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【どっちにする?】国公立大学と私立大学の違いをご紹介!

 

受験生のみなさん、こんにちは!

武田塾松井山手校です。

 

今回は志望校選びに悩んでいる受験生の皆さんに向けて、

国公立大学と私立大学の違い

さまざまな項目で比較していきたいと思います。

 

最近生徒さんから

『学校では国公立を目指すのが当たり前になっている』

などの話を聞くことが多いです。

 

そのような環境では先生や周りの目を感じて

私立を目指すと言いにくいこともあります。

 

ですがそういったしがらみは関係なく、

みなさんにとって最適な志望校を見つけてもらえたらうれしいです。

 

 

学費

 

令和3年の文部科学省の調査による学費(1年分)の平均額を比べると

 

国公立大学:536,363円

私立大学:930,943円

 

※私立大学は大学や文系・理系や学部の違いによって学費が異なります。

おおざっぱに言うと、理系よりも文系の方が安いことが多いです。

 

 

費用を重要視する方は

実際に大学のホームページなどを覗いてみて、

かかる費用を計算してみましょう!

 

場合によっては、

国公立大学に通って1人暮らし(家賃含めて)するよりも

自宅から私立大学に通った方が安い(交通費含めて)

ことがあります。

 

 

研究

主に理系のみなさんが関係してくることですが、

基本的に3~4回生以降・大学院に進むと研究室に所属して、

それぞれ研究をすることになると思います。

 

研究資金

 

基本的には研究資金があるほど、

研究活動の充実につながります。

 

研究資金のすべてにはなりませんが、

国から各大学へ配分される科学研究費補助金について文部科学省のデータを見てみました。

 

上位20校の中で、

 

国公立大学18校

私立大学2校

 

という結果になりました。

 

研究にかけられる資金力では国公立大学が有利と言えます。

 

 

教員1人に対する学生数

 

こちらを比べると研究の時のフォローの手厚さを

間接的に測ることが出来ます。

 

少なければそれだけ学生一人ひとりに教員の目が行き届きやすいと言えるでしょう。

 

おおよその値になりますが、

各大学の(全学生数)÷(全教員数)で計ったところ、

 

国公立大学で教員1人あたり、学生が6~20人10人前後が多い)

私立大学で教員1人あたり、学生が25~40人30人前後が多い)

 

となりました。

 

研究室で測ったわけではないためあくまで参考程度ですが、

教員の支援が行き届きやすい環境なのは

国公立大学の方だと言えます。

 

 

まとめ

 

『研究資金』『教員1人に対する学生数』のどちらを見ても

国公立大学が優勢でした。

 

また上の結果から『生徒一人あたりの研究費用』も

国公立大学の方が基本的に大きくなるはずなので、

理系で研究を重視する人は国公立大学を目指すのがいいと思います。

 

 

ただ、研究室配属も学部4年生からのところが多いので、

大学院に進むのであれば

私立大学→国公立大学の大学院

というルートもいいと思います。

 

 

就職

就職率に関しては甲乙つけがたいです。

 

就活のエントリーシートの書き方や面接対策などの就職支援に関しては

国公立私立関係なく実施してくれる大学が多いです。

より手厚いサポートをウリにしている私立大学もあるようです。

 

 

ただし有名企業、いわゆる大企業へ就職する学生の比率では

国公立大学が有利という結果が出ました。

 

有名企業400社に就職した人の出身大学を

ランキング形式で調べたところ

上位20校中、

 

国公立大学15校

私立大学5校

 

という結果になりました。

 

国公立大学の総数は私立大学に比べて3分の1程度なので、

これは圧倒的といえるでしょう。

 

 

さらに詳しく知りたい方は↓のリンクへどうぞ

【就職に強い大学ランキング!】大手企業への就職率が高い大学は?

 

キャンパスライフ

少し個人的な意見になってしまいますが、

私立大学の方が充実しているイメージです。

 

有名な国公立大学と有名な私立大学の立地を比べた時に

私立大学の方が市街地に近い場所にあることが多いためです。

 

もちろん立地だけで決まるわけではなく、

各大学の雰囲気

所属したい組織(部活動サークル

によっても変わりますので、それぞれ調べて比較してみましょう!

 

 

入試方式・難易度

国公立大学

 

国公立大学の一般試験は前期・中期・後期の3日程があります。

 

中期・後期の日程で受験可能な大学が少ないため

難易度が高くなる傾向にあります。

 

各日程で『共通テスト』『個別試験』の2つ

を利用して合格判定をするところが多いです。

 

上の2つの試験は1度ずつしか受けられないので、

受験回数(チャンス)は少ないです。

 

また、共通テストで最大9科目の受験が必要になるので、

どの科目でもバランスよく得点を取る力が要求されます。

 

あくまで例ですが、

3年生になるまでにいくつかの科目の基礎が出来ていて3年生になってもいろいろな科目をやる余裕がある、

という人が国公立大学に向いていると思います。

 

必要科目数が少ない国公立大学もありますので気になる方は↓の記事をご覧ください。

【共通テスト3教科で受験可能!】関西圏の国公立大学を徹底解説!

 

私立大学

 

私立大学も一般試験は前期・中期・後期やA日程・B日程・C日程など、

日程が複数に分かれていることが多いです。

 

さらに一般試験のみ、

共通テストのみ、

共通テスト+一般試験、

外部試験(英検など)+一般試験

など多様な入試方式が用意されています。

全ての日程を合わせると5~10回受験することができる大学も多いです。

併願も含めたらほぼ無制限で受験可能なので、

チャンスの多さでは私立大学の圧勝といえるでしょう!

 

 

科目は3科目以下で受験できる大学がほとんどで、

その分高水準で得点することが必要です。

 

3年生になって初めて本格的に受験勉強を開始する人でも、

少ない科目に勉強時間を集中させることが出来ます。

 

 

難易度比較

 

科目数が違うため国公立大学と私立大学では偏差値などで単純な比較をすることが出来ません。

 

ただ、例えば同じ偏差値の私立大学と国公立大学を比べた場合、

科目数の面で国公立大学の方が難しくなるのは間違いないと思います。

 

時間がなくて悩んでいる方は、

教科を絞って私立大学を第一志望にした方が有名大学合格には近づくと思います。

 

 

 

主に一般入試の話をしましたが、

他の入試方式について知りたい場合は↓のリンクからお願いします。

【知っておこう!】国公立大学と私立大学の受験は何が違うの?

 

さいごに

いかがだったでしょうか。

国公立大学も私立大学もそれぞれいいところがあって、

何を重視するかで選択も変わってくると思います!

 

志望校選びで迷っている人は、

何を重視するかもう一度考えてみてください。

 

 

 

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