こんにちは!
武田塾松井山手校です!
今回は立命館大学の英語入試の攻略法を各大問ごとにお伝えしていきたいと思います。
立命館大学といえば、関西の大学生に大人気の関関同立と呼ばれる難関私立大学の一つですね。
もちろん問題は比較的難しいですが、きちんと対策をすればその分点数が取れるようになります。
しかも全学部同じ出題形式なので、一度対策をしてしまえばあとは楽ですよね。
立命館大学を志望する方はぜひこの記事を参考に対策をして、実際に合格を勝ち取ってください!
立命館大学の英語入試の出題形式
試験時間
試験時間は80分です。
同じ関関同立の関西大学や同志社大学は、長文形式(語数も)が多く時間が足りなくなる人が多いですが、その2つに比べると比較的時間は余裕があります。
しかし、それでも産近甲龍レベルの問題をやった後に初めて立命館大学の過去問に取り組むと、長文1つが長く『時間が足りない』と感じることがあると思います。
そんな時は「武田塾式シャドーイング」をおすすめします。
『武田塾式シャドーイング』は文章を見たまま行うのが特徴です。
「速読英熟語」「速読英熟語CD」のセットが音声の速度が速く、その速度に合わせて読解の練習ができるのでおすすめです。
入試まで時間がない場合は、「大学入試英語長文ハイパー
音声の速さで訳せるようになるまで繰り返しましょう。
大問構成
大問は全部で5問あります。
英語(120点)
第1問:長文総合問題(29点)
第2問:長文総合問題(31点)
第3問:会話文問題(16点)
第4問:文法・語法問題(24点)
第5問:語彙問題(20点)
※()内は2020年度の配点となります。
関西学院大学と同様、文法問題が独立した大問として出されるのが大きな特徴です。
また、全学統一方式 ・ 学部個別方式 ・ 後期分割方式 などのどの日程でも、この形式で出題されています。(2020年度時点での情報)
解答形式
記述式問題がある同志社大学と違って、全問マークセンス方式です。
各大問ごとの攻略法
大問1 長文総合問題
大問1は800字前後の長文読解問題です。
構成は
①4択の本文内容読解問題
②本文のタイトルやテーマを選ぶ問題
③英文に対して『一致する』・『一致しない』・『どちらとも判断しかねる』の3択を選ぶ問題
①と②は一般的な問題ですが、③は独特な問題と言えるでしょう。
①と②に関しては、どの英語長文の対策問題集にも似た形式の問題があるので、そちらで対策をしましょう。
②のタイトル問題は参考書に毎回あるとも限らないので、答え合わせ前に自分で英文にタイトルをつけ、解説の日本語訳を見てそれが妥当だったか検討する練習をするといいと思います。
レベル的には「大学入試英語長文ハイパー
※上の参考書に取り組むのは産近甲龍レベルの長文で7~8割取れるようになってからにしましょう。
③はやっかいで、普段の正誤問題(〇×問題)の正(〇)の部分が『一致する』に対応し、誤(×)の部分が『一致しない』と『どちらとも判断しかねる』の2択に分かれます。
詳しく言うと、
『一致する』・・・本文に書いてあること、または本文に書いてあることの言い換え
『一致しない』・・・本文に書いてあることと違うもの
『どちらとも判断しかねる』・・・本文に全く書いていなくてわからないもの(不述)
という認識を持つことが大事です。
そのため立命館大学を受けると決めたなら、いつもの参考書演習で正誤問題が出てきたときはただの×ではなく、
本文中に根拠があって×なのか
本文中に書いてなくて×なのかをきちんと分ける練習を普段からするべきです。
書いてないものは△や□などの記号で自分なりに区別して、解説の日本語訳などで本当に書いてなかったのか確認しましょう。
大問2 長文総合問題
大問2も800字前後の長文問題です。
構成は
①空欄補充問題(4択か5択)
②代名詞や語句の意味を4択から選ぶ問題
大問1とガラッと変わっていますね。
また大問1と違って全文読まなくても解けることが多いのも特徴です。
①も②もいろいろな長文問題で似たような問題があるので、それで演習をして精度を上げていくといいです。
①の空欄補充は問題数が8問と多く、意外と苦手にしている人が多いです。
