなってしまいます。
そこで今回は、物理が苦手な人に向けて、
基礎からしっかり身につけられる勉強法を解説していきたいと思います。
基礎から身に着けるための勉強方法
物理の特徴を知ること
物理という教科そのものの特徴を知ることが大切です。
物理は生物や化学といった他の理科科目と比べて、
より数学に近い科目だということを認識する必要があります。
つまり物理では様々な法則や式があり、それらを理解したうえで、
実際にその式を活用して問題を解いていくことが基本的な学習方法になります。
したがって、丸暗記系の学習というよりは、理解系の学習が中心になります。
こうした物理の性質を理解しておくことが勉強法の第一歩です。
基本法則の徹底理解
その上で特に大切なのが、物理の基本法則をしっかりと理解することです。
例えば、運動方程式やエネルギー保存の法則などの基本法則をただ暗記するだけでなく、
その理屈や背景をきちんと理解する必要があります。
これらの基本法則こそが物理学習の土台となる部分だからです。
具体的には、教科書や参考書を丁寧に読み、
その説明部分を一言一句抜かさずに理解するように心がけましょう。
わからない用語があれば必ず調べておきます。
理解できたかは、その用語を自分の言葉で人に説明できるかどうか
を基準にすると自分で判断しやすくなっていいと思います。
こうした基本的な理解があってこそ、応用的な問題解決力が身についていきます。
毎日の徹底的な演習がカギ
さて、法則の理解と暗記をしたら、次は毎日きちんとした時間を取って、
基礎問題から徹底的に演習していくことが大切です。
基礎が身についていなければ、なかなか応用問題には手が出せません。
ゆえに、基本中の基本から着実に実力をつけていけるよう、
粘り強く取り組むことが不可欠です。
具体的な進め方として、まず講義系の参考書や教科書を読んで、
物理現象や公式をある程度頭の中でイメージできるようにします。
そして問題集の基礎問題に取り組み、一つひとつ確実に仕上げていきます。
特に、解き方がわからない問題があった場合は、必ず解説を読み、必ずやり直しして解けるようにしておきます。
こうした基本中の基本の定着が大切です。
単元ごとに演習する
勉強していく中で大切なポイントとして、
「力学」「電磁気」「波動」「熱力学」「原子」の単元ごとに仕上げていくのがおすすめです。
例えば、講義系の参考書の「力学」の範囲を読み終わった時に
次に「電磁気」の講義に進むのではなく、
「力学」の理解度を高めるために演習をする。
といったようなことです。
関わりはあるものの、比較的独立して学習することが出来ます。
講義系で読んだ内容が頭から消えていってしまう前に、
それを定着させるためにも演習は不可欠です。
太字の「力学」「電磁気」が多くの大学で頻出なので優先的に仕上げていきましょう。
このように、物理の基本法則の理解から応用力養成まで、基礎から着実に積み上げる勉強法が大切です。
毎日の演習と復習を怠らずに、基本を強化すれば、着実に実力がついていくはずです。ぜひ取り組んでみてください!
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