間違いを分析したところ、消去法に頼って2択にしか絞れず、それを空欄に入れるとどちらも良さそうなので50%で間違いをひいてしまうというパターンが多かったです。
そのため、消去法だけに頼るのではなく、積極的に自力で空欄を埋める練習をするといいと思います。
具体的には、選択肢を見る前に日本語でもいいので、どのような言葉が入るのか自分で考えるのがいい特訓になります。
②も消去法以外の武器も用意したいので、①の特訓方法と同じように『どういう意味で使われているのか』『この指示語は○○を表している』など選択肢を見る前に自力で考えるのがいい練習になります。
あとは空欄や下線部の前後をしっかりと読むなどの原則を意識すれば、どんどんスピードと精度は上がっていくと思います。
マーク式の問題ではありますが、選択肢のない記述式のようなアプローチで攻略していくのがおすすめです。
大問3 会話文問題
大問3は10個の選択肢から4つの空欄にあてはまる会話文を入れる問題です。(それが2つあって計8問)
一つのまとまりに対して会話の流れを日本語に訳しながら追っていくのがセオリーですが、ダミーが10個中6個もあるのが特徴です。
対策として、
まず基本的な会話の定型文を覚えること。
これは「NextStage」や「Vintage」などの文法問題集の会話表現の章を完璧になるまで繰り返すのが一番の近道です。
それが終わった後に過去問などで演習するようにしましょう!
次に、ダミーに惑わされないように消去法に頼るのではなく、選択肢を見る前に自分で『こんな内容が入るんだろうな』と予測する練習を積むことです。
過去問だけでは演習が足りない、という人には「英会話問題のトレーニング」をおすすめします。
少し形式が違っても立命館の形式を想定して、上に書いたような攻略法を実践するようにしてください。
大問4 文法・語法問題
大問4は一般的な文法・語法の空所補充問題です。
先ほども挙げた「NextStage」や「Vintage」などの文法問題集を完璧になるまで繰り返しましょう。
完璧になったら、入試と同じランダム出題の「英文法ファイナル問題集 標準編」に取り組めば演習量はばっちりです。
あとは
「英文法ファイナル問題集 標準編 第1回」→間違えた分野を「NextStage」や「Vintage」で復習→「英文法ファイナル問題集 標準編 第2回」→間違えた分野を復習・・・の繰り返しです。
詳しい勉強法についてはこちらをご覧ください。
大問5 語彙問題
大問5は語彙力が問われる問題です。
①単語の空所補充
②下線部の類語選択
の形式で出題されています。
①の空所補充は単純に単語・熟語をきちんと覚えているかが問われます。
スペルが似ているなど、紛らわしい単語も選択肢に含まれてくるので、覚える段階できちんと整理しておきましょう!
英単語の覚え方はこちら
②の類語選択問題ですが、こちらも単語をきちんと覚えることが原則になりますが、それだけだとだまされてしまうような選択肢が存在します。
「選択肢を見たら正解っぽいのに、文に目を通したらその意味じゃなかった」ということも起こりうるので、きちんと問題文を読むように心がけましょう!
合格のための目標点
おおよその目標点の目安として、
英語が苦手な人で70%以上
英語で稼ぎたい人で85%以上
くらいほしいです。
85%くらい取れたら他の科目がうまくいかなくても合格ラインに立てると思います。
産近甲龍レベルの実力がついたときに一度立命館大学の過去問に挑戦してみてください。
採点後にこの記事の大問ごとの対策を見返し、自分がどこを苦手としているのかきちんと把握して、目標の点数まで上げるためにはどこを正解するべきだったのか考察しましょう!
また、文法の知識と長文読解力の両方がバランスよく身についていないと、7割・8割に到達することは難しいです。
立命館英語攻略法のまとめ
大問ごとに攻略法を考えていきましたがいかがでしたでしょうか?
・ほとんどの問題が参考書で対策できるが、一部独特な問題が出る
・選択肢がだまされやすい内容になっているので、記述式のような解き方も身に着けるのがベスト
以上が攻略法のまとめになります。
この記事を参考に立命館大学で合格を勝ち取ってくれたらうれしいです。
